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今日のおじさん、なに食べました? (仮)

妻の料理と、おじさんの毎日の記録です。ほんのり工学テイスト。

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エクセルで周波数解析,FFT(高速フーリエ変換)版~なぜ速い?詳しい数式説明付き
 開始早々大人気の、「今日のおじさん・アンコール」。第2回目は、ややマニアックですが、「自分でできる」FFTツールです。高速フーリエ変換を、この機会にぜひマスターしてください! 2011/1/23初出。例によって、最新アップデートを盛り込み済みですよ。


【今日のおじさん・アンコール】 エクセルで周波数解析,FFT(高速フーリエ変換)版~なぜ速い?詳しい数式説明付き
 少し前に,「エクセルで動くフーリエ変換ツール」を紹介しました(→こちら).このツールは,wavファイルを読み込んで,波形を表示して,フーリエ変換を行う,というものでした.いろいろな音の,周波数解析を行うことができます.

 このツールでは,離散フーリエ変換(DFT;Discrete Fourier Transform)を用いています.このため,計算に時間がかかるという弱点がありました.この点が,当時の心残りでした.
 今回,高速フーリエ変換(FFT;Fast Fourier Transform)を用いたツールが完成したので,新たに紹介します.


★エクセルで動くFFTツール
 ツールの画面は,図1のようなものです.エクセル上で動くツールで,マクロ(VBA)を使っています.
<図1>
z20120123z1.jpg

 このツールでは,次のようなことができます.
 ・WAVファイルの波形のグラフ化
 ・波形のフーリエ変換(周波数解析)
 以前のツールとの違いは,フーリエ変換の計算アルゴリズムに,高速フーリエ変換(FFT)を取り入れた点です.データ点数にもよりますが,以前に比べて,10倍程度,計算速度が向上します.

 このツールの利用例として、例えば、次のようなことができます。興味を感じましたら、是非お試しください。
 ・キッチンタイマーや、家電の電子音の周波数を調べる→こちら
 ・ハーモニカのトレモロの秘密(うなり)を調べる→こちら
 ・いろいろな和音を言い当てる、「絶対音感」と勝負!→こちら
 ・自分の「音痴度」を調べてみる→こちら
 ・おうむ返しおもちゃ「ミミクリーペット」の声の高さ→こちら
 ・公園の遊具の鉄琴の音階がおかしい→こちら
 ・おもちゃの鉄琴・調律はエンドミルでした→こちら



 また,このツールでは,マクロのソースコードを参照・編集できます.このため,フーリエ変換の計算内容を知ることができますし,自分の好きなように改造もできます.

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 FFT(高速フーリエ変換)ツールは,こちらです.(xlsファイル)
https://docs.google.com/open?id=0B7vDUGd6_bj-YmE4NzRkMmItY2ViMi00ZTNiLTk0NzMtZDE1YThjOTEyM2Q3
(「Googleドキュメント」が開きます.File→Download Originalでダウンロードできると思います.)
 当ツールは,使用・改変・転載等,全てフリーです.勝手にやって下さい.
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
当ツールへの質問事項などありましたら,お気軽にコメントください.ただし当方、エクセルマクロを使えない環境に移行してしまったため、詳細は答えられないことがあります。


★さあ、使ってみよう! 
 使用のためには,マイクロソフトの表計算ソフト「エクセル(Excel)」が必要です.エクセルのマクロのセキュリティを,「中」または「低」に設定する必要があります.(エクセルのメニューバーで,ツール→マクロ→セキュリティ.)

 使い方は,簡単です.数字の書かれたボタンを,順に押していくだけです.
①ファイル指定
 このボタンを押すと,「ファイルを開く」ダイアログが開きます.開きたいWAVファイルを選びます.
 開いたWAVファイルは,左上方にある「再生→」の横のハイパーリンクから開けます.

②WAVデータ読み込み
 続いて,このボタンを押すと,①で選んだファイルのデータが,エクセルに読み込まれます.
 読み込まれたデータは,画面右上に,波形のグラフとして表示されます.

③解析区間切り出し
 ②で表示された波形を見ながら,どの部分をフーリエ解析(周波数解析)したいか決めます.
 そうしたら,このボタン③を押します.
 すると,「切り出し開始時間は?」と聞かれるので,解析開始したい時間を入力します.
 続いて,「切り出し間引き間隔は?」と聞かれます.これは,1のままでOKです.
 そうすると,画面右中央に,解析対象となる波形が現れます.

