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今日のおじさん、なに食べました? (仮)

妻の料理と、おじさんの毎日の記録です。ほんのり工学テイスト。

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E-M10mark3で子供撮り!一緒に買っておくもの10点
【今日のおじさん】
 今回は、オリンパスのミラーレス一眼「OM-D E-M10 mark III」と、一緒に買っておくと嬉しいアイテムを、まとめます。


★子供撮りに大活躍!オリンパス「OM-D E-M10 mark3」
 今年の4月に、新しいカメラを買いました。オリンパスのミラーレス一眼レフ(ノンレフ)、「OM-D E-M10 mark III」です。子供3人(娘7歳、長男4歳、次男1歳)の撮影に、毎日活躍しています。レスポンスが早く、特にタッチシャッターが便利で、快適な撮影が可能なカメラです。誕生日、七五三、入園式、入学式、そして日常などなど、子供の成長を撮るのに、とても適したカメラだと思います。(購入レビューは、→こちらの記事
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 新しいカメラを買うと、いろいろと、必要なものが出てきます。そこで今回は、「E-M10mk3と一緒に買っておきたいもの」のリストを作りました。特に、「子供撮り」用途での必要性の高いものを並べています。


★子供撮り!E-M10mk3と一緒に、なにを買う?
 子供撮りを目的に、初めてミラーレスカメラを買ったことを仮定して、必要性の高いものから順に、並べました。必要性の度合いは、私の主観で、★印で示します。★★★が、必須アイテムですよ! 予算の目安も記載しています。


◎1.SDカード: 必須度=★★★
 ミラーレスカメラは、基本的に、本体にメモリー機能は内蔵していません。M10mk3の場合、SDカードを買う必要があります。SDカードもピンキリですが、ミラーレスならではの快適な撮影を得るには、書き込み速度の速いSDカードを選ぶのがよいです。SDカードに書かれた「最高書き込み速度95MB/s」などの記載です。目安として50MB/s以上のものを買っておくと、連写で撮ってもストレスがなく、軽快な撮影を楽しめると思います。予算は3000~5000円程度でしょうか。
 なお、書き込み速度と読み込み速度が大きく異なるものがあるので、注意してください。重要なのは「書き込み」速度です。また、「Class 10」や「UHS Speed Class 1」などの記述は、主に動画撮影での追従性を示すようで、静止画の撮影では、直接の関係はありません。(最高転送速度について、比較した記事は、→こちらの記事



◎2.レンズガード: 必須度=★★★
 子供撮りの場合、子供にカメラを触られることを前提にしなければなりません。また、子供の面倒を見ながらの撮影になりますので、あまりカメラに気を遣うことができません。このため、レンズをキズから守る「レンズガード(レンズプロテクタ、保護用レンズフィルタ)」が、必需品になります。予算は1000円/1個くらい。
 レンズガードも、高級品から廉価品まで、さまざまです。キズがついても気軽に交換できるよう、廉価品がオススメです。とはいえ、粗悪品は避けたいので、ハクバ、ケンコー、マルミといった、信頼のできるメーカーの製品が安心です。レンズガードの選択で重要なのが、「フィルター径」です。レンズの先端には「ねじ」が切られており、レンズガードは、このねじを使って固定するのです。M10mk3のダブルズームキットの場合、標準ズーム(EZ14-42mm)はφ37mm、望遠ズーム(40-150mm)はφ58mmとなっています。
 なお、標準ズームには、便利な「自動開閉キャップ」があります。電源をONにして標準ズームが伸びると、同時にキャップが開くものです。面倒なキャップの着脱が不要なので、快適な子供撮りが可能です。ただし欠点として、レンズガードが装着できなくなります。逆に、レンズガードを付けたい場合、ひも付きのキャップを用意すると、紛失を防止できます。
 ちなみに、高級なレンズガードのメリットについては、→こちらの記事に書きました。



◎3.レンズ清掃用具: 必須度=★★★
 レンズ(レンズガード)には、ゴミ・ホコリが付くのが避けられません。特にやっかいなのが「砂」です。砂が付いたまま、レンズを拭くと、砂が噛みこんで、レンズに大きなキズを付けてしまうおそれがあります。レンズの基本的な手入れの手順は、①ブロワで吹く、②レンズクリーナーを付けたペーパーで拭く、となります。一式そろえて、1000~2000円くらい。
 ブロワは、握りがある程度大きいもののほうが、力を入れやすく、風量も大きいので、使いやすいです。レンズクリーナーは、きれいに拭き取るのにコツが必要です。液剤を使わない「レンズペン」という商品は、拭きムラができず、外出先でサッと清掃できて便利です。



