今日のおじさん、なに食べました? (仮)

妻の料理と、おじさんの毎日の記録です。ほんのり工学テイスト。

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標準単焦点レンズ、ボケ量の比較検討~マイクロフォーサーズvsニコンDX(NikkorDX35mmf/1.8G、シグマ30mmF1.4DC)
【今日の夕食】
 娘(4歳4か月)が、数日前から発熱しています。医者によると「夏風邪」とのことですが、高熱が長引いていて、食欲もないので、心配です。
Q7186287.jpg
OLYMPUS E-PM2+MZD45mmF1.8;EFL.90mm、F2.8、SS1/100、ISO800;EV+0.7
★米飯

★豚しゃぶ
 さっぱりしていて、夏にピッタリです。

★きゅうりキムチ

★蒸し鶏サラダ

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【今日のおじさん】標準単焦点レンズ、ボケ量の比較検討~マイクロフォーサーズvsニコンDX(Nikkor DX35mmf/1.8G、シグマ30mmF1.4DC)
 今日は、マイクロフォーサーズとニコンDXフォーマットの「標準レンズ」の購入検討のために、「ボケの大きさ」を比較します。


★「標準レンズ」を使ってみたい!
 「子供撮り」を目的に、2年ほど前から「一眼レフ(ミラーレス含む)」系のカメラを使っています。現在、以下のような構成のカメラ&レンズを所持しています。

◎ミラーレス一眼レフ(ノンレフ)
・カメラ:オリンパス・E-PM2
・レンズ:
 ①標準ズーム:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6IIR
 ②単焦点:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
 ③望遠ズーム:LUMIX G X VARIO PZ45-175mm/F4.0-5.6ASPH/POWER O.I.S.
 ④ジャンクレンズ:SIGMA ZOOM-λII 1:4.5-5.6 f=75-300mm

◎従来型一眼レフ(ミラー付き)
・カメラ:ニコン・D200
・レンズ:
 ①標準ズーム:AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR
 ②望遠ズーム:AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED


 「気軽にキレイに撮りたい」を目標に始めた一眼カメラですが、2年弱でカメラ2台+レンズ6本という「大所帯」になってしまいました。これ以上、何を望むのかと思いますが、それでも追加したいレンズがあります。

 換算焦点距離(画角)50mm近傍の、いわゆる「標準レンズ(単焦点)」です。

 標準レンズが欲しい理由として、以下があります。
1)現在常用している「45mmF1.8」は、換算画角が90mmで、写る範囲が狭い。部屋撮りでは、不便を感じることがある。
2)「写真の基本」といわれる画角の、換算50mm近傍の標準レンズを試してみたい。
3)ニコンD200の使用頻度が低いので、新レンズ投入によって、使用頻度を高めたい。


★検討するレンズは4本!
 換算50mm近傍で、手が届く価格のレンズとして、以下を検討しています。
マウント形式EFL価格
マイクロフォーサーズM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.850mm3.6万円
ニコンDXAF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G53mm2.7万円
ニコンDXSIGMA 30mm F1.4 DC HSM45mm4.8万円
ニコンDXAF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G60mm3.2万円
※価格はヨドバシドットコム。2015/7現在、税込、1000円単位丸め。


 今回のレンズ選定の目的のひとつは、「ニコンD200の使用頻度向上」です。しかし、D200の現時点での活躍度の低さと使い勝手の悪さ(液晶撮影不可)を考えると、こちらに投資するよりも、マイクロフォーサーズに資源を投入したい、とも考えてしまいます。そこで今回は、マイクロフォーサーズの標準レンズ25mmF1.8も、検討に加えました。


★ボケの大きさの指標:「無限遠ボケ」と「ボケ勾配」
 現有レンズの中で、もっとも使用頻度の高い「M.ZUIKO DIGITAL 45mmF1.8」の気に入っている点は、「背景が盛大にボケる」ことです。このボケによって、子供がいっそう引き立ちます。また、背景に余計なものが入ってもゴマかせるので、私のような利便性重視の「ライトユーザー」には最適です。

 ひとくちに「ボケ」と言っても、ボケのカタさ・キレイさなど、いろいろあるようです。しかしここでは、単純に数値で比較できる「ボケの大きさ」だけを議論することにします。ボケの大きさは、以下の2つの指標で、だいたい表現できます。(詳しくは、→こちらの記事

1.「無限遠ボケ」:無限遠でのボケの大きさ
2.「ボケ勾配」 :ピント面周辺の傾き(勾配)

※「無限遠ボケ」「ボケ勾配」は、当ブログオリジナルの指標です。

 「無限遠ボケ」と「ボケ勾配」を図示したのが下図です。この図は、被写体までの距離とボケの大きさの関係を、数値シミュレーションした結果です。この例では、ピント面はカメラから1000mm(=1m)のところにあり、ここではボケはゼロです。ピント面から被写体までの距離が離れるにしたがって、ボケが増します。無限遠では、ボケは一定値(=「無限遠ボケ」)に収束します。
20140419z21_chart.jpg
 
