今日のおじさん、なに食べました? (仮)

妻の料理と、おじさんの毎日の記録です。ほんのり工学テイスト。

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パナソニック25mmF1.7子供撮り作例、キットレンズとの比較~ミラーレス一眼・単焦点レンズ
【今日の夕食】
 今日は、妻の得意技「炒めもの」です。
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OLYMPUS E-PL6+LG25mmF1.7;EFL50mm、F2.8、SS1/100、ISO2000;EV+1.0
★米飯

★味噌野菜炒め
 味噌風味で、ご飯によく合います。

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【今日のおじさん】パナソニック25mmF1.7子供撮り作例、キットレンズとの比較~ミラーレス一眼・単焦点レンズ
 今回は、マイクロフォーサーズ用の単焦点レンズ、「パナソニック Lumix G 25mm F1.7」について、キットレンズとの写りの違いを調査します。


★単焦点レンズ「パナ25mmF1.7」買いました。
 マイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼レフ(ノンレフ)用に、新しいレンズを買いました。パナソニックの「Lumix G 25mm F1.7 ASPH. (型式H-H025)」です。中古品扱いの、いわゆる「白箱」で、約1.6万円でした。(この記事の購入経緯は、→こちらの記事
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 私のカメラの用途は、主に「子供撮り」です。このレンズを購入した理由は、いろいろあります。例えば、以下のようなものです。
・F値が小さい「明るいレンズ」なので、室内の子供撮りに便利そうだ。
・換算50mm画角の「標準レンズ」を使ったことがなく、いちど試したかった。
・価格が2万円を大幅に切っていて、値段に惹かれて、つい買ってしまった。
・ややサイズが大きく、自分の許容レンズサイズの確認・検証に最適そう。
・ネット上で紹介記事が少なく、「ブログネタ」として有用そう。


 私の最初のレンズは、オリンパスの「45mmF1.8」でした。このレンズの写りが素晴らしく、すっかり「カメキチ(ライト版)」になってしまいました(45mmF1.8の子供撮りへの適性の高さ・素晴らしさは、→こちらの記事)。そして、今回のレンズも「単焦点レンズ」です。画質に期待してしまいますが、実際のところ、どの程度なのでしょうか?

 そこで今回は、このレンズ「パナ25mmF1.7」と、現有のキットレンズ「パナ12-32mm F3.5-5.6」とで、同条件で撮った写真を比較しました。
(比較対象の12-32mmについて、作例・購入経緯は→こちら



★比較条件
 ほぼ同スペックのカメラ2台を用いて、以下の条件で比較しました。同じ被写体を、同じ画角で比較しています。

◎使用機材
1)パナ25mmF1.7
・カメラ:オリンパス PEN mini E-PM2
・レンズ:パナソニック LUMIX G 25mm F1.7 ASPH.
・レンズガード:ハクバ MCレンズガード Φ46mm

2)パナ12-32mmF3.5-5.6
・カメラ:オリンパス PEN Lite E-PL6
・レンズ:パナソニック LUMIX G VARIO 12-32mmF3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.
・レンズガード:なし(自動開閉キャップ使用)

◎撮影条件
・換算焦点距離:50mm付近
・露出:絞り優先オート
・ホワイトバランス:オート
・レリーズ:単写
・フラッシュ:なし

◎現像条件(RAW現像)
・ホワイトバランス:晴天(5300K)
・階調:標準
・画質:ナチュラル
・コントラスト:±0
・シャープネス:±0
・彩度:±0
・画像サイズ:RAW1600万画素⇒280万画素に縮小(アスペクト比4:3)

 以下の比較写真は、上が25mmF1.7、下が12-32mmF3.5-5.6です。<画像はクリックで拡大します。>


★子供撮り:色の具合
 いずれのレンズも、クセのない、自然な発色です。大きな差は感じません。
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上:パナ25mmF1.7;EFL50mm,F1.7,SS1/4000,ISO200
下:パナ12-32mmF3.5-5.6;EFL50mm,F5.1,SS1/500,ISO200;EV+0.7