④FFT/DFT
 最後に,このボタンを押すと,③の範囲がフーリエ変換されます.
 結果が表示されるまで,少し時間がかかります(おおむね数秒~数十秒).
 周波数解析の結果は,画面右下のグラフに表示されます.
 なお,切り出したデータ数が2のべき乗(N=256,512,1024,2048,4096,…など)の場合に限り,FFTとなります.これ以外のときは,DFTで計算されるので,計算が極端に遅くなります.(切り出すデータ数の変更方法は,後述.)


★注意点など
②で,
 あまり長いデータ(50万点超)は,途中までしか読めません.
 また,データが5000点以上の場合は,5000点程度になるよう,間引きながら読み込みます.
 
③で,
 切り出された箇所が,思った箇所でなかった場合,もう一度③を押せば,やり直しできます.
 切り出すデータ点数を増やしたい場合は,「切出点数」のセルの数字(初期値:1024)を変更します.データ数が2のべき乗(N=256,512,1024,2048,4096,…など)の場合に限り,FFTとなります.これ以外のときは,DFTで計算されるので,計算が極端に遅くなります.
 周波数分解能を上げたいときは,「切り出し間引き間隔は?」に,2以上の数字を入れます.そうすると,解析範囲(時間)が長くなって,周波数分解能が上がります.周波数分解能[Hz]=1÷解析範囲[sec],です.
 また,モノラルのみ対応です.(ステレオの場合,どうなるか分かりません.)

④で,
 フーリエ変換には,通常は,適当な「窓関数」を用いるべきのようです.しかし,本ツールでは窓関数は「なし」(矩形窓)を標準とします.「FFT/DFT Hamming」のボタンを押すと,「ハミング窓」での解析ができます.他の窓関数が必要な場合は,マクロを改造してください.


 興味のある方のために,高速フーリエ変換がどのようなものか,以下で説明しておきます.やや煩雑な数式が続きますが、内容を理解しているかいないかで、応用の幅が大きく変わると思います。ガンバッテ!

★離散フーリエ変換(DFT)と高速フーリエ変換(FFT)
 いろいろなフーリエ変換については,過去の記事(→こちら)で,簡単に説明してあります.
 離散フーリエ変換と,高速フーリエ変換は,計算の内容は同じです.しかし,計算アルゴリズムが違います.FFTでは,解析されるデータ数を2のべき乗に制限する代わりに,DFTに比べて非常に短時間で計算を完了できます(例えばデータ数N=1024個のとき,必要な掛け算の回数はDFT:約100万回,FFT:約1万回).

 以下では,離散フーリエ変換から始めて,高速フーリエ変換の計算手法を導きます.

 まず,離散関数g(k)をsinとcosで表す「離散フーリエ逆変換」は,次式1です.Nは,データ数です.また,k=0,1,…,N-1,です.
<式1>
20120123s01.jpg
※多くの解説書では,e(自然対数の底)のj乗(複素数)の形で,フーリエ変換を表しているようです.しかしここでは,「とっつきやすさ」を重視して,sinとcosを用います.そのかわり,計算は少し煩雑になります.

 式1の係数A0,An,Bnを計算する式が,次式2の「離散フーリエ変換」です.
<式2>
20120123s02.jpg

 高速フーリエ変換では,データ数Nが,2のべき乗のときに限定します.すなわち,N=2^rです(r:整数).そうすると,データ数Nは,必ず偶数個です.
 式2を,次式3のように変形します.ここで,後の計算での混乱を避けるため,式2のAnをAnGと表しています.
<式3>
20120123s03.jpg
 式3では,離散関数g(k)の,偶数番目をe(k),奇数番目をh(k)と,新たに定義しています.e(k)およびh(k)のデータ数は,それぞれN/2個になります.

