今日のおじさん、なに食べました? (仮)

妻の料理と、おじさんの毎日の記録です。ほんのり工学テイスト。

omocha201612.jpg
↑↑↑画像クリックで、我が家のおもちゃを紹介します!↑↑↑
一眼カメラ、お買い得「単焦点レンズ」はどれ?~ニコン、キヤノン、ソニー、マイクロフォーサーズ比較
【今日の夕食】
 今週末は、マラソン(ハーフマラソン)に出走の予定です。ほとんど走っていないので、大丈夫かどうか、不安があります。
NC057061.jpg
OLYMPUS E-PM2+MZD45mmF1.8;EFL.90mm、F2.8、SS1/100、ISO500
★スパゲッティ、ボローニャ風
 できあいのボローニャ風ソースに、自前でナスを加えたそうです。ひき肉の触感がしっかりしていて、普段のミートソースとは一味違いました。

★豚肉白菜スープ
 「本だし」を使った、水晶鍋風です。

★さつまいも、きゅうりツナ


妻の料理を応援して下さい:
写真日記



【今日のおじさん】一眼カメラ、お買い得「単焦点レンズ」はどれ?~ニコン、キヤノン、ソニー、マイクロフォーサーズ比較
 今回は、一眼カメラ(一眼レフ、ミラーレス)用の交換レンズ(単焦点レンズ)の価格について調べました。


★高すぎるよ! 一眼カメラの交換レンズ
 昨年、はじめての一眼カメラ(ミラーレス一眼レフ)を買いました。さらに今年、はじめてのミラー付き一眼レフ(光学ファインダー搭載機)を買いました。

 一眼カメラの利点は、レンズ交換ができる点です。逆にいうと、一眼カメラを使うからには、レンズ交換をしないと、十分なメリットが得られません(キットレンズだけならば、高級コンデジと性能的に大差ない→こちらの記事)。

 ところが、一眼カメラの交換レンズは、たいへんに高価です。カメラ本体(キットレンズ付き)が5万円前後からあるのに、交換レンズは1本で数万円~数十万円します。そんなわけで、私のような貧乏人や、カメラにあまりお金をかけるつもりのない人にとっては、交換レンズというものは、なかなか買えるものではありません。

 それでも、一眼カメラを買うからには、交換レンズを手に入れたい!

 そこで今回は、各メーカーの交換レンズについて、「焦点距離」と「価格」の関係を調べてみました。
 どのメーカーの、どの焦点距離のレンズが、一番「お買い得」なのでしょうか?


★各メーカーのレンズ価格を調べる!
 今回は、以下のメーカーの、「単焦点レンズ」を調査対象にしました。(ペンタックス・フジフイルムは希望小売価格が設定されていない(オープン価格)ため、除外しました。)
・ニコン :DXフォーマット、FXフォーマット
・キヤノン:EFマウント、EF-Sマウント、EF-Mマウント
・ソニー :Aマウント、Eマウント
・パナソニック、オリンパス:マイクロフォーサーズ

 価格は、カタログ記載の「希望小売価格」(税別)としています。2013年時点の紙カタログを参照しました。

 調査対象の単焦点レンズには、「単焦点レンズ」、「マクロレンズ」、「チルト・シフトレンズ」などが含まれます。


★焦点距離と価格:メーカー別のまとめ

◎ニコン
 ニコンのレンズは、次のように分類しました。対象は40本。
・Nikon-D:FXフォーマットのDレンズ(絞りリング付き)
・Nikon-G:FXフォーマットのGレンズ(絞りリングなし)
・Nikon-DX:DXフォーマットのレンズ
・Nikon-Macro:マクロレンズ(マイクロレンズ、DXまたはFX)
・Nikon-Tilt:チルトシフトレンズ(PCレンズ)

 焦点距離(実焦点距離、換算焦点距離でない)と価格の関係は、下図の通りです。上の分類ごとに、色を変えてプロットしました。縦軸・横軸とも対数軸としています。焦点距離は10~1000mm程度、価格は2~200万円程度と、広く分布します。
20141205F_nikon.jpg
 全体としての傾向は、次のようになっています。
・実焦点距離≒50mm前後のレンズが、もっとも安価。
・実焦点距離が50mmより大きくなるにつれ、価格が緩やかに上昇する。
・実焦点距離が50mmより小さくなるにつれ、価格が急激に上昇する。

 ニコンの主流となるのは、「Nikon-G」で示されるGレンズで、ほとんどがレンズ内にAF駆動モーターを内蔵しています。一方のDレンズ(Nikon-G)は、ほとんどがAF駆動モータ非搭載のレンズのため、最近の廉価カメラではAFが効かず、使い勝手が悪そうです。価格は、Gレンズのほうが高めになっています。
 マクロレンズ(マイクロレンズ)はピントの合う範囲が広く、接写(高倍率撮影)に向くものです。価格は、GレンズやDレンズと大差ありません。チルトレンズ(PCレンズ)はアオリ機能の付いた特殊レンズで、焦点距離のわりに高価です。