◎4.液晶保護フィルム: 必須度=★★
 液晶画面のキズが気になる場合は、保護フィルムが有効です。ただ、私の場合、子供が面白がって剥がしてしまうため、付けていません。スマーホなどで使っているようならば、カメラにも貼っておくとよいかもしれません。500円程度。



◎5.交換バッテリー: 必須度=★★
 子供と一緒に一日おでかけすると、一度に100枚以上写真を撮ることもあります。そうすると、電池の消耗が心配です。交換バッテリーがあれば、バッテリー切れを気にせず、ここぞというシャッターチャンスを逃すことがありません。
 交換バッテリーの難点は、純正品(型式:BLS-50)は約4000円と、値段が高いことです。安価に済ませたい場合、互換品(1000円くらい)があります。互換品は、製品のバラツキが大きい(アタリ・ハズレがある)のと、耐久性に劣るらしい、ということです。私は互換バッテリを3個持っていますが、いずれも2年以上、問題なく使えています。互換バッテリーならば「ロワ・ジャパン」がオススメ。



◎6.保管箱: 必須度=★★
 交換レンズを所有している場合、使っていないレンズをどう保管するか、が問題です。熱気や湿気のこもる場所に放置すると、最悪「カビ」が発生することもあるようです。とはいえ、大げさなカメラ保管棚を用意する必要はありません。私の場合、食品用のタッパ(パッキン付き)に、乾燥剤を入れています。乾燥剤は、吸湿すると色が変わるタイプが、分かりやすくてオススメです。予算は、タッパ+乾燥剤で、1500円程度。
 なお、頻繁に使うレンズやカメラであれば、保管箱に入れなくても大丈夫なようです。私のE-M10mk3は、ほぼ毎日使うので、覆いのない棚に出しっぱなしです。
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◎7.写真の本: 必須度=★
 写真を撮り始めると、少しでも良い写真を撮りたい、という「欲」が出てきます。こうした場合に有用なのが、写真やカメラに関する書籍です。機材について、より深く知りたい場合は、「M-10 mark III」に特化した書籍があります。構図を学びたいならば、Michael Freemanの「Photographer's Eye」などは、いかがでしょう。やや高価ですが、単に構図に終わらない、撮影の基本的な考え方(戦略)が、豊富な作例とともに提示された、読みがいのある本です。(詳しくは、→こちらの記事
 あるいは、子供撮りが目的であれば、「子供撮り」に特化した撮り方の本も有用です。または、子供を撮った写真集を買うのもよいかもしれません。ただし、ここで注意したいのが、写真を撮る目的です。「日常の記録をしたい」「アルバムを作りたい」「子供とのコミュニケーションの道具」、はたまた「コンテストに応募したい」のか。こうした目的に応じて、撮りたい写真の方向性として、「日々の自然な様子」「群としてバランスのよい写真」「非日常のアーティスティックな写真」などが定まります。自分の目的や好みに合った書籍を選ぶことが、たいへん重要です。自分の子供を撮ることは、他人の子供を撮ることとは、明確にスタンスが違うと思うのです。
(川内松男さんの言「子どもというモチーフを、ただの題材に終わらせないで、仲間をもうならせる写真に高めてくれるのは、写真の技術というより、その人の子どもに対する思い入れのほうがはるかに大きいのである。」→こちらの記事
(石川厚志さんの、自分の子供たちを撮った写真集については、→こちらの記事



◎8.交換レンズ: 必須度=★
 一眼カメラは、レンズを交換できるのが特徴です。「子供撮り」が目的ならば、オリンパスの45mmF1.8が、断然オススメです。子供1人を主役にした写真を、練習なしで、簡単に撮れます。45mmF1.8の作例は、以下をご覧ください。価格は2.5万円と、交換レンズにしては安価な部類。
・M10mark3で子供撮り →こちら
・七五三 →こちら
・赤ちゃん(0歳~1歳) →こちら
 なお、同じく入門向けとされるレンズに、25mmF1.8があります。ただこちらは、画角(写る範囲)が広く、背景を整理するのが初心者にはやや難しく、「練習なし」とはいきません。子供が2人以上であれば、使いやすいかもしれませんが、子供1人ならば、ダンゼン45mmF1.8が「ハッとする写真」を撮りやすいです。(45mmと25mmの子供撮り適正の比較は、→こちらの記事



◎9.カメラケース: 必須度=★
 好みですが、カメラケースやカメラジャケットを使うことも可能です。私の場合、ハダカのままママバックに入れて持ち歩き、使うときは首に下げておく、というスタイルですので、カメラケースは使っていません。お好みでどうぞ。5000円前後。



◎10.カメラ以外の出費: 必須度=★★★
 カメラやレンズなど、機材にお金をかけるのも良いですが、「子供撮り」以上に大事なのは、いうまでもなく、子供との生活です。いくらカメラが趣味だとは言っても、カメラ以外のことにも、バランスよく出費をすることが肝要です。くれぐれも、カメラにのめりこむのは、ほどほどにして下さいね!