 ここで,e(k)とh(k)の離散フーリエ変換を考えます.式1でg(k)=e(k)またはh(k),N=N/2とおくと,次式4が得られます.ここで,e(k)およびh(k)のA0,An,Bnの組を,A0E,AnE,BnEおよびA0H,AnH,BnH,と表します.
<式4>
20120123s04.jpg

 式3と式4から,n=0,1≦n≦N/2-1については,次式5が導かれます.
<式5>
20120123s05.jpg
 n≧N/2の場合は,式5を使おうとすると,AnE,BnE,AnH,BnHを計算できません.これらの係数は,1≦n≦N/2-1の範囲でしか,定義されないからです.そこで,別途,算出方法を考える必要があります.
 まず,n=N/2については,式3でn=N/2とおいて,次式6を得ます.
<式6>
20120123s06.jpg
 次に,N/2+1≦n≦N-1については,式3でj=n-N/2とおくことで,次式7を得ます.
<式7>
20120123s07a.jpg
20120123s07b.jpg

 以上の式5,6,7から,An0,AnG,BnGは,次式8で計算できます.
<式8>
20120123s08.jpg
 すなわち,g(k)の離散フーリエ変換は,e(k)とh(k)の離散フーリエ変換で,表すことができます.これが,高速フーリエ変換の,基本的な考え方です.
 

★高速フーリエ変換(FFT)が高速な理由は?
 離散フーリエ変換の式は式2ですので,係数An,Bnを定めるために,概ね2×N^2回のかけ算が必要です(g(k)とcos,sinのかけ算のみに注目しています).したがって,g(k)およびe(k),h(k)の係数An,Bnの算出に必要なかけ算の回数は,次のようになります.
 ・g(k):2×N^2 回
 ・e(k):2×(N/2)^2=2×(N^2)/4 回
 ・h(k):2×(N/2)^2=2×(N^2)/4 回
・e(k)とh(k)の両方を計算:2×2×(N^2)/4=2×(N^2)/2 回
 すなわち,式8のように,g(k)をe(k)とh(k)に分解することで,かけ算の回数を,2×(N^2)回から,2×(N^2)/2回に,半減できます.(実際には,式8の中にもかけ算がありますので,ここまでは減りませんが,大幅に減ることは変わりません.)

 コンピュータの計算の速度は,概ね「かけ算」の回数によって決まるようです.したがって,かけ算を減らせれば,計算スピードを向上できます. 

 ただ,式8を使うだけでは,かけ算の回数を半分にできるに過ぎません.そこで,式8のe(k)を新たなg(k)として,これを新たなe(k)とh(k)に分解します.そうすると,式8のe(k)も,半分のかけ算回数で算出できます.このように,関数をどんどん分割していくことで,かけ算回数をどんどん減らしていけます.最後には,データ数が1個のg(k)が残ります.このような分割を続けていくために,データ数Nが,2のべき乗である必要があるのです.

 式2から,N=0のときは,g(k)の離散フーリエ変換は,次式9となります.
<式9>
20120123s09.jpg
 結局,高速フーリエ変換には,式8と式9があればよいことになります.これが,高速フーリエ変換の計算手順です.離散フーリエ変換の式2は,直接は使用しません.しかし,計算している内容は,式2と同じです.この計算式のプログラム化については,上のツールのソースコードを参照ください.(式8の計算ルーチンを,再帰的に呼び出すことで,実現できます.)

 高速フーリエ変換(FFT)と離散フーリエ変換(DFT)のかけ算の回数の比は,より正確には,次のようになるそうです.
 FFT:DFT=(Nlog2N):(N^2)=log2N:N
 具体的なデータ数Nを用いると,次のようになります.
 ・N= 256(=2^8 )のとき:FFTのかけ算回数≒DFTの1/30
・N=1024(=2^10)のとき:FFTのかけ算回数≒DFTの1/100
 ・N=4096(=2^12)のとき:FFTのかけ算回数≒DFTの1/300
 データ数が多いほど,FFTの高速化の恩恵が,大きくなります.

 ちなみに,今回紹介したFFTツールで試してみると,N=4096のとき,計算の所用時間(計算ボタンを押してから,結果が表示されるまでの時間)は,次の通りでした.
 ・DFTで計算:約38秒
 ・FFTで計算:約 3秒
 FFTだと,約10倍の速度になっています.上述の理屈では,約300倍のはずですが,実際には,データ読み込みと結果の表示に結構な時間を使っているようで,ここまでの高速化は実現できないようです.


 当ツールへの改善要望,質問事項などありましたら,お気軽にコメントください.ただし当方、エクセルマクロを使えない環境に移行してしまったため、詳細は答えられないことがあります。


【今回の結論】
 エクセルで動く,FFT(高速フーリエ変換)ツールを紹介しました.
 FFTは,DFT(離散フーリエ変換)と同じ計算を行いますが,計算手順が工夫されています.大幅な高速化が可能です.