◎キヤノン
 キャノンのレンズは、次のように分類しました。対象は36本。
・Canon  :Lレンズでないレンズ
・Canon-L:Lレンズ
・Canon-M:EF-Mマウントのレンズ
・Canon-Macro:マクロレンズ
・Canon-Tilt:チルトシフトレンズ

 実焦点距離と価格の関係を、下図に示します。ニコン同様、焦点距離は10~1000mm程度、価格は1~200万円程度と、広く分布します。
20141205F_canon.jpg
 キャノンの場合、フルサイズ・AP-S共通のEFマウントと、APS-Cのみ対応のEF-Sマウントがあるのですが、今回の調査対象にはEF-Sの該当レンズはありませんでした(EF-Sの単焦点レンズがなかった)。
 キャノンは、高級レンズである「Lレンズ」と、その他のレンズという分類なので、どれが高性能レンズなのか分かりやすいです。上図を見て分かるとおり、Lレンズは他のレンズに比べて「段違いに」高価です。10万円を切るものはありません。
 ニコンのときと同様に、実焦点距離50mm前後のレンズが、もっとも安価です。焦点距離が50mmから離れるにつれて、価格がアップします。


◎ソニー
 ソニーのレンズは、次のように分類しました。対象は23本で、Aマウント(一眼レフ)17本、Eマウント(ミラーレス)6本です。
・SONY:Aマウントのレンズ、通常品
・SONY-G/Z:Aマウントのレンズ、Gレンズ・ツァイスレンズ
・SONY-E:Eマウントのレンズ(ミラーレス用)
・SONY-Macro:マクロレンズ

 実焦点距離と価格の関係を、下図に示します。焦点距離は10~500mm程度、価格は1~100万円程度で、ニコンやキャノンと比べると、分布範囲が狭くなっています。つまり、選択の自由が狭いということです。チルトレンズもありません。
20141205F_sony.jpg
 ソニーは、一眼レフ用の「Aマウント」と、ミラーレス用の「Eマウント」の、基本的に互換性のない2つのマウントを持っています。
 Aマウントのうち、「Gレンズ」や「ツァイスレンズ(Carl Zeiss Lens)」が高級レンズの位置づけで、10万円を超える価格設定です。Eマウントは、まだ本数が少ないですが、比較的控えめな価格になっています。
 ソニーの場合も、やはり焦点距離50mm付近に、価格の谷があります。
 

◎マイクロフォーサーズ、フォーサーズ
 オリンパスとパナソニックを合わせて、マイクロフォーサーズのレンズとしてまとめました。オリンパスには、旧規格のフォーサーズのレンズもあります。対象はマイクロフォーサーズ13本、フォーサーズ6本。以下の分類です。
・MFT-Olym:オリンパスのマイクロフォーサーズ用レンズ
・MFT-Pana:パナソニックのマイクロフォーサーズ用レンズ
・FT    :オリンパスのフォーサーズ用レンズ
・MFT/FT-Macro:マクロレンズ(マイクロフォーサーズ、フォーサーズ)

 実焦点距離と価格の関係を、下図に示します。焦点距離は10~300mm程度、価格は3~100万円程度で、やはりニコンやキャノンと比べて分布範囲が狭いです。特にマイクロフォーサーズは、焦点距離の長い単焦点レンズが不足しているように見えます。
20141205F_MFTFT.jpg
 フォーサーズは、すでに生産終了となった規格ですので、実用性は低いと思われます。マイクロフォーサーズのほうは、オリンパスとパナソニックの2社が供給していますが、目立った価格差はないようです。
 そして、マイクロフォーサーズでも、やはり実焦点距離50mm前後が、価格の谷になっています。


★「お手ごろ価格」のレンズの本数は?
 上述のように、メーカーによって、レンズのラインナップ数が異なります。ニコン・キャノンは豊富で、ソニー・マイクロフォーサーズは控えめです。しかし、私のような貧乏人や、カメラばかりにお金をかけられない人にとっては、「手ごろな価格」のレンズが、どれだけ用意されているかが、たいへん重要です。(個人的には、せいぜい5万円まで、ムリしても10万円まで、といったところです。)

 そこで、メーカー別に、価格帯ごとのレンズ数を調べました。

◎ニコン
 ニコンの単焦点レンズは、総数40本。しかし、手ごろな価格帯のレンズとなると、種類は制限されます。また、最近の廉価なカメラ本体(D7100/D5300/D3300)では、AF駆動モータを内蔵する「AF-Sレンズ」でないとAFが使えないので、低コスト派は注意が必要です。
・5万円以下 : 9本(うちAF-S:5本)
・10万円以下:17本(うちAF-S:10本)
20141205p_nikon2.jpg

◎キャノン
 ニコン同様に豊富な単焦点レンズの選択肢(36本)なのですが、やはり高価格なものが多いです。
・5万円以下 : 4本
・10万円以下:13本
20141205p_canon2.jpg

◎ソニー Aマウント
 ソニーのうち、Aマウントの単焦点レンズです。総数は17本と少ないですが、価格帯が低めのものが多いです。
・5万円以下 : 4本
・10万円以下: 8本
20141205p_sonyE2.jpg
 

