今日のおじさん、なに食べました? (仮)

妻の料理と、おじさんの毎日の記録です。ほんのり工学テイスト。

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ニコン一眼レフ・プラスチックマウント破損、自前交換修理手順~望遠レンズDX55-200mm
【今日の夕食】
 ゴールデン連休も、なにもしないうちに中日を迎えました。
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Panasonic GX7+LGV12-32mmF3.5-5.6、EFL48mm、F5.0、SS1/200、ISO3200
★米飯

★骨抜き鯖焼き
 骨がないので、子供にも食べやすいです。
 
★野菜炒め

★冷奴

★トマト

★Dorsch Leber(タラ肝)
 だいぶ以前の、ドイツ土産です。

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【今日のおじさん】ニコン一眼レフ・プラスチックマウント破損、自前交換修理手順~望遠レンズDX55-200mm
 今回は、ニコン一眼レフ用レンズの、プラスチックマウントの交換に挑戦しました。その手順と方法を示します。修理したレンズは、ニコンDX55-200mm望遠レンズです。
I have just repaired the lens for SLR. I bought a new plastic mount and replaced the broken mount with it. This topic shows how to repair Nikon DX 55-200mm telephoto lens, but you may apply this instruction also for Nikon 18-55mm or 18-105mm lenses, which may have the same plastic mount parts.


★プラスチックマウントの自前修理にチャレンジ!
 ニコンの一眼レフ(ミラー付き)用の望遠レンズが、破損してしまいました。マウントのツメが、折れてしまったのです(破損の経緯は、→こちらの記事)。修理には1万円くらいかかるとの情報から、自前修理にチャレンジすることにしました。以下、実際に行った手順を示します。自前で分解するからには、すべて自己責任となりますので、情報として、ご参考になれば幸いです。
20170503z03.jpg 破損したマウント部です。レンズは、ニコン望遠レンズで、AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED。
 プラスチック製のマウントのツメが、完全に破断してしまっています。
20170503z04.jpg 反対側のツメも、完全に取れています。このレンズは、中古で約1万円で購入しました(購入時の記事は→こちら)。修理に出すと1万円近くかかるという情報から、自前修理にチャレンジしようと、思い立ちました。
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 プラスチックマウント(リング)の交換部品は、ネット通販(アマゾンなど)で入手可能です。
 今回購入したのは、NEEWERの「レンズバヨネット」という商品です。1個600円程度でした。
 55-200mmのほか、18-105mm、18-55mmレンズにも対応しているようです。当方は18-105mmレンズmも所有しているので、念のため2個購入しました。


★さあ、分解を始めよう!
 交換部品を購入したところで、分解を始めます。細かい部品や、類似したねじが多いので、紛失や取り違えに注意です。
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 準備した道具です。細かい部品を紛失しないように、お盆(トレー)の上で作業しました。
 プラスドライバーの0番・00番・000番の3本を用意しました。主に00番を使用しています。
 しっかりしたピンセットがあると、作業に便利です。
20170503z12.jpg まずは、マウントの周方向から固定しているねじを外します。
20170503z14.jpg レンズ端面のパーツと、コネクタ部分が外れます。
20170503z16.jpg 外したねじは、紛失しないように、ケースに入れておくと安心です。
 どのねじが、どの部分に使われていたか忘れないように、写真を撮りながら、作業を進めました。
20170503z15.jpg 端面のパーツを外したところ。
20170503z22.jpg コネクターは、ケーブルが付いているので外れません。線を切ってしまわないように、丁寧に、注意して扱ってください。

 次に、端面をレンズの光軸方向(前後方向)に止めているねじを外します。
20170503z23.jpg 端面のリング(プラスチックマウント)が外れました。リングには、電線や部品が付いているので、断線に注意して下さい。
 リングの下には、金色の金属製のスペーサが見えます。
20170503z23a.jpg スペーサを外します。スペーサは、金属のものと樹脂のものが、複数枚重なっているます。バラバラにならないよう、注意します。
20170503z27.jpg リングおよびコネクタには、電線や棒状のパーツが接続されています。雑に扱うと、断線や破損のおそれがあるので、十分に注意してください。