今回は,完全に趣味の話です.申し訳ありません.でも,これだけやらないと,心残りだったのです.
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蓄膿症だと泳げない理由:さあ,鼻栓をしよう!~鼻栓通販リストつき
 しばらく、まとまったブログを書くための時間がとれそうにありません。ですので、過去の名作から、「今日のおじさん・アンコール」をお届けすることにします。
 その第一回は、私の人生観を変えたトピックともいえる、こちらの記事。初出は2011/5/14ですが、もちろん、最新のアップデートを盛り込んでいますよ!


【今日のおじさん・アンコール】蓄膿症だと泳げない理由~さあ,鼻栓をしよう!
 久しぶりに水泳をしたので,今日は水泳工学です.


★蓄膿症だと、息継ぎができない!
 私は,つい数年前まで,泳ぐことができませんでした.
 高校の水泳の授業では,クラスで25mを泳げないのが私1人で,体育の先生に,「人間,誰でも得手不得手がある」,と慰められるほどでした.私は,スポーツ全般,かなり不得意でしたので,泳げないのも,自分の体力や運動技術がないせいだと思っていました.今思えば,浅はかだったものです.

 私が,泳げなかった原因は,単純でした.

 息継ぎが,できなかったのです.

 しかし,これは,技術的な問題ではありません.私の持病である,「慢性副鼻腔炎」(いわゆる蓄膿症)が,原因でした.
 蓄膿症だと息継ぎができない,具体的なメカニズムを,下図1で説明します.図の左は正常な人,右は蓄膿症の人です.この図は,文献[2]を参考に描きました.(ただし,後述するメカニズムは,当方独自の推定です.)

[2]MSD;メルクマニュアル医学百科家庭版,鼻と副鼻腔,鼻とのどの構造
 http://merckmanual.jp/mmhe2j/sec19/ch217/ch217c.html

<図1>
z20110504z1.jpg
 泳ぐときには,顔を水面に対して,上下に移動させます.このとき,どうしても,鼻の穴に,少量の水が入ってしまいます.しかし,正常な人では,鼻から流入した水は,顔を上げた際に,そのまま鼻から流出します.このため,鼻の穴に,少量の水が入っても,特に問題はないのだろうと思われます.

 これに対して,蓄膿症の人は,違います.蓄膿症の人の鼻は,以下の特徴を有しています.
 a)鼻の中の,空気の通路の壁面が,腫れている,
 b)鼻の中に,多量の鼻かすが詰まっている.
 このような特徴から,鼻の中は,通路の幅が狭まっている,または,塞がれている状態になっていることが多いと,推定されます.このため,鼻から流入した水は,鼻の中にトラップされてしまう傾向があります.鼻かすと水が混じりあって,ゼリー状になるのかもしれません.このため,顔を上げたときも,水が鼻の中に留まってしまうと,考えられます.
 泳ぎを続けると,鼻の中の水は,少量ずつ貯まっていきます.そして,貯まった水が,何かの拍子(顔の上げ下げの際の慣性力など)で,鼻の外ではなく,喉の方に流入しまうのでしょう.この水の流入のタイミングが,息継ぎのタイミングと重なると,水が気管に入ってしまいます.つまり,水を飲んだのと同様な状態になるのです.これでは,溺れるしか,ありません.
 したがって,蓄膿症の人は,どんなに頑張って息継ぎの練習をしても,永遠に泳げないと,結論されます.なんて不幸なことでしょう!


★蓄膿症でも泳げるようになる方法
 しかし,次の2つの条件がそろった結果,蓄膿症の私も,泳げるようになりました.
1)高校のときよりも成長し,上のメカニズムから,「鼻に水が入らなければ泳げる」との結論を得ることができた.
2)インターネット通販で,「鼻栓」等の鼻を塞ぐ器具が容易に入手できるようになった.

 鼻を塞ぐ器具としては,「鼻栓」や「鼻まで覆うゴーグル」が,あります.下図2の左は,鼻栓の一例(SPEEDO,型式不明)です.右は,鼻まで覆うゴーグルの一例(IKARI,型式不明)です.
<図2>
z20110504z2.jpg
※鼻栓もいろいろありますが、おススメは一番右のもの(arena,ARN-0681)。グリップ部が天然ゴムなので、脂症の私でも滑りにくく、外れにくかったです。



 鼻栓および鼻まで覆うゴーグルの,優劣は,以下の通りです.