★子供撮り:背景のボケ
 大口径の(F値の小さい)単焦点レンズなので、背景ボケを期待してしまいます。25mmF1.7の場合、レンズ口径は25mm÷1.7=14.7mmです。キットレンズの口径25mm÷5.1=4.8mmに比べてかなり大きく、「自然な感じのボケ」が得られます。ただし、45mmF1.8(口径25mm)ほどの派手なボケはなく、背景の整理には注意が必要そうです。
20160518z17M.jpg

20160518z17L.jpg
上:パナ25mmF1.7;EFL50mm,F1.7,SS1/4000,ISO200
下:パナ12-32mmF3.5-5.6;EFL50mm,F5.2,SS1/640,ISO200


★子供撮り:タッチシャッターの応答性
 私にとって、最も重要なのが、「タッチシャッターの応答性」です。マイクロフォーサーズの、画面タッチと同時に撮影が完了するレスポンスの良さが、子供撮りにピッタリなのです。子供撮りの場合、ほぼ100%、タッチシャッターを使っています。
 この25mmF1.7、晴天屋外では、かなり速いAFのレスポンスです。これなら、動く子供が相手でも、シャッターチャンスを逃しません(12-32mmも同様)。しかし、AFの特に速いオリ45mmF1.8と比べると、少し遅れる感じで、一段劣ります。さらに、室内では、たまにAFが迷って、僅かに遅れることがあります(12-32mmも同様)。タッチシャッターでの軽快な撮影には、やや支障があるように感じています。
(補足:このレンズは、パナのカメラと合わせたほうが、AF速度は速いようです。現品で試してみたのですが、私のカメラ(オリンパス)では、オリ25mmF1.8のほうが、AF速度が速いと感じました。)
20160518z54M.jpg

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上:パナ25mmF1.7;EFL50mm,F2.8,SS1/1250,ISO200
下:パナ12-32mmF3.5-5.6;EFL52mm,F5.3,SS1/400,ISO200


★子供撮り:室内撮影
 F値の小さいレンズの、子供撮りでのメリットとして、室内撮影があります。F値が小さければ、キットレンズに比べて、ISO感度を下げることができて、画質を向上できます。あるいは、シャッタースピードを増して、動く子供の「動体ブレ」を避けられます。
20160518z83M.jpg

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上:パナ25mmF1.7;EFL50mm,F1.7,SS1/125,ISO250
下:パナ12-32mmF3.5-5.6;EFL50mm,F5.6,SS1/125,ISO2000

 RAW画像から、約500×400ピクセル範囲を等倍切出ししたのが、下の画像です。同一のシャッタースピードですが、25mmF1.7はISO250、12-32mmはISO2000で、3段(8倍)の違いがあります。ここまで拡大すると、12-32mmのISO2000では、画像がザラザラと荒れており、違いがあることが分かります。ただ、私の常用サイズ(3M:1920×1280)では、気にするほどの差ではないかもしれません。
K20160518z83M.jpg

K20160518z83L.jpg
上:パナ25mmF1.7;EFL50mm,F1.7,SS1/125,ISO250
下:パナ12-32mmF3.5-5.6;EFL50mm,F5.6,SS1/125,ISO2000


★屋外:周囲の雰囲気を撮る
 子供との旅行の場合には、子供だけでなく、周囲の雰囲気や景色を撮ることも重要です。
 風景を撮るときには、絞りを絞って使うことが多いです。下は、F5~6付近。いずれのレンズも「自然な写り」で、見たままに写る感じです。
20160518z16M.jpg

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上:パナ25mmF1.7;EFL50mm,F5.2,SS1/800,ISO200
下:パナ12-32mmF3.5-5.6;EFL50mm,F5.6,SS1/640,ISO200

 精細感は、どうでしょうか。上の画像から、約500×400ピクセルを、等倍で切出しました。いずれも劣らぬ精細感です。12-32mmの描写が優秀で、わざわざ25mmF1.7を使うメリットはなさそうです。
K20160518z16M.jpg

K20160518z16L.jpg
上:パナ25mmF1.7;EFL50mm,F5.2,SS1/800,ISO200
下:パナ12-32mmF3.5-5.6;EFL50mm,F5.6,SS1/640,ISO200