★まとめ:一緒に買いたいものリスト
 というわけで、一緒に買いたいものリストをまとめます。必須度★★★の3点を購入すると、目安7500円程度の出費となります。カメラ本体に加えて1万円程度、余裕を見ておきたいですね。
No.アイテム必須度予算目安
1SDカード★★★4000円
2レンズガード★★2000円
3レンズ清掃用具★★★1500円
4液晶保護フィルム500円
5交換バッテリー★1000円
6保管箱★1500円
7写真の本★3000円
8交換レンズ★25000円
9カメラケース★5000円
10カメラ以外の出費★★★???円


 そんなわけで、いろいろ揃えて、楽しいカメラライフ、楽しい「子供撮り」を!
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小学校低学年からの電子回路ブロック遊び!~スナップサーキット(電脳サーキット)でプログラミング教育
【今日のおじさん】
 今回は、小学生の電気回路の実践入門に適したキット、「スナップサーキット;snap circuits(国内商標:電脳サーキット)」を紹介します。 最近話題の「プログラミング学習」にも、役立ちそうです。


★いよいよプログラミング教育が始まる!「電気回路」おもちゃ
 2020年から、小学校におけるプログラミング教育が必修になる、ということです[1]。これをビジネスチャンスととらえて、ゲーム・パズル等を中心とした玩具業者が、「プログラミングに役立つおもちゃ」を訴求しています。例えば、輸入玩具を扱う「CAST JAPAN」社では、「ボードゲームではじめるプログラミング学習」と題したフリーペーパーを発行しています[2]。

[1]文部科学省:「小学校プログラミング教育の手引(第一版)」の公表について
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/03/1403192.htm

[2]CAST JAPAN:フリーペーパー「ボードゲームではじめるプログラミング学習」
http://www.youblisher.com/p/1906558-PLAY-%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0/
http://www.cast-japan.com/

 こうした情報の中で、気になった商品があります。「Thinkfun」社の、「Circuit Maze(サーキットメイズ)」という商品です。指定された部品を組み合わせて、ボードの上に正しい電気回路を組み立てるゲームです。なるほど電気回路の構成はきわめてロジカルで、広義に「プログラミング」と言えなくもないかもしれません。


 
 そんな商品を横目に、ネットで検索していると、「電気回路遊び」ができる、さらに魅力的な商品が見つかりました。さまざまな回路をパズルのように組み立てられる、「Snap Circuits(スナップサーキット、スナップ回路)」という商品です。



★パズルのように回路を作る「スナップ・サーキット」
 「スナップサーキット」は、米国の教育玩具メーカー「Elenco(エレンコ)」社の製品です[3]。日本では、「サイエンス玩具研究所(有限会社ドリームチーム)」が、「電脳サーキット」という登録商標で、販売しているようです[4]。
[3]Elenco: snap circuits
https://www.elenco.com/brand/snap-circuits/
[4]サイエンス玩具研究所:電脳サーキット
https://www.ebcircuit.com/


 この「スナップサーキット」には、多数の種類のキットがあります。対象年齢は8歳以上(日本では6歳以上)とあり、小学校低学年から楽しめそうです。
 以下、「スナップサーキット」あるいは「電脳サーキット」について、商品一覧リストをまとめました。例によって、アマゾンへのリンク付なので、価格比較や、レビュー・クチコミの参考に役立つと思います。


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★日本語版「電脳サーキット」
 本家の「スナップ・サーキット」は、米国企業の製品のため、説明書が「英語」です。回路自体は、絵を見ながら組めるのですが、どのように動作させるか、何がポイントなのか、といったところを子供が自分で学ぶには、やはり日本語の説明書が必要です。この点、日本代理店である「サイエンス玩具研究所」の「電脳サーキット」であれば、日本語の説明書が付属するので、安心です。
 日本語版「電脳サーキット」には、2018年8月現在、以下のラインナップがあります。()内に、税込標準価格(ホームページ[4]記載のもの)を示します。

 
◎ベーシックモデル
 まずは、ベーシックなモデルです。数字は、説明書に掲載されている回路遊び(プロジェクト)の数です。英語版では、100は「JR.(ジュニア)」、500は「PRO」と称され、300が標準的なようです。
・電脳サーキット100 (6469円)
・電脳サーキット300 (11664円)
・電脳サーキット500 (17064円)


◎アップグレード・パーツ
 電脳サーキット100/300は、追加パーツのキットを購入することで、300/500にアップグレードできます。1000円ほど割高になりますが、習熟度を見ながらパーツを増やせるのは、たいへん嬉しいですね。
・アップグレードキット100to300 (6469円)
・アップグレードキット100to500 (11664円)
・アップグレードキット300to500 (6469円)