●鼻栓
・利点:ほとんどのプールで,使用が認められている.
・欠点:水泳中に外れやすく,紛失しやすい.
(ひもでゴーグルと結ぶことによって、紛失の防止に役立ちます。)

●鼻まで覆うゴーグル
・利点:外れることがなく,快適に使える.
・欠点:多くのプールでは,使用が認められない.

 ちなみに,図2の鼻栓では,グリップ部の材質は,凹凸部のないエラストマーです.これは,あまりグリップ性が良くなく,水泳中に外れてしまい,使えませんでした.当方の鼻が脂症のことも影響していると思われます.インターネットで入手した,グリップ部が天然ゴムの鼻栓(arena,ARN-0681)が,外れにくかったのですが,残念ながら紛失しました.また,カヤックなどで用いられる鼻栓には,紛失防止用のヒモが付いているものもあるようです.
 現在通っているスポーツジムでは,鼻まで覆うゴーグルの使用が認められています.しかし,多くのプール(特に,市民プールなど)では,競技用ゴーグル以外は,使用が認められていないので,注意が必要です.世の中,蓄膿症の人には,厳しいのです.

 なお,私が泳げるようになる上で,文献[3]も,大きな力になってくれました.
[3]高橋雄介;平泳ぎが速くきれいに泳げるようになる!,高橋書店,(2007)



★さあ、鼻栓をしよう!
 今回紹介した,泳げないメカニズムは,蓄膿症の人の特有の問題ですので,蓄膿症以外の人には,発見することが困難です.このため,優れたコーチでも,蓄膿症の人を泳げるようにすることは,困難でしょう.
 したがって,世間には,高校生のときの私のように,泳げないことを,自分の体力や技術や根性が足りないためと,勘違いしている,不幸な方々が,少なからずいるはずです.
 そんな方々に,私は言いたいのです.「さあ,鼻栓をしよう!」


【今回の結論】
 どんなに頑張っても泳げない方,あなたは蓄膿症ではありませんか?
 鼻栓をすれば,きっと普通の人と同じように,息継ぎができるようになるはずです.


(補足) 2011/6/7
 重度の蓄膿症の場合には,水泳を禁止されることもあるそうです.お医者様と,ご相談ください.
 当方,蓄膿症の治療は何度か(小学生のとき,高校生のとき,働いてしばらくしてから)試みたのですが,毎回挫折してしまいました.何日通っても,直る気配がないし,日常生活に著しい支障はありませんので,なかなか続きません.


(補完記事) 2014/7/8
 さらに、通販で手に入る鼻栓リストをまとめました。

★私が選ぶ「ベスト・オブ・鼻栓」
 鼻栓は、何種類か試したのですが、私にとって最も好ましい製品は、「アリーナ」のノーズクリップ「ARN0681-WHT」でした。


 この製品が良いと感じた点は、以下でした。
1)本体がステンレス鋼の針金製。
 ・プラスチック製のものに比べて堅牢で、折れることがなかった。
 ・スチール(鉄)製のものに比べて、錆びることがなかった。

2)鼻にフィットする部分は天然ゴム(ラテックス)製。
 ・脂症かつ鼻ペチャの私でも、しっかりホールドして外れにくかった。

 しかし、残念なお知らせです。この鼻栓は、現在ではアマゾンを含めて、在庫を持っている通販サイトが見つかりませんでした。


★シンクロ用ノーズクリップ
 仕方がないので、代替品を探します。形状が類似したものが、「シンクロ用ノーズクリップ」です。シンクロナイズドスイミングで使用されるもののようです。形状は似ていますが、この製品には、次の難点があります。
1)本体はスチール+塗装。長期使用では、錆の心配がある。
2)鼻フィット部は樹脂製と思われる。グリップが悪そうで、外れやすいかも。


 私が最近(2017年)に購入したのは、「JieJia」というブランドのノーズクリップです(Amazonではinkintとも記載)。パッドはシリコーンゴム製のように見えます。金属製(ステンレス?)の本体のばねも強く、フィット感が良好です。ひもをつけてゴーグルと結ぶと、紛失防止に便利になります。
20180729a1.jpg


★カヤック用ノーズプラグ
 カヤック用の鼻栓も発見しました。ヒモが付いているので、紛失防止に役立ちそうです。本体は金属製に見えます。クチコミは少ないですが、ホールド性に疑問があります。