★屋外:風景を撮る
 奥行のある風景を撮る場合、さらに絞るでしょう。下は、F8に絞りました。
20160518z52M.jpg

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上:パナ25mmF1.7;EFL50mm,F8,SS1/640,ISO200
下:パナ12-32mmF3.5-5.6;EFL50mm,F8,SS1/800,ISO200

 等倍切出しです。やはり、単焦点25mmF1.7とキットズーム12-32mmF3.5-5.6で、違いを感じられません。こうした絞りを絞る風景撮りでは、25mmF1.7のメリットはなさそうに思えます。
K20160518z52M.jpg

K20160518z52L.jpg
上:パナ25mmF1.7;EFL50mm,F8,SS1/640,ISO200
下:パナ12-32mmF3.5-5.6;EFL50mm,F8,SS1/800,ISO200


★屋外:空の色合い
 最後に、空を撮りました。空の色は、ほとんど同じです。25mmF1.7が、ほんの少し微妙に赤みがかって感じるのは、レンズガードの影響かもしれません。(オリ14-42mmとパナ12-32mmの比較で、同様の現象あり。→こちらの記事)
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20160518z58L.jpg
上:パナ25mmF1.7;EFL50mm,F5.0,SS1/2500,ISO200
下:パナ12-32mmF3.5-5.6;EFL50mm,F5.2,SS1/2000,ISO200


★まとめ:室内撮り・ラピッドレンズとして活用
 パナ25mmF1.7を、キットレンズ12-32mmと比較しながら使って、感じた点をまとめます。

・色味や質感は、12-32mmと大差ない。
・背景ボケは自然な感じ。12-32mmに比べるとボケるが、派手なボケというほどではない。
・タッチシャッターはまずまず速い。屋内でやや迷うが、これは12-32mmも同じ。(45mmF1.8には劣る)
・室内の子供撮りでは、シャッタースピードやISO感度に余裕ができて便利。
・屋外の風景撮影では、12-32mmと大差なし。利便性を考えると、25mmF1.7にメリットはなさそう。

 お気に入りレンズ・オリ45mmF1.8と比べると、ボケが中途半端で、背景の整理の難しさがありそうです。旅行レンズとしても、風景撮りではキットレンズ12-32mmと大差なく、利便性で劣ります。
 となると、活用の局面は「室内撮り」に限られてしまいそうな予感がします。(12-32mmが優秀すぎるとも言えます。)

 換算50mmという画角に慣れていないのが、使いにくさの原因かもしれません。子供撮りには2~3歩届かず、風景撮りには視野が狭い感じです。背景を整理できず、反面広く写すこともできず、難しい、難しい。45mmF1.8と比較・併用しつつ、しばらく運用方法を検討したいと考えています。


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レポートありがとうございます。
私は見送りの決心がつきました。
20/1.7を持っている事もありますが。

これで1)45mmクラス、2)シグマ60mm、3)12-40/2.8に絞り込みたいとおもいます。

将来2)を買うとすれば1)の利用頻度が下がりそうだし、かといって3)は慣れない焦点距離だし、2)は高いし。
少ない小遣いの身なので悩んでいます。

42.5/1.7かなぁ…
ひで | URL | 2016/05/21/Sat 14:52 [編集]
描写の満足感を上げるには高いレンズ買うしかないですよ。
レンズは値段なりです。
けん | URL | 2016/05/21/Sat 16:06 [編集]
絞った時の解像度に違いを感じない? そんなもんだよ。だから、12~40mm F2.8を買っても違いを感じないよ。
おまけに、F1.7なのにボケが中途半端と感じるのならF2.8通しなんて説明不要。12~40mm F2.8を買う意味が無い事が分かって、良かったのでは?