◎テーマ別モデル
 テーマ別のキットもあります。LEDライトが光る「イルミナ(原題:light)」、立体的な回路を作れる「3D(原題:3D illumination)」、そしてワイヤレスのリモコンで走る「バギー(原題:snap rover)」です。
・電脳サーキット イルミナ (17064円)
・電脳サーキット 3D (10800円)
・電脳サーキット バギー (15800円)



★海外版「スナップ・サーキット(snap circuits)」
 海外版(並行輸入品)を選ぶと、日本語版よりも豊富なラインナップから、製品を選ぶことができます。また、商品によりますが、2~3割安く購入することもできるようです。難点は、説明書が英語であることと、部品故障等の場合にサポートが受けにくいこと(国内代理店の「サイエンス玩具研究所」は、並行輸入品はサポート外としている)でしょうか。
 すべてのキットの説明書(回路遊び集)は、メーカーホームページ[3]から参照可能です。子供に買う場合、難しさが適切かどうか、判断することができると思います。
 また、価格として、ホームページ[3]の米ドル価格から、消費税を見込み1ドル=120円で換算したものを載せました。価格変動が大きい(ディスカウント/プレミアム価格)のが海外製品の常ですから、大いに参考になる情報だと思います。
[3]Elenco: snap circuits
https://www.elenco.com/brand/snap-circuits/



◎ベーシックモデル
 日本版の100/300/500に加えて、750のセットがあります。750は、パソコンと通信できるコンピュータ・インタフェース、太陽電池、電磁石などが特徴のようです。
・SC100: Snap Circuits JR. 100 experiments (4434円)
・SC300: Snap Circuits 300 experiments (8874円)
・SC500: Snap Circuits PRO 500 experiments (12594円)
・SC750: Snap Circuits EXTREME 750 experiments (18234円)



◎アップグレードキット
 日本語版にもある、SC300/500へのアップグレードキット。
・UC30: upgrade kit SC100 to SC300 (5994円)
・UC40: upgrade kit SC100 to SC500 (10194円)
・UC50: upgrade kit SC300 to SC500 (5394円)


 さらに海外版なら、SC750へのアップグレードキットもあります。
・UC60: upgrade kit SC100 to SC750 (15594円)
・UC70: upgrade kit SC300 to SC750 (9594円)
・UC80: upgrade kit SC500 to SC750 (5634円)



◎テーマ別キット
 テーマ別キットも、種類が豊富です。モータの動きを楽しむ「motion」、いろいろな色で光る「light(日本版:イルミナ)」、電磁気を学ぶ「snaptricity」、STEM(Science,Technology,Engineering,Mathmatics)を学ぶ「STEM」、環境関連技術の「green」、そして光と音を楽しむ「arcade」などなど。
・SCM165: motion (10674円)
・SCL175: light (10674円)
・SCBE75: snaptricity (5394円)
・SCSTEM1: STEM (6354円)
・SCG125: green (10074円)
・SCA200: arcade (8154円)



 まだあります。立体的な回路を作れる「3D」シリーズは、電磁気とギア(Magnetics, Electronics, Gears)を組み合わせた「3D MEG」、LEDの光がにぎやかな「3D Illumination(日本語版:3D)」。
・SC3DMEG: 3D M.E.G. (9474円)
・SC3Di: 3D ILLUMINATION (8274円)


 さらに、バギータイプ。基本形の「snap rover(日本版:バギー)」のほか、円板を発射できる「Delux」があります。アップグレード用のパーツもありますよ!
・SCROV10: snap rover (12594円)
・SCROV50: DELUXE snap rover (17634円)
・UC90: upgrade kit SCROV10 to SCROV50 (7554円)



◎しっかり学びたい!教育向けキット
 説明書を読む限り、ベーシックセットの「JR 100」でも、最初から回路が複雑(音楽の流れるICを使う)で、小学校低学年にはハードルが高い気がします。そんな中、「Beginner」キットなら、光るだけ、回るだけ、のような、動作が単純で分かりやすい回路から始められます。マニュアルは、こちら[5]。
[5]Elenco:snap circuits beginner - instruction manual
https://www.elenco.com/wp-content/uploads/2017/10/753097-2.pdf

 説明書は英語ですが、内容が単純で文章も少ないので、小学生でもなんとかなりそうです! 「home learning」も、詳細な解説があって有用そうなのですが、残念ながらAmazonで見つかりませんでした。
・SCB20: beginner (3114円)
・SCHL1: home learning (4794円)


