今日のおじさん、なに食べました? (仮)

妻の料理と、おじさんの毎日の記録です。ほんのり工学テイスト。

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子供撮りカメラ決定版!E-M10、Mark IIIとMark IIの違い~オリンパス・ミラーレス一眼レフOM-D徹底比較
【今日の昼食】
 毎朝のお弁当詰めも、手際がよくなってきました。
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【今日のおじさん】子供撮りカメラ決定版!E-M10、Mark IIIとMark IIの違い~オリンパス・ミラーレス一眼レフOM-D徹底比較
 今回は、オリンパスのミラーレス一眼レフ「OM-D E-M10」の、mark2とmark3を比較します。世間では「機能ダウン」の声もある「Mark III」ですが、実際のところ、どうなのでしょうか?


★ママ・パパカメラの決定版か? E-M10Mark III登場!
 オリンパスのマイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼レフを、子供撮り(娘6歳、長男3歳、次男1歳)に愛用しています(使用カメラ:PEN mini E-PM2)。最近のオリンパス製品のうち、「OM-D E-M10」という形式は、「子供撮りへの適性」を強くアピールしています。最近の商品キャッチコピーは、以下のようになっています[1][2]。
・OM-D E-M10 Mark II:パパとママは、あなたの、追っかけです。
・OM-D E-M10 Mark III:君の笑顔が、パパとママを名カメラマンにする。


◎E-M10 Mark II
ボディのみ、14-42mm EZ レンズキット(レンズ①)、EZダブルズームキット(レンズ①+②)の3種類です。同梱レンズは以下です。
①M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
②M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

[1]オリンパス:ミラーレス一眼カメラ OM-D E-M10 Mark II
https://olympus-imaging.jp/product/dslr/em10mk2/index.html

◎E-M10 Mark III
 ボディのみか、EZダブルズームキット(レンズ①+②)の2択となります。確かに一眼はレンズ交換が魅力ですが、使用機会を考えると、望遠レンズよりも、単焦点レンズを付けてほしいところです。
①M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
②M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R


[2]オリンパス:ミラーレス一眼 OM-D E-M10 Mark III
https://olympus-imaging.jp/product/dslr/em10mk3/index.html


 このE-M10として、現在、「Mark II(マーク2)」と「Mark III(マーク3)」が販売されています。Mark IIIが最新型(2017年9月発売)なのですが、正直、店頭で2機種を比較しても、際立った差が見当たりません。そこで、E-M10 Mark IIとMarkIIIの、どこが異なっているのか、詳細に比較してみました。

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★違