◎ソニー Eマウント
 ソニーのうち、Eマウント(ミラーレス用)の単焦点レンズです。総数は6本と少ないですが、全体に低価格です。
・5万円以下 : 4本
・10万円以下: 5本
 20141205p_sonya2.jpg

◎マイクロフォーサーズ
 オリンパス、パナソニックの単焦点レンズ、総数13本です。フォーサーズは除きます。こちらも、低価格に集中したラインナップです。
・5万円以下 : 4本
・10万円以下:12本
20141205p_MFT2.jpg


★まとめ:どのメーカーの、どのレンズを選ぶか?
 各メーカーの単焦点レンズについて、価格と焦点距離の関係をまとめました。分かったことは以下です。

◎50mmレンズが「お買い得」!
 今回の調査結果から、メーカーを問わず、以下の傾向がありました。
・実焦点距離≒50mm前後のレンズが、もっとも安価。
・実焦点距離が50mmより大きくなるにつれ、価格が緩やかに上昇する。
・実焦点距離が50mmより小さくなるにつれ、価格が急激に上昇する。

 つまり、実焦点距離が50mmのレンズが「お買い得」というわけです。この理由は定かではないのですが、以下2点が推察されます。
1) 焦点距離が大きいほど、レンズが大型化して、材料費や加工費が上がる。逆に、焦点距離が小さいレンズは、画角が増すため大きい鏡筒を要するし、いわゆる「レト ロフォーカス(焦点距離<バックフォーカス)」になるので構造に工夫が必要で、工賃が上がる。両者の中間にあるのが、たまたま50mm付近になっていて、価格が安い。
2)かつてフィルム式カメラが主流だった時代、実焦点距離50mmは「標準レンズ」と呼ばれていました(現在は換算焦点距離50mmが標準)。このため、50mm付近が最も売れていて、レンズ関係の生産設備が50mmに最適化されてきたため、かもしれない。

  なお、同じ実焦点距離50mmでも、フルサイズとマイクロフォーサーズでは、換算焦点距離は2倍近く違います。安価なレンズで広い画角が欲しいならフルサ イズ(カメラ本体は高価ですが)、望遠がよいならマイクロフォーサーズ。APS-Cは両者の中間、というわけで、50mmレンズの画角からカメラを決め る、という考え方も有効そうです。

 以下は、各メーカー50mm付近の「お買い得」レンズです。




◎予算10万円なら「どのメーカーも同じ」!
 ラインナップの幅が広いのはニコン・キヤノンです。両者とも実焦点距離10~1000mm、価格1~100万円程度のレンズを揃えています。アオリ撮影ができるチルトレンズもあります。ニコン・キャノンとも、単焦点レンズの本数は約40本でした。お金が「うなるほど」あれば、迷わずニコンかキャノンです。

 一方、私のような、カメラにばかりお金をかけられない人間にとっては、手ごろな価格のレンズの数が重要です。5万円以下、10万円以下の単焦点レンズの数を、下表にまとめました。
 ニコンキヤノンソニーAソニーE
マイクロ
フォーサーズ
5万円以下9(5)
10万円以下17(10)1312
総数40(25)361713
※ニコンの()内はAF-Sレンズの数。D7100/D5300/D3300などでは、AF-SレンズでないとAFが効かない。

 レンズの総数で見ると、ニコン・キャノンが圧倒的なのですが、5万円以下や10万円以下のレンズに絞って考えると、どのメーカーでも単焦点レンズの数に大差ありません。(強いて言えば、ソニーがやや少ない)。つまり、低コスト派には、どのカメラを選んでも、レンズの選択の幅は同じくらいである、と言えそうです。
※ただし、ニコン・キャノン・ソニーAマウントは、サードパーティー(レンズ専業メーカー;シグマ、タムロンなど)のレンズが充実しています。上の表よりも、少し選択肢が増えるかもしれません。

 こうして考えると、カタログをチラリとだけ見て「レンズの選択肢が多いから」と、カメラのメーカーを選んでしまうのは、たいへん危険です。自分の手の届く価格が、どの程度までなのか。自分の用途に合ったレンズが、買える範囲の価格でラインナップされているか。そういったことを考えながら、各社レンズのカタログを熟読して、分析して、どのカメラを買うか選ぶのが最良です。

 一眼カメラを買うならば、レンズのカタログを見て、まず使いたいレンズを決めてください!
 そうすれば、きっと「失敗しないカメラ選び」ができると思うのです。
 
この記事が役に立ちましたら、応援をお願いします:
写真日記


(補足)
 実際に私の場合、先にレンズを選んでからカメラを選びました。この経緯を詳しく書いています(→こちらの記事)。


関連記事
スポンサーサイト
omocha201612.jpg
↑↑↑画像クリックで、我が家のおもちゃを紹介します!↑↑↑









管理者にだけ表示を許可する





トラックバック
TB*URL







Copyright © 今日のおじさん、なに食べました? (仮). all rights reserved.