 長く使いたい、ということであれば、しっかりしたボックスと、詳細な解説テキストがセットになった「educational」セットも良いかもしれません。ただ難点は、テキストが英語という点でしょうか。これだと、使えるのは、中学生以降かなあ。
・SC100R: JR. educational 100 (6954円)
・SC300R: educational 300 (15834円)
・SC500R: PRO educational 500 (20154円)
・SC750R: EXTREME educational 750 (26514円)



★おまけ:類似品、競合品
 よくできた玩具の宿命として、「スナップサーキット」にも、類似品があります。例えば、「Educational Kit」と称される玩具。メーカー名は「Virhuck」とありますが、素性が定かではありません。価格の割に、内容は豪華です。


 類似品ではありませんが、類似したコンセプトの製品に「e-blox」の「circuit builder」があります。こちらはピースがブロック状になっていますが、いろいろな回路構成(プロジェクト)を組み立てられる点は、「snap circuits」と同様です。洗練された感じは、スナップ・サーキットが上かしら。


 この「e-blox」ブロックは、学研の「電子ブロック」に似ています。そういえば、電子ブロックは復刻されたのですね。アマゾンでも取扱いがあるようです。こちらは電子回路(トランジスタやダイオード)がメインなので、小学生には、ややハードルが高いかもしれません。



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磁石ブロック・マグフォーマー、2018年最新商品リスト~ボーネルンド正規品&安価な類似品
【今日のおじさん】
 今回は、磁石ブロック「マグフォーマー」の、2018年・最新情報です。最近の新製品に加え、価格の安い廉価版の情報もまとめました。


★磁石ブロック「マグフォーマー」!
 「マグフォーマー」は、多角形のピースを、磁力で組み立てていく、ブロックのような玩具(3Dマグネットブロック)です。辺の部分に、強力な磁石(ネオジム磁石)が入っています。ピースの形は、正三角形・正方形・正五角形・台形・ひし形・二等辺三角形、などがあります(セットにより内容が異なります)。
 パチパチとくっつけていくだけで、簡単に、立体的な形状ができます。磁石は、辺の中で回転するようになっているので、いつも反発することなく、キッチリとくっつくきます。これは、おもしろい。
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 いきなり立体的に組んでいくだけでなく、別の遊び方もあります。最初に展開図の形からスタートして、持ち上げながら組み立てる方法です。逆に、組み立てた立体を分解することで、「展開図」の勉強の教材にも、使えそうです。


 立体的な組み立ては、3~4歳くらいから(我が家の長男の場合)。平面的にも組めるので、2~3歳から遊べます。そして遊んだあとは、これまたパチパチとくっつけて、コンパクトに収納できます。楽しく遊んで、キチンと片付けもできる、たいへん楽しいおもちゃです。
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★2018年、最新商品リスト!
 そんな「マグフォーマー」は、日本では「ボーネルンド」が正規代理店となっているようです。ここ数年、大幅にラインナップが充実してきました。以前は海外でしか入手できなかったバージョンも、比較的容易に購入できるようになっています。


 以下、ボーネルンドの取扱い商品[1]です。それぞれ()内に、税込定価を示しました。2018年8月現在。
[1]ボーネルンド:ボーネルンドオンラインショップ
http://ec.bornelund.co.jp/shop/

◎基本的なセット
 正三角形や正方形など、基本的な形がセットになったセットです。
・ベーシックセット 14ピース(2916円)
・ベーシックセット 30ピース(7128円)
・ベーシックセット 62ピース(12960円)


 曲面ピースや大型ピースなど、特徴的な形状のセットです。
・カーブセット 50ピース(12960円)
・スーパーサイズセット 30ピース(12960円)



◎テーマ別セット
 テーマに沿って、車輪や木などのピースが入ったセットです。自動車、恐竜、おうち、観覧車など、バラエティーに富みます。女の子、男の子、年齢など、各人の好みに合わせて選べます。
・乗り物セット 16ピース(4212円)
・ダイナソーセット 40ピース(8424円)
・マイハウスセット 42ピース(7128円)
・カーニバルセット 46ピース(10584円)



 電動パーツを含む、豪華なセットもあります。
・LEDライトセット 55ピース(12960円)
・リモート乗り物セット 20ピース(10584円)



◎多人数向けセット
 ピース数の多いセットは、多人数で遊ぶのにも適しそうです。
・クリエイティブセット 90ピース(19440円)
・算数セット 87ピース(23760円)
・プレスクールセット 180ピース(58320円)



◎バラのピース
 バラのピースもあります。12ピースセットで、ピース単価は200円~300円となっています。

 車輪パーツは、組み立て遊びの楽しみを広げます。きょうだいで遊ぶ場合の、買い増しにも便利ですね。
・車輪パーツセット 2ピース(1620円)


 もっとも基本的なパーツ、三角形と四角形。
・正三角形 12ピース(2376円)
・正方形 12ピース(2808円)