 「ボケ勾配」とは、ピント面から1mmだけ距離がずれたときの、ボケの増大量を示します。ボケ勾配が大きいほど、ピント面が薄くなります。ボケ勾配が大きいほど、いわゆる「被写界深度」は小さくなります。(ただし被写界深度は、ボケ勾配だけでは決まらず、どこまでのボケを許容するか(許容ボケ)によって変化します。)

 以下では、各レンズで上図と同様のシミュレーションを行い、これら「ボケ勾配」と「無限遠ボケ」を比較します。


★「ボケの大きさ」を数値シミュレーションで比較
 ボケ量のシミュレーションをするために、計算条件を定めておきます。以下のように決めました。上述のレンズのほか、私の常用レンズ45mmF1.8も、比較のために加えました。画像サイズ:1920x1280ピクセル(3Mサイズ)とします。
形式
実焦点距離
f
mm
口径
D
mm
EFL
mm
ピント
距離
mm
撮像素子
サイズ
mm
MZD 45mm F1.8452590300017.3x13.0
MZD 25mm F1.8251450170017.3x13.0
DX 35mm f/1.8G352153150023.6x15.8
DC 30mm F1.4301945170023.6x15.8
DX Micro 40mm f/2.8G401460200023.6x15.8
※口径:実焦点距離÷F値。
※EFL:35mm換算焦点距離(Equivalent Focal Length)。
※ピント距離:カメラからピント面までの距離。
※撮像素子サイズ:マイクロフォーサーズおよびAPS-C。

 各レンズでのピント距離は、ピント面の被写体の大きさが同じになる(撮影倍率が同じになる)ように決めました。下の写真は、現在いちばん使用頻度の高い、マイクロフォーサーズの「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」での撮影写真です。これくらいの距離感での写真が好きです。この写真では、35mm換算焦点距離(EFL)が90mm、主要被写体である「子供」までの距離が約3mです。35mm換算での撮影倍率は、およそ「0.03倍」となります。いずれのレンズでも、この撮影倍率を保つように設定したピント距離が、上表の値です。
H1200_MA250988.jpg
OLYMPUS E-PM2+MZD45mmF1.8;EFL90mm,F1.8,SS1/160,ISO200

 以上の条件で、各レンズのボケ具合を、数値シミュレーションしました。


★「無限遠ボケ」と「ボケ勾配」の比較結果!
 各レンズでのボケの大きさのシミュレーション結果を、下図に示します。横軸はピント面からの距離[mm]、縦軸はボケの大きさ[ピクセル]です。いずれのレンズでも、ピント面から離れるにしたがって、ボケが増します。
20150718bokeh1.jpg  

 ボケの大きさを表す2つの指標、「無限遠ボケ」と「ボケ勾配」は、下表の通りです。
形式
実焦点距離
f
mm
口径
D
mm
無限遠
ボケ
mm
ボケ勾配
pix/mm
MZD 45mm F1.84525420.013
MZD 25mm F1.82514230.013
DX 35mm f/1.8G3519330.019
DC 30mm F1.43021350.023
DX Micro 40mm f/2.8G4014230.012

 無限遠ボケが最も大きいのは45mmF1.8、次いで30mmF1.4、35mmF1.8の順になります。25mmF1.8と40mmF2.8が同等。現状45mmF1.8相当の大きなボケを望むのならば、30mmF1.4が最も良さそうです。盛大な背景ボケの目安は、「口径20mm以上」と聞きますので、25mmF1.8と40mmF2.8は、候補から外したいと思います。

 一方のボケ勾配については、45mmF1.8と25mmF1.8、40mmF2.8が同等。35mmF1.8はやや大きく、30mmF1.4では2倍になっています。ボケ勾配が大きすぎると、ピントが合う範囲が薄くなり、私のような素人には撮影が困難になる危険があります。

 30mmF1.4のボケ勾配は0.023pix/mmですから、100mmピントからズレて2.3ピクセル。子供の全身を撮る場合であれば、片目だけピントが合って反対の目に合わない、といった問題はなさそうです。ところが、ボケ勾配は、撮影倍率の2乗に比例します。顔をアップで写す場合には、「極薄」のピント面が、撮影の利便性を損なう懸念が残ります。絞れば良し、とも言えますが、そうすると背景ボケが劣ります。
 また、D200で撮影となると「必殺・タッチシャッター」が使えません。私は不器用なので、ミラーレスでない従来型一眼レフの「半押し構図変更」や「臨機応変AFエリア変更」は、永遠に習得できそうにない状態です。ボケ勾配が大きいと、やはりピント外しのリスクが大きそうです。どこまで使いこなせるか、使いこなす気力があるか、怪しげなところです。

 なお、撮影倍率が一定の(ピント面の被写体が同じ大きさになるように写す)とき、無限遠ボケとボケ勾配には、以下の性質があります。
・無限遠ボケ:レンズ口径に比例して大きくなる。撮像素子サイズは関係なし。
・ボケ勾配:レンズのF値に反比例して、かつ、撮像素子サイズに比例して大きくなる。焦点距離は関係なし。
 マイクロフォーサーズとAPS-Cのセンサーサイズ(幅)の比は、約1.4倍。したがって、マイクロフォーサーズのF2.0と、APS-Cの2.8で、ほぼ同じボケ勾配になります。