★グリップが良さそうなもの
 グリップが良く、外れにくいと思われる鼻栓を探しました。以下のような製品が見つかりました。これらの製品では、鼻フィット部分を「シリコン(シリコンラバー)」としています。これによって、外れやすさを改善しているようです。
・Longsail FLN-102:フィット面にブツブツのイボ付き
・ヤスダ YA-414:本体ポリカーボネート製
・プロブルー:フィット部が別部品
・Wellz:鼻栓と耳栓のセット


 いずれの製品とも、本体はプラスチック製です。クチコミを見ると、使用中に本体が折れた、という情報もあります。やはり金属製のものと比べると、堅牢とはいえないようです。また、シリコン製ということですが、滑りやすく使えないというクチコミもあります。
 このラインナップの中では、LongSailのものが、外れにくいとのクチコミもあり、一歩リードでしょうか。



★イマイチな感じのもの
 下の商品(スピード)は、私が購入したことがある鼻栓です。本体はステンレスで堅牢です。しかし、肝心の鼻フィット部分がプラスチック(エラストマー、合成ゴム)製でした。表面にも凹凸がないので、とても滑りやすく、すぐに外れてしまいました。結果的に、私の場合は使えませんでした。残念です。


 そして、もっとも流通していると思われるタイプが、総プラスチック製のタイプです。以下のような商品があります。競泳用に用いられる鼻栓のようで、有名メーカーが製造しているものもあります。
・スピード
・フィニス
・アリーナ
・ミズノ




 色がカラフルなのが良いかもしれません。しかし、本体がプラスチックで破損の恐れが高いこと、鼻フィット部もプラスチック(エラストマー)、またはシリコーンでも凹凸の少ない形状に見えますので、滑りやすく、外れやすいと思います。
 残念ながら、これらの鼻栓は、私は買う気にはなれません。


★鼻栓! どれを買うか?
 以上の検討から、「鼻栓ベストバイ」を選びました。

1位.JieJia inkintノーズクリップ :本体が金属製、パッドのフィット感が良好
2位.シンクロ用 SNC-10 :本体が金属製、フィット感は未知
3位.LongSail FLN-102 :本体プラ性だが、フィット部のイボに期待




 以上、鼻栓ご購入を検討の方(特に蓄膿症の方)、参考になりましたら幸いです。


この記事が参考になりましたら、応援をお願いします:
写真日記



★こんな話題も、いかがですか?
 ・マラソンとテレビゲームの共通点~何のために走る?
 ・人間のエネルギー効率を調べる実験→こちら
 ・口内炎で、しゃべれなくなった顛末→こちら


【バックナンバー】
スポーツ編・次の記事:マラソンのタイム測定

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ミニプラ武装合体!ルパンカイザー&パトカイザー~VSビークル合体シリーズ塗装作例ブログその3
【今日の夕食】
 なんだかずいぶん、久しぶりのブローグな気がします。
r20180719.jpg
★米飯

★アボカドきゅうり、ゆで鶏

★ほうれんそう

★じゃがいもチーズ

妻の料理を応援して下さい:
写真日記


【今日のおじさん】ミニプラ武装合体!ルパンカイザー&パトカイザー~VSビークル合体シリーズ塗装作例ブログその3
 今回は、バンダイの食玩ミニプラ「ルパンカイザーvsパトカイザー・武装合体」の製作レビューです。

◎ミニプラ・ルパンカイザーの製作記事は→こちら
◎ミニプラ・パトカイザーの製作記事は→こちら


★ようやく完成!VSビークル合体シリーズ
 これまで、バンダイの食玩シリーズ、「ミニプラ・VSビークル合体シリーズ」の購入&製作を進めてきました。そして今回、ようやく第三弾の塗装と組立を終えることができました。今までのシリーズに比べて、塗装部分がやや多く、手間取りましたよ!(もうすぐ、第4弾・エックスエンペラーが登場してしまいます。)


 今回のパッケージは5種類。すべて集めると、4セット・全6機のトリガーマシンが完成します。
1.サイクロンダイヤルファイター
2.トリガーマシンバイカー
3.シザーダイヤルファイター
4.トリガーマシーンクレーン
5.ブレードダイヤルファイター、トリガーマシンドリル