 やや大型のパーツ群です。
・二等辺三角形 12ピース(3888円)
・ひし形 12ピース(2808円)
・台形 12ピース(3888円)
・長方形 12ピース(4536円)


 大型パーツの、五角形と六角形。5角形は12個あるので、正12面体が作れます。
・五角形 12ピース(3888円)
・六角形 12ピース(4536円)



★廉価な類似品は、磁力が劣る!?
 この「マグフォーマー(MAGFORMERS)」の難点は、価格が高いことです。1ピース200円~300円もして、たくさん揃えるのが難しいのです。しかし、数量が少ないと、本来の「組立遊び」の幅が制限されてしまいますし、兄弟で一緒に遊ぶのも困難になります。
 マグフォーマーには類似品・名称変更品と思われる商品が多数存在します。類似品はさまざまですが、大きくわけて、次の4種類があります。d)の商品は、特に価格が安く、魅力的に感じます。
a)正規品・ボーネルンド (ピース単価≒200~300円)
b)正規品・並行輸入 (ピース単価≒150~250円)
c)同レベル価格の類似品 (ピース単価≒100~200円) 商品リスト→こちら
d)廉価な類似品 (ピース単価≒50~100円) 商品リスト→こちら



 廉価版の多くは、正規品と互換性があり、混合して使えます。少し試すだけだと、両製品に差はないように見えるのですが、しばらく遊んでいると、廉価品は磁石が少々弱く、崩れやすい気がします。特に、車輪パーツの固定で顕著です。下の動画をご覧ください。


 やはり廉価品は廉価品、多少ながら磁力が劣るようです。小さい子供の場合は、あまり器用でないので、シッカリと吸着する正規品のほうが、使いやすいと思います。

 磁力の違いは、磁石の強さ、サイズに起因します。左3個が廉価品、右3個が正規品の磁石です。正規品の磁石サイズが、ひとまわり大きいことが分かります。寸法は、以下の通りです(ノギスで測定)。正規品の磁石は、廉価品よりひとまわり大きいので、磁力が強いと推察されます。
・廉価品:直径Φ3.6mm×長さ8.5mm
・正規品:直径Φ4.3mm×長さ9.0mm
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 なお、今回比較したのは、あくまで廉価版の製品のひとつであり、すべての廉価版の磁力が劣るとは言い切れません。ただ、どの廉価版が大丈夫で、どの廉価版が磁力が弱いか、確証の持てる情報がありません。安いには安いなりの理由がある、ということを、踏まえておく必要があります。
 ですので、例えば、3歳~4歳の子供に、入園祝いや誕生日プレゼント・クリスマスプレゼントなどで贈るのであれば、正規品が間違いありません。
(反面、自宅用に購入する場合や、ピース数を増やしたい場合などには、価格が2~3倍することを考えると、安価でオトク感のある廉価品を選ぶのも、有力な選択肢です。)


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UGEARS・トラクター完成!~メカニカルな木製歯車モデル製作レビュー
【今日のおじさん】UGEARS・トラクター完成!~メカニカルな木製歯車モデル製作レビュー
 今回は、ウクライナ発・メカニカルな木製組立キット「UGEARS」のレビューです。モデル名は「トラクター(tractor)」です。


★買いました!「UGEARS」のトラクター!
 以前の記事(→こちら)で、「UGEARS(ユーギアーズ)」という商品を紹介しました。東ヨーロッパ・ウクライナ「Ukrainian Gears」社の、メカニカルな木製キットです[1]。
[1]Ukrainian Gears:UGEARS 
https://ugearsmodels.com/

 今回、その「MODEL <<TRACTOR>>(トラクター・モデル)」という製品を購入しました。
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★無事に組立完了!ゴム動力で動くぞ!!
 中身は、ベニヤの板切れ2枚と、つまようじ30本、輪ゴム3本、となっています。こ、これで約4000円!?と思いますが、海外モノですので、高いのは織り込み済み、動じることはありません。(メーカーホームページ[1]には、「開けるとかぐわしい木の香り」的なことが書いてありますが、ベニヤ板のためか、接着剤ぽいニオイがするだけでした。残念。)
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 組立式キットなので、自分で組み立てが必要です。CNCレーザーカットで、接着剤不要のはめ込み式なのですが、やはり細かい箇所は「すりあわせ」が欠かせません。特に、穴と軸のはめあいは、所により固く、かつ軸の「つまようじ」(Φ2mm)の強度が心もとないので、折れることが多く、多少ながら苦労しました。写真のように、穴にΦ2mmのドリルの把持部を通してから組み立てると、うまくいきます。(ただし、ゆるくなりすぎることもあるので注意。)
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 説明書によると、軸の先端や歯車の歯には、ろうそくの「ろう(蝋)」を塗るとよい、とあります。100円ショップのろうそくを試したのですが、あまりうまく塗れないので、家具用のもの(「すべロウ」)を買いました。なかなか良い具合に見えます。
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 その他、詳しい製作経緯を書きはじめると、終わらなくなるので、割愛して、完成像だけ載せることにします。全長20センチくらい。1/15スケールとのことです。
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 ほぼ同スケール、1/16のブルーダーシリーズの、大型トラクター&フィギュアと並べてみました。なかなか、お似合いです。(前の写真では、ムリヤリ載せています。)
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 そして、この模型の素晴らしい点は、ゴム動力で自走する点です。カタカタと音を立てながら、歯車が動く様子が、なんともメカニカルでカッコウイイ!!