★リング部品を交換する
 破損したリング(プラスチックマウント)を外して、新しいリングに交換します。断線や破損に注意しながら、作業を進めます。
20170503z27a.jpg リングを外すためには、棒状のパーツを外さなければなりません。
 この棒状のパーツは、「絞り」を調整するための部品です。リングとは、長穴で固定されています。この長穴の範囲で、固定位置を調整して、絞り値が正しくなるようにされています。分解前に、どの位置で固定されているかを、シッカリと記録してください(写真撮影がベスト)。さもないと、絞りが正しく設定されず、露出がずれます。(この記事の最後で、絞りの調整方法を説明しています。)
20170503z28.jpg 棒状のパーツを固定するねじを外します。ねじをレンズ内に落下させると、復旧が困難ですので、ピンセット等で、確実に外してください。
 リングを外すときには、細い線(接地用と思われる)を切断しないように注意!
20170503z29.jpg 細い線の金具のねじを、リングから外します。金具の下には、小さいばねがあります。不用意に外すと、ばねが飛んで行ってしまう可能性があるので、慎重に作業する必要があります。断線にも注意して下さい。
20170503z32.jpg 無事に、リングを外すことができました。
20170503z32a.jpg リングのばねは、紛失しないように注意して下さい。
20170503z33.jpg ばねの下には、小さい金属パーツがありました。これも、紛失しないように、取り外しておきます。
20170503z34.jpg リングには、金属の輪と、スプリングが取り付けられています。これらは、新しいリングに移設する必要があります。
20170503z35.jpg スプリングの一端を外します。
20170503z37.jpg リングから部品を取り外す前に、どの部品がどこに固定されるのか、シッカリと記録しておきます(写真撮影が望ましい)。
 写真、左が新しいリング、右が破損したリングです。
20170503z41.jpg 新しいリングに、金属の輪と、スプリングを移設しました。
20170503z42.jpg 新しいリングの、電線の金具の固定ねじ用の穴は、タップが切られていません。あらかじめ、ねじだけを一度締め付けてから外し、ねじを切っておくと、金具を取り付けるときに、スムーズに作業ができます。



★リングをレンズ本体に固定する
 交換したリングを、レンズ本体に固定します。スペーサ―の取り付けには、多少のコツが必要です。
20170503z51.jpg リングに電線を取り付けます。このとき、電線をムリに引っ張ると、断線のおそれがあります。そこで、作業がしやすいように、リングの下にちょうどよい高さの台(テグスの糸巻き)を置きました。
20170503z52.jpg リングとレンズをなるべく近づけて、断線に注意しながら、金具を固定します。小さいばねを入れるのを、忘れないように注意です。
20170503z56.jpg 絞り調整用の棒を、ねじで固定します。ここは長穴なので、分解前と同じ位置になるように、ねじの位置を調整してください。位置が不適切だと、絞りが正しく設定できず、露出がおかしくなります。
20170503z62.jpg 無事に、電線と棒状パーツを固定できました。
20170503z63.jpg スペーサを入れます。
20170503z64.jpg スペーサの位相(円周方向の角度)は、端部の穴で合わせるようになっています。レンズの突起に、穴を合わせます。
20170503z65.jpg さらに、ねじ穴にドライバーを突っ込んで、位置がずれないようにします。
20170503z66.jpg スペーサは複数枚あるので、位置がずれないように挟むのが、少々大変でした。端部の穴の位置を、ピンセットで押さえながら、リングを取り付けると、うまくいきました。
20170503z67.jpg リングをねじで固定します。
20170503z71.jpg 最後に、端部のパーツを固定して、復旧完了しました!



★絞りの確認・調整を忘れずに!
 修理の中で、絞り羽根を調整する部品を、一度取り外しています。このため、修理後には、絞りが正しく設定されない可能性があります。具体的には、カメラで例えばF8に調整しても、実際の絞り値がF11になってしまうようなことが起こります。そうすると、意図した通りの露出が得られません(画面が暗くなったり、明るくなったりする)。このため、分解修理後には、絞りの確認・再調整が必須となります。
20170503z91.jpg 絞りを調整するときは、端面のパーツを外すだけで大丈夫です。リング(プラスチックマウント)を外す必要はありません。
20170503z92.jpg 絞り羽根と連結する、棒状パーツの調整ねじ(長穴の箇所)が見えます。これを緩めて、位置を調整します。
 ねじを外してしまうと、落下の危険がありますので、外さず、緩めるだけにするのが安全です。
20170503z93.jpg 調整後、撮影を行います。絞り2~3種類で試して、顕著な明るさの変化がないことを確認します。
 調整の具体的な方法は、別の記事(→こちら)にあります。


 レンズに関する知識は少なく、不安ながら修理を進めましたが、無事に機能する状態に戻すことができました。技術的には、大きな困難のない修理と感じました。勇気のある方は、ぜひチャレンジしてみてください。


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ちょっと故障が...
今晩はマツジョンさん。
自力修理、感服いたします。
でも、ちょっと故障が多いような気がするのですが・・・
私もジャンク品を修理して使うことはあるのですが、今まで「ああ、やってしまった」というのは、フィルムのコンパクトカメラを落としたときだけで、デジイチも何度か落としてるんですが、壊れませんでした。運がいいのでしょうか?
パパフォトグラファ | URL | 2017/05/08/Mon 01:22 [編集]
> パパフォトグラファ さん
 おはようございます。

 運もありますが、私の場合、たぶん使い方が荒いのでしょう。このレンズの場合、中古品なので、最初から劣化していた可能性がありますが、レンズを掴んで持ち上げたり、使い方にも問題があった気がしています。
 私の使い方ですと、子供に気をとられて落としたりぶつけたり、あるいは子供にかじられたり投げられたり、日常茶飯事で避けられません。高価な機材は買えないなあ、と感じています。
マツジョン | URL | 2017/05/12/Fri 06:31 [編集]



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