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今日のおじさん、なに食べました? (仮)

妻の料理と、おじさんの毎日の記録です。ほんのり工学テイスト。

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生後7ヶ月・離乳食のギモン!白身魚からはじめるのは、なぜ?
 長女が生まれた2011年、1年間の育休をとりました。はじめての育児では、分からないことばかりでした。例えば、「離乳食」では、どんな順番に食材を与えれば良いか?など。不思議なことに、2人目以降の離乳食では、そんな疑問が思い浮かぶことはなかったのです。
 そんなわけで、「今日のおじさん・アンコール」は、離乳食の「魚の与え方」についてです。最初は「白身魚」から始めるのが良いと言われますが、どんな根拠があるのでしょうか? (2011/9/21初出)


【今日の料理工学・アンコール】 なぜ白身魚を先に与えるか?~離乳食の気がかり
 前回は,赤身魚と白身魚の違いについて,調べました.厳密な定義は見つかりませんでしたが,赤身魚と白身魚は,次のような区別で,おおざっぱには間違いなさそうです.
 ・赤身魚:ミオグロビンが,比較的多く,肉が赤っぽく見えるもの.
 ・白身魚:ミオグロビンが,比較的少く,肉が白っぽく見えるもの.
 ミオグロビンは,筋肉の中の赤色のたんぱく質で,酸素を蓄える機能を持ちます.


★離乳食は白身魚から?
 そもそも,なぜ赤身魚と白身魚について調べたかと言うと,「離乳食」の与え方で,次のような記述が,よく見られるからです(例えば[1]).
 ・白身魚:初期から与えられる.
 ・赤身魚:白身魚に慣れて,中期に入ったら与えてOK.
 ・青魚 :白身魚,赤身魚に慣れてきた,後期が無難.
 ここで,初期=生後5~6ヶ月,中期=7~8ヶ月,後期=9~11ヶ月,だそうです.
[1]今田監修;これで安心 離乳食大事典,成美堂,(2002)


 つまり,離乳食では,次の順に与えることが,推奨されているようです.
 1)白身魚
 2)赤身魚(青魚を除く)
 3)青魚

 なお、「青魚」とは,やはり厳密な定義はありませんが,赤身魚のうち,背が青く小型ものを指すようです.例えば,アジ,イワシ,サバ,サンマ,などです.


★なぜ,白身魚が最初なのか?
 では,なぜ,白身魚→赤身魚→青魚の順に与えるのが良いのでしょうか.書籍やネット情報を調べてみると,以下のような理由が見られました.ただ,「これ」といった,確実なものは無いように見受けられます.
 a)脂質が少ない順に与える.
 b)アレルギーを起こしにくい順に与える.
 c)味にクセがない順に与える.
 d)軟らかくて食べやすい順に与える.

 これらの理由の信憑性を,順に検討してみます.


a)脂質が少ない順に与える?
 「食品標準成分表」[2]を用いて,赤身魚と白身魚に含まれる脂質を調べました.結果を図1に示します.いずれも,生魚の可食部100g中の含有量です.
[2]文部科学省;日本食品標準成分表2010
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/houkoku/1298713.htm
<図1>
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※補足:マグロはビンナガマグロ,カジキはメカジキ,アジはマアジ,イワシはマイワシ,サバはマサバ,カマスはアカカマス,フグはマフグ,タイはマダイ養殖,タラはマダラ,アナゴはマアナゴ,アンコウはキアンコウ,カレイはマガレイ,ヒラメは養殖,サケはギンザケ養殖,ウナギは養殖,の値を使用.

 この結果から,全体的な傾向としては,確かに白身魚のほうが脂質の量が少ないようです.また,青魚は,脂質が多い部類のようです.しかし,白身魚でも,脂質の多いものはあります.逆に,赤身魚でも,脂質の少ないものは少ない.整理すると,
 ●脂質の少ない白身魚:
  アンコウ,タラ,フグ,メルルーサ,カレイ,シラウオ,ヒラメ,ホッケ
  ※メルルーサは,白身魚フライに多く用いられる深海魚(タラの近縁)です.
 ●脂質の多い白身魚 :
  ウナギ,ギンダラ,サケ,タイ
  ※ギンダラは,タラとは生物学的には遠い,大型深海魚です.
 ●脂質の少ない赤身魚:
  春カツオ,マグロ,アジ
  ※春カツオは,いわゆる「初ガツオ」,秋カツオは「戻りガツオ」です.
 ●脂質の多い赤身魚 :
  サンマ,ブリ,イワシ,サバ

 上述から分かる通り,脂質を避けたいのならば,白身魚を避けるのではなく,脂質の多い魚種を避けるべき,と思われます.実際的には,脂質の少ない魚を記憶しておき,その魚を選ぶのが良さそうです.ただ,タラ(脂質少ない)とギンダラ(脂質多い)など,名前が紛らわしいものがあるので,注意が必要です.