25mmF1.7、別に悪いレンズじゃないと思うよ。その画角で如何に写真を撮るかを、足を使って探す事で写真が上手になるよ。
F1.4の方が画質がどうのこうのと言ってたバカがいたけど、センスと実力の無い奴程機材のせいにする(弱い犬程、良く吠えるのと一緒)ので気にしない様に。
たかひろ | URL | 2016/05/21/Sat 17:16 [編集]
すみませんわかるとは思いますが番号を間違えてます。


2)と3)は逆ですね。
ひで | URL | 2016/05/21/Sat 17:20 [編集]
> ひで さん
 こんにちは。
 
 45mm、60mm、12-40/2.8、焦点距離がだいぶ違うので、どれを買っても違う楽しみがありそうですね。個人的には、人物撮りで使いやすいのは45mm付近だと思いますが、人それぞれでもあるので、何とも言えません。ただ、45mmの面白く、便利なところは、風景の一部を「切り取る」ことができる点だと思っています。画角の狭さに不便を感じることもありますが、シンプルで、何を撮りたいかがはっきりした写真が撮れます。

 現状で十分なはずなのに、何か可能性を求めて、買いたくなってしまう。物欲とは、なんとも困ったものですね。(笑)
マツジョン | URL | 2016/05/21/Sat 17:46 [編集]
> けん さん
 こんばんは。
 この25mmF1.7を買って、描写は現状のパナ12-32mmで十分、という確信が持てました。このあたりの画角は、難しいですね。25mmF1.7で残念なのは、AFスピードです。オリ25mmF1.8にすれば良かったかもしれません。
マツジョン | URL | 2016/05/23/Mon 18:27 [編集]
> たかひろ さん
 ご訪問ありがとうございます。
 はい。私には12-40mmF2.8が不要ということが、このテストではっきりしました。それから、このテストで、現在売られているレンズで、悪いレンズなんてないのでは、という印象を得ました。特に描写については、どれも私には十分すぎです。
 とはいえ、やはり私のような「センスと実力の無い奴」にとって、どの機材を選ぶかは、たいへん重要なのです。自分なりに満足できる写真が撮れるようになったのは、PM2+45mmF1.8という機材のおかげだと思うからです。弘法は筆を選びませんが、素人は上手に書ける筆を追い求めるのです。
マツジョン | URL | 2016/05/23/Mon 18:33 [編集]
AFについては、レンズというよりオリ機のボディ側の問題です。
オリ・パナを併用してみると分かるのですが、AFのスピードについてはけっこうな差があります。
同じレンズをパナ機とオリ機につけてみると速度差は顕著です。
基本的にどのレンズでもパナ機が速いです。
オリが遅いというより家電屋が速すぎる。
パナのボディでは、基本的にどのレンズをつけても(オリのレンズでも)、すこぶる高速です。
オリのボディではレンズを選ぶし、そもそもの基本的な速度がパナ機より劣ってしまっています。
デザインの野暮ったさ、質感の低さでパナ機にはもうひとつ愛着がわきにくいのだけれども、AFに関しては松下電器、素直に凄いと思いますよ。
予算的に余裕ができたら、空間認識AFを搭載した機種を検討してみてもいいと思います。
AF-Sは爆速といっていいし、AF-Cも良く追従しますよ。
けん | URL | 2016/05/24/Tue 14:30 [編集]
> けん さん

こんにちは。

 25mmF1.7は、AFが爆速とも、まあまあとも、ネット上で評価が割れており、どうもボディ側が原因のようですね。オリはリニアモータを使ったレンズ側でのAF強化、パナは240fpsや空間認識によるソフト側強化、という設計思想の違いでしょうか。

 パナソニックの空間認識は魅力的ですね。現時点では、サイズ感の良いGX7Ⅱが候補です。ただ、電源ONと同時にタッチシャッターができないのが、残念な点です。これがクリアできず、パナは購入対象外なのです。
 それにしても、パナソニックは、4K連写や後付けフォーカスなど、どんどん新しい技術を取り入れていますね。タッチシャッターに固執するのは、もはや時代遅れなのかもしれません。
マツジョン | URL | 2016/05/28/Sat 13:19 [編集]
タッチシャッター、キッズモードにしておけば電源オンですぐに使えますよ。
けん | URL | 2016/05/31/Tue 10:55 [編集]
> けん さん
 情報ありがとうございます。
 キッズモード、GF7の限定機能だと思っていたのですが、GX7でもSCNモードの中に入っていました(GX8では見つかりませんでした)。ただ、Pモード準拠のようで、絞り設定ができません。1つ得ると1つ失う、という具合で、なかなかうまくいきません…
マツジョン | URL | 2016/06/04/Sat 06:07 [編集]



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