20180721z003.jpg


★せいぞろい!VSビークル大集合!
 以降、塗装&組立後の完成状態を紹介します。塗装には、エアブラシと筆塗りを併用しました。今回のVSビークルは、ダイヤルファイター3機、トリガーマシン3機の、合計6機です。大きさは、機種によりバラツキがありますが、おおむねトミカサイズ。番組ターゲットと思われる就学前幼児(3~6歳)が、取扱いやすいサイズです。
20180721z231.jpg

 第1弾のダイヤルファイターと合わせて、ルパンチームのVSビークルが集合しました。イエローダイヤルファイターの羽根は、早くも紛失しています。(次男1歳が食べた可能性あり?)また、第2段のトリガーマシーンと合わせれば、パトチームが完成します。
20180721z220.jpg 20180721z232.jpg

 すべてを並べると、総勢13体のVSビークルが揃います。たいへんにぎやかで、ワクワクしてきます! DXシリーズでは、お金がかかってこんなに集められません。「全部そろえられる」のは、ミニプラならではの楽しみだと思うのです。(それでも、5000円程度かかってしまいますが。)
20180721z220a.jpg


◎サイクロンダイヤルファイター
 黄緑のサイクロンダイヤルファイターは、プロペラ(メインローター)を展開した「回避モード」も再現可能です。
20180721z114.jpg 20180721z115.jpg
 ちょっと残念なのが、裏面の肉盗み。パテで埋めることも考えたのですが、手がかかりそうなので今回はオミットしました。
20180721z116.jpg


◎トリガーマシーンバイカー
 巨大白バイ型のトリガーマシーンです。人が乗っているような外観です。
20180721z124.jpg

 ウイリー走行と、アタックモードのヨーヨー展開が再現できます。
20180721z125.jpg 20180721z127.jpg


◎シザーダイヤルファイター&ブレードダイヤルファイター
 シザーダイヤルファイターと、ブレードダイヤルファイターは、ステルス風の外観がカッコウイイ。小型のオフェンス機(ブレード)と、大型のディフェンス機(シザー)が合体した形態です。
20180721z130.jpg

 2機の分離、変形も再現されています。シザー&ブレードで、はさみうち攻撃だ!
20180721z130a.jpg 20180721z139b.jpg


◎トリガーマシーンクレーン&トリガーマシーンドリル
 そしてクレーン。クレーン内部には、トリガーマシーンドリルが内蔵されています。クレーンのアームは、僅かながらですが伸縮可能です。ドリルは先端を収納・展開できます。
20180721z140.jpg 20180721z142.jpg

 このドリルの、小さいこと!全長わずか3センチくらい。そのわりに、塗り分けが多くて、苦労しました。オレンジのしましま部分は、付属シールを利用しています。
20180721z147.jpg


★レッツ合体! 「カエマショータイム!」
 さあ、「カエマショータイム」の時間です!まずは、ルパンチームから。左腕、カワリマッス!で、ルパンカイザーナイト。必殺剣技「グッドストライカーぶった斬っちまえスラッシュ」で、ギャングらーを一刀両断するのだ!!
20180721z604.jpg

 さらに、右腕を換装すれば、ルパンカイザー・サイクロンナイトなのです。「グッとくる竜巻」は、攻防一体の必殺武器ですよ!
20180721z605.jpg

 次は、パトチーム。右腕、カワリマッス!と、パトカイザーストロングが完成します。得意技は、必殺突破「パトカイザーブレイクアップストライク」だそうです。
20180721z500.jpg

 続けて左腕を交換して、パトカイザー・ストロングバイカーが登場しました。警察と「相性のよい」ヨーヨーを駆使して、必殺連射「パトカイザーロックアップストライク」がさく裂します!
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★集めて楽しい、ミニプラシリーズ
 長男4歳&次男1歳は、たくさん集めた「ミニプラ」(と、コンベックス・ルール)を使って、楽しそうに遊ぶのでした。
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 そして、さらに嬉しい楽しみが! これらの「ミニプラ・VSビークル」シリーズは、同じく食玩の「VSチェンジャー」と、組み合わせて遊べるのです。いろいろなビークルを取り付けて、バンバン撃つ遊びに、子供たちは夢中なのです。
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ミラーレス一眼レフ、私の作例写真集:2018年6月(オリンパスE-M10mark3で子供撮り)
【今日の夕食】
 今日は、みんな大好き! ポテトグラタンでした。
★ポテトグラタン
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【今日のおじさん】 ミラーレス一眼レフ、私の作例写真集:2018年6月(オリンパスE-M10mark3で子供撮り)
 約5年前(2013年9月)に初めての一眼レフ(ミラーレス=ノンレフ)を買ってから、ほぼ毎日、写真を撮っています。主な撮影対象は、子供たち(7歳娘、4歳長男、1歳次男)です。