 また,そもそも,離乳食の初期には,なぜ脂質が少ない方が良いのでしょうか?
 体に負担がかかる,ということならば,脂質よりも,たんぱく質の方が,負担になりそうな気もします(腎臓に負担).さらに,粉ミルク(森永ドライミルク はぐくみ)の成分表示から,ミルク1回分=200cc(粉ミルク26g)中の栄養成分は,次のようになります.
 ・たんぱく質:3.0g
 ・脂質   :7.0g
 ・炭水化物 :14.6g
 つまり,ミルク(または母乳)には,かなりの脂質が含まれているようです.こうしてみると,脂質は制限するべきではなく,むしろ積極的に採るべき栄養素だという気もします.
 同量の脂質を,魚から採ろうとすると,以下の量が必要です.
 ・白身魚(ヒラメ):190g
 ・赤身魚(ブリ) :40g
 一方で,一食の目安量(中期)は,「魚:10~15g」とされています[3].つまり,ミルク1回を白身魚の離乳食に置き換えてしまうと,脂質の不足が懸念されるのです.
[3]堤監修;離乳をはじめましょう(パンフレット),東京法規出版
 ただ,離乳食を開始すると,カロリーの大半を「ご飯(おかゆ)」から摂取します.したがって,摂取カロリーという意味では,脂質が少なくても,問題ないのかもしれません.むしろ,脂質によって,カロリー過多になるのが心配なのかもしれません.(※後に検討した結果、カロリー過多になる心配は、少なそうです。離乳食における脂質の摂取の重要性は、こちらの記事。


b)アレルギーを起こしにくい順に与える?
 「食品衛生法」により,表示が義務付けられ,または推奨されているアレルギー物質は,次の25品目です[4].
 ・必ず表示 :卵,乳,小麦,エビ,カニ,そば,落花生
 ・表示を推奨:アワビ,イカ,イクラ,オレンジ,キウイ,
        牛肉,クルミ,サケ,サバ,大豆,鶏肉,バナナ,
        豚肉,マツタケ,モモ,ヤマイモ,リンゴ,ゼラチン
[4]消費者庁;加工食品に含まれるアレルギー物質の表示(患者・消費者向け)
 http://www.caa.go.jp/jas/hyoji/qa.html#m01
 この中で,魚類は,サケとサバです.サケは白身魚(ただし,離乳食では赤身魚に分類されることが多い),サバは赤身魚かつ青魚です.
 ネット情報のため信憑性は不明ですが,アレルギーが起こりやすいのは,次の順との記述もありました[5].(これは離乳食に限らず,一般的なアレルギーの場合のようです.)
  サケ(白),マグロ(赤),イワシ(赤・青),カレイ(白),アジ(赤・青),
  タイ(白),タラ(白),ブリ(赤),サバ(赤・青)
[5]All about;食物アレルギーの食事対策
 http://allabout.co.jp/gm/gc/302400/ これを見ると,まさに紅白入り乱れており,赤身魚も白身魚も油断できない,という状態です.(ただ,魚として白身魚を最初に与えることが多いために,白身魚でのアレルギー発症数が多くなっているのかもしれません.)

 以上から考えると,白身魚→赤身魚→青魚の順が,必ずしもアレルギーを起こしにくい順にはなっていないと結論できそうです.


c)味にクセがない順に与える?
 何をもって「味のクセ」と言うかが,問題と思われます.例えば,白身魚のタラなどは,独特のにおいがあり,嫌いな人もいるそうです[6].
[6]雁屋,花咲;美味しんぼ,72巻「誠意の味」

 そもそも,1歳に満たない赤ちゃんが,「味のクセ」を感じるかどうか,疑問です.何せ,今まで何も食べたことがないのですから.むしろ,赤ちゃんが生まれ持った「味の好み」のようなものが,重要な気がします.あるいは,調理方法で,どうにでもなってしまうかもしれません.