★「30mmF1.4」が魅力的! 問題はピント合わせ
 以上をまとめます。無限遠ボケを最も期待できそうなのは、シグマ「30mm F1.4 DC HSM」です。
形式口径
D
mm
無限遠
ボケ
mm
ボケ
勾配
pix/mm
価格
(MZD 45mm F1.8)◎25◎42◎0.013(現有レンズ)
MZD 25mm F1.8×14×23◎0.0133.6万円
DX 35mm f/1.8G△19△33△0.0192.7万円
DC 30mm F1.4○21○35△0.0234.8万円
DX Micro 40mm f/2.8G×14×23◎0.0123.2万円
※価格はヨドバシドットコム。2015/7現在、税込、1000円単位丸め。



 ただし、この30mmF1.4ですと、ボケ勾配が現状の2倍程度になり、「確実なピント合わせ」が必要になります。現状のマイクロフォーサーズに比べて、利便性が大幅に低下する懸念があります。タッチシャッターのない従来型一眼レフで、どこまで使いこなせるのか、自信が持てません。しかも、価格が4.8万円もします。1年分のおこづかいを貯めて、なんとか買えるか買えないか、という価格です。高いリスクを伴う買い物です。(カメラのキタムラで、中古なら3.6万円~。旧型の「EX」なら2.3万円~。中古が現実的です。)

 かといって、35mmF1.8は、明らかに中途半端。マクロ40mmF2.8は、マクロ目的がなければ、25mmF1.8とスペック上大差ありません。もっとも無難な選択は、25mmF1.8かもしれません。たぶん「利便性」では、25mmF1.8が一番でしょう。安心して買うなら、こっち。

 というわけで、限られた予算の中でのレンズ選び、たいへん難しいです。もしも来世で、お金持ちになったならば、たくさんレンズ買って、使っては捨てて、捨てては使って、存分に楽しみたいものですね! 今は「買わない」が最良の選択ということで。


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(追記)
 この記事では、「ボケ」だけについて書きました。しかし、今回のレンズ選びで重視したいポイントに、「AF速度」があります。現状の45mmF1.8+タッチシャッターが、たいへん高速なので、これに劣らない快適さを得たいのです。
 しかし残念ながら、今回検討した価格帯のレンズでは、「単写」でのAF速度は、マイクロフォーサーズほどには期待できそうにありません。このため、AF-C+連写での対応になりそうです。したがって、「AF-CでのAF追従性」という観点で、情報を集めているのですが、はっきりとした優劣が分かりません。もし、このAF-Cでの追従性能について、実際に比較をされている方がいらっしゃいましたら、情報を頂けますと、たいへんありがたいです。

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AF追従について
先日コメントさせていただきましたパパフォトグラファです。
D200でのAF追従ですね。
私はD80でAF35F2というフィルム時代のレンズを使っています。SWMもVRも付いていませんが、十分にNikonらしい写真が撮れます。中古で1万円台前半で買えると思います。
そういえばいつも開放Fで瞬間を狙うのでAF追従をしたことがありません。D80は売却しようか悩んでいますので(なんせこのレンズとの相性が良いので)1度AF追従を試してみます。
パパフォトグラファ | URL | 2015/07/26/Sun 01:25 [編集]
> パパフォトグラファ― さん
 コメントありがとうございます。なるほどAF35F2ですか。あるいはAFでなくて、マニュアルフォーカスも面白そうですね。実用写真はミラーレスに任せて、D200は「趣味の撮影機材」と使い分けることにしようかと思っています。
 単焦点レンズですが、おこづかいがないので、当面は標準ズームレンズを35mmに固定して試しています。屋外で撮ると思ったよりも良く写って、楽しいです。
マツジョン | URL | 2015/07/27/Mon 21:15 [編集]
D80とNIKKOR35F2でAFC追従
AFCでの追従をプラレールで走る電車で試してみましたが、「吸い付く」というほどではないにしても、それなりに追従してくれます。APSーCで標準レンズになりますので、遠くを走っている時は追従というほどでもなく、近づいて来る電車には割としっかり、逆に遠ざかる時は前ピンの状態から一気に追いかけるような感じです。
先週、うちの子供達をこれで撮影したんですが、屋内でも、被写体まで50cm以上あればAFスピードはそんなに心配は無いのではと思います。
パパフォトグラファ | URL | 2015/07/28/Tue 19:50 [編集]
> パパフォトグラファー さん
 テストしてくださいまして、ありがとうございます!

 やっぱりお金がないので、最近はズームレンズを標準画角に固定して、雰囲気を味わっています。換算50mm、使いやすい画角ですね! この画角ですと、子供を追い回すわけでもなく、AF追従はそれなりであれば問題ない気がしてきました。(むしろ、センスが問われそうです。)

 当面は、しばらくズームレンズで試してみます。ありがとうございました!
マツジョン | URL | 2015/07/29/Wed 21:31 [編集]



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