 ゴムを巻くときは、レバーを「Park(停止)」にして、後輪を手で回します。ゴムを巻きすぎると、後輪上にある、輪ゴムをひっかけているプーリーの軸が折れますので、ご注意を。目安として、車軸を4周するぐらいまでが無難です。


 この後輪上のプーリー軸と、前後輪の車軸は、直接力を受ける部分ですので、なんとも折れやすいのが難点です。私は、強度の高い竹ひごに換装しました。(Φ2mm×90cmの竹ひごが、東急ハンズで売っていました。)
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★カムの動きで、低速・高速の2モード走行が可能だッ!
 さらに、このトラクターは、レバーの位置によって、2種類の動作が可能です。1つ目は「Drive」モード。カタカタと音を立てながら、ゆっくりと走ります。車体の中央で、上下に動くピストンにも注目しましょう。


 そしてもうひとつの動作が「Sport」モード。Driveモードとは大きく違う、高速走行に驚かされます。


 なぜ、走行スピードを変えられるのかと言うと。「Drive」モードの時は、カム(3本の棒が刺さったパーツ)がフリーになっていて、2個の歯車に交互にぶつかります。この衝突によって、歯車の回転速度が抑制されて、ゆっくりした動きになります。(動画では分かりませんが、このカムは、ピストンを押し下げて動かす役目も持っています。これも抵抗になり、動きをゆっくりにする一因です。)


 一方、「Sport」モードの時は、レバーの先端でカムが拘束されます。この位置だと、カムは歯車に当たらない状態になります。よって、歯車は最大限の速度で、回転できるのです。(クラッチ要素はないため、ゴム動力で一方向に回転しきった後は、惰性でゴムが巻かれて、逆方向に回転しています。)



 そんなわけで、我が家にまた、あたらしいトラクターが一台、加わったということでした。
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圧力鍋は,味が染みにくい?~大根を用いた比較料理実験:夏休みの自由研究のヒント
 以前連載していたブログ「今日の料理工学」は、圧力鍋に関する考察から始まりました。その中でも、今回紹介する記事は、ひときわ手が込んでいます。大根を使った実験で、夏休みの自由研究にも最適!なヒントがあるかもしれません。
 では、「今日のおじさん・アンコール」を、お楽しみください。初出:2011/5/27


【今日のおじさん・アンコール】 圧力鍋は,味が染みにくい?~大根を用いた比較実験
 「今日の料理工学」の最初のテーマとして,圧力鍋を取り上げました.(→こちら)このときの結果として,以下のことが分かりました.
 ・圧力鍋の内部は,高温(例えば,約120℃)になっている.
 ・高温だと,アレニウスの定理により,材料の煮え(破壊)が著しく速く進む.
 ・120℃の調理では,100℃の調理に比べて,約1/5の時間で,煮える(柔らかくなる).

 圧力鍋は,調理が短時間で済むので,私は愛用しています.しかし,圧力鍋には,弱点がないわけではありません.
 短時間で材料が柔らかくなるのですが,味の染み込みが,いまひとつの気がするのです.つまり,材料の「煮え」(柔らかくなること)は,約5倍速いのですが,「味の染み」は,5倍も速くないように感じます.

 そこで今回は,実験をします.圧力鍋の調理で,「味の染み」がどの程度加速されるか,調べてみたいと思います.


★圧力鍋の効果を調べる! 大根を使った実験
 準備した試料を,図1に示します.試料の諸元は,以下の通りです.
 ・試料の種類:大根
 ・試料の形状:イチョウ切り
  ・半径:約40mm
  ・厚さ:約15mm
<図1>
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 上の試料をa,b,c,dの4個準備して,次の条件で,下ごしらえしました.
 ●試料a:
 ・そのまま(下ごしらえなし)

 ●試料b,c,d:
 1)圧力鍋に,湯をわかす.
 2)試料3個を,同時に投入する.
 3)圧力鍋のフタをし,圧が上がってから5分加圧,その後自然冷却

 下ごしらえの後,それぞれ,以下の条件で調理しました.調味液は,しょうゆ:水=1:4で,混ぜたものです.
 ・試料a:室温(約20℃)で,調味液に10分間漬ける.
 ・試料b:室温(約20℃)で,調味液に10分間漬ける.
 ・試料c:普通鍋(100℃)で,調味液で10分間煮る.
 ・試料d:圧力鍋(推定120℃)で,調味液で10分間煮る.
 試料cとdでは,湯を煮立ててから,試料を入れました.また,試料dでは,フタをして圧が上がってから10分煮て,強制減圧(おもり徐荷)しました.