d)軟らかくて食べやすい順に与える?
 文献[7]によれば,赤身魚は白身魚に比べて,「筋形質たんぱく質」が多いそうです.筋形質たんぱく質とは,水に溶けるたんぱく質だそうです.
[7]鈴木;赤身の魚と白身の魚,調理科学,v.9,n.4,(1976)
 ※CiNii検索で参照可能:http://ci.nii.ac.jp/
 この筋形質たんぱく質の多少によって,煮たときの結果が異なるようです.すなわち,
 ・筋形質たんぱく質が多い (赤身魚):煮ると,固くなる.「節(ふし)」ができる.
 ・筋形質たんぱく質が少ない(白身魚):煮ると,ほぐれる.「でんぶ」ができる.
 離乳食は,軟らかい順に与えるのがセオリーです.したがって,軟らかくてほぐれやすい白身魚を最初に与えるのは,理にかなっているような気がします.しかし,実際に白身魚を煮たものを食べてみると,パサパサしていて,「軟らかい」という印象はありません.結局,すりつぶして与えるのですが,そうすると白身魚でも赤身魚でも同じではないか,と思ってしまいます.


 以上のように,いずれの説とも,十分な信憑性があるとは言いがたいです.

 しかしながら,「白身魚→赤身魚→青魚の順に与える」というのは,以前から広く言われているようですので,実用的には一定の意味があるのでしょう.赤ちゃんによって好みもあるでしょうから,ややこしく考えず,まずは少しずつ試してみるのが,一番良いかもしれません.


【今回の結論】
 離乳食の魚は,白身魚→赤身魚→青魚の順に与える,と言われていますが,その明確な根拠は,見つかりませんでした.自分の良いと思う順番で,少しずつ試してみるのが,最良かもしれません.


★こんな話題にも、興味がありませんか?
 ・白身魚と赤身魚の違い・見分け方は?→こちら
 ・離乳食とミルク、カロリーや栄養成分はどう違う?→こちら
 ・混合育児(母乳+ミルク)の場合、ママの摂取カロリーは減らすべき? →こちら


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 シャーシ(架台)は金属製ですが、コンテナはプラスチック製です。モールドは精細ですが、薄く剛性のないプラスチックですので、高級感や堅牢感はありません。この値段だと、ちょっと残念に感じます。
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 最大のギミックは、コンテナのチッピング(傾斜)と、後部ハッチの開閉です。コンテナは、いちばん上まで行くと棒の下部でロックするのですが、ロックを外すのに棒を操作する必要があります。我が家のちびっこ(2歳)には、操作が難しいようで、「戻してくれ」と毎度呼ばれることになり、ややストレスフル。
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 車軸が3本あり、前後は車軸が上下します。デコボコ道でも、接地を保ったまま、走行(転がし遊び)が可能となっています。
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 また、このトレーラーの後部には、さらにトレーラーを接続できるジョイントがあります。たくさんつなげると、さらにダイナミックな遊びを楽しめそうです。
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 そして、もちろん、このトレーラーは、単体で持っていても、あまり魅力がありません。SIKU 1/32のトラクターと組み合わせることで、遊びの世界が広がるのです。接続は、ジョイントです。(外れやすいのが難点。)
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SIKU 3656:Claasとの組合せです。でっかいトレーラー、カッコイイです!
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 もう一台の1/32、SIKU3284: Deutz Fahrとも組合せ。緑色が同系統で、相性がよいです。
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 さらに別の1/32、SIKU3276: John Deereの超大型トラクターと。このトラクターが相手だと、JOSKINトレーラーも小さく見えてしまいます。
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 キャノピーが脱着可能です。運転席のハンドルを回すと、前輪が連動して曲がるのですが、少々固いです。別売りの人形(ドライバー)を乗せて遊ぶことができます。
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 キャノピーはガラス(透明プラスチック)とフレームが、別体で構成されています。子供(2歳)が遊ぶとき、キャノピーを持って持ち上げるのですが、このときキャノピーが外れやすく、かといって取付は難しく、多少ストレスが溜まります。
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 裏面には、「Made in China」の刻印があります。定価(ボーネルンド)は約6000円で、重量感があり、高級感もあるのですが、Made in Germanyでないとなると、ややプレミアム感は落ちるかもしれません。
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★インプリメントと合わせて、楽しさ倍増!!
 そして後部にはもちろん!SIKU1/32互換のジョイントがあります。トレーラーや農機具など、いろいろなインプリメント(implements)を、接続することができます!!
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 トレーラー(SIKU2892、JOSKIN tipping trailer)を付けたところ。見事なバランスです!カーーッッッッッッッッッックイイ!!(ただ、インプリも高価なのがネックです。)
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 これで我が家のSIKU1/32トラクターは、3台になりました。同じ1/32トラクターでも、実機のスケールを反映して、さまざまな大きさがあるのですよ! 比較対象は、SIKU3276:John Deere 9560Rと、SIKU3656:Claasです。
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 最後に、実機のビデオです。その巨大さに、君は感動する。


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