 今回は、2018年6月の「よく撮れたと思う写真」を並べます。自分の思った通りに撮れたと思う写真や、何らかの新しい知見を得られた写真などを、選んでいます。
 6月の撮影枚数は、117枚(整理一巡後)。月間の平均枚数200枚に対して、かなり低調です。フォトアルバムやら、ルパパト塗装やら、UGEARS木工細工やら、いろいろと趣味が忙しく、写真まで手が回らないのが6月でした。


◎使用機材
・カメラ:
 ①オリンパス ミラーレス一眼レフ OM-D E-M10 mark3

・レンズ:
 ①オリンパス 標準ズーム M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R
 ②オリンパス 単焦点 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

★これまでの「私の作例写真集」は、→こちら


★1.HDRで子供撮り
 今年(2018年)の4月に買ったばかりのカメラ、OM-D E-M10 markⅢです。いろいろな新機能を模索中です。目玉機能のアドバンストフォトモードで、「HDR撮影(High Dynamic Range;ハイダイナミックレンジ)」を試してみました。
 まず、普通に撮った写真です。暗い部分はツブれ、明るい部分は飛んでしまい、細部が見えなくなっています。
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OLYMPUS M10mk3+MZD14-42mmF3.5-5.6;EFL44mm、F4.1、SS1/25、ISO3200

 比較して、「HDR2」での撮影です。ISO感度は200に固定され、ワンショットで4枚の画像が連写されます。結果として、1枚の写真(RAWも1枚)が生成されます。露出(EV値)のムラが補正されて、明るいところは抑えられ、暗いところは持ちあがり、ディティールが明瞭になります。
<画像はクリックで拡大します(3Mサイズ)>
201807bs02.jpg
OLYMPUS M10mk3+MZD14-42mmF3.5-5.6;EFL44mm、F4.2、SS0.62、ISO200

 そして、この「HDR」撮影を、子供撮りに使ってみました。室内で、窓を背負った逆光の撮影です。通常(フラッシュなし)だと、顔がつぶれるか、露出プラス補正すると背景が飛んでしまう条件です。HDRであれば、顔と背景、両方のディティールが判別可能な写真になりました。思ったより、動体ブレも気になりません。ただ、やはり、不自然な感じの写真ではあります。使いどころは、引き続き研究を要します。
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OLYMPUS M10mk3+MZD45mmF1.8; EFL90mm、F3.5、SS1/320、ISO200


★2.男きょうだい
 6月上旬の休日、男子2人(長男4歳、次男1歳)を連れて、大型遊具のある公園に遊びに行きました(妻&娘7歳は別事案で外出)。天気がよく、たくさんの家族連れが集まっていました。
 にいにと2人で並んでいるところ。暑かったので、競ってお茶を飲んでいます。
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OLYMPUS M10mk3+MZD45mmF1.8; EFL90mm、F1.8、SS1/4000、ISO100

 背景のピンク色のテントと、周囲の緑。コントラストがきれいな1枚になりました。
201807bs12.jpg
OLYMPUS M10mk3+MZD45mmF1.8; EFL90mm、F1.8、SS1/4000、ISO125;EV+0.7


★3.新居の夏
 昨年10月に引っ越した新居で、はじめての夏を迎えます。昨年(2017年)の今頃は、建前をやっていたなあ、と思い返します。
 外構もできあがり、妻は植物を植えて楽しんでいます。小さな家庭菜園では、トマトやキュウリの収穫が始まりました。初夏の日差しのさわやかさを感じる1枚です。
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OLYMPUS M10mk3+MZD14-42mmF3.5-5.6;EFL28mm、F3.5、SS1/1600、ISO200

 そうしてデッキ(軒下)では、娘7歳&長男4歳の、「お店屋さんごっこ」が開催されています。初夏の日差しの下だと、色彩が鮮やかに見えて、写真映えしますね。
201807bs32.jpg
OLYMPUS M10mk3+MZD14-42mmF3.5-5.6;EFL30mm、F3.5、SS1/250、ISO200


 6月は、あまり写真を撮る機会がありませんでした。7月からは、夏休みが始まりますので、記録したい場面も増えるかもしれません。

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