 調理終了後,試料a~dで,調味液の染み具合を比較します.比較項目は,以下としました.
 ・外観(表面および切断面)…目視観察による
 ・調味液の染みの深さ…定規(最小目盛=1mm)により測定
 ・味,食感…食べる人=36歳男性,かなりヒマ人


★さあ、煮てみよう! おいしくできるかな?
 調理の様子を,図2に示します.左から,試料a,b,d,c,です.
<図2>
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 さて,期待の実験結果です.

 調理後の試料の外観を,図3に示します.左から,試料a,b,c,d,です.
 ・試料a:下ごしらえなし→室温で調味液に漬けた.
 ・試料b:圧力鍋で下ゆで→室温で調味液に漬けた.
 ・試料c:圧力鍋で下ゆで→普通鍋で調味液で煮た.
 ・試料d:圧力鍋で下ゆで→圧力鍋で調味液で煮た.
<図3>
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 試料a→b→c・d,の順で,色が濃くなっています.試料cとdで,色の差は,ほとんど分かりませんでした.

 試料を切断して,調味液の染み具合を観察しました.結果を,下図4に示します.
<図4>
(a)試料a:下ごしらえなし→室温で調味液に漬けた.
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(b)試料b:圧力鍋で下ゆで→室温で調味液に漬けた.
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(c)試料c:圧力鍋で下ゆで→普通鍋で調味液で煮た.
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(d)試料d:圧力鍋で下ゆで→圧力鍋で調味液で煮た.
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 観察結果をまとめます.
 ・試料a:ほとんど色がついていない.
 ・試料b:少しだけ色が染みている.染みた深さは,約1~2mm.
 ・試料c:やや深くまで色が染みている.染みた深さは,約3~4mm.
 ・試料d:やや深くまで色が染みている.染みた深さは,約3~4mm.
 ここで,染みた調味液の色は,グラデーションがかかっています.正確な測定は難しいので,エイヤ!で目視測定しました.
 
 最後に,各試料を食べてみました.「いただきま~す♪」
 ・試料a:ゴリゴリ.味がない.
 ・試料b:ちょうどよい固さ.味もちょうどよい.
 ・試料c:柔らかい.しょっぱい.
 ・試料d:とても柔らかい.しょっぱい.


★まとめ:「煮え」は速いが、「味の染み」は大差なし!
 まとめです.
 ・味の染み具合は,圧力鍋調理と,普通鍋調理で,有意な差は認められなかった.
 ・室温(約20℃)に比べて,圧力鍋(推定120℃)or普通鍋(100℃)調理では,染みた深さが約2倍深かった.

 以前の考察では,煮える速さ(柔らかくなる速さ)について,以下の知見を得ています.
 ・100℃→120℃にすることで,5倍速く,柔らかくなる.

 これに対して,今回の結果から,以下のことが言えそうです.
 ・20℃→120℃にしても,染みる速さは,約2倍にしかならない.

 100℃の温度アップで染みる速さが2倍とすると,20℃の温度アップでは,染みる速さは次のようになりそうです.
  2^(20℃/100℃)≒1.1倍
 つまり,普通鍋→圧力鍋としても,染みる速さは,約1.1倍にしかならないと,推定されます.実際,今回の実験結果でも,普通鍋と圧力鍋とで,染みた深さに大差はありませんでした.
 なぜ、このように「染み」に時間がかかるのかは、別の記事(→こちら)にまとめています。


 以上の考察によると,圧力鍋の調理では,柔らかくなる速さは5倍なのに,染みる速さは1.1倍に過ぎません.したがって,圧力鍋を使うと,普通鍋に比べて,味のバランス(柔らかさと染み具合のバランス)が崩れるのは,不可避と思われます.圧力鍋を使う場合には,味付けの仕方に,注意をする必要がありそうです.


【今回の結論】
 圧力鍋を使った実験の結果から,以下が分かりました.
 ・調理温度20℃→120℃としても,調味液が染みた深さは,約2倍にしかならなかった.
 ・圧力鍋(内部温度120℃)を使っても,染みる速さは,普通鍋の1.1倍程度と推定される.


【バックナンバー】
煮物編・前の記事:圧力鍋・圧力の影響
煮物編・次の記事:味が染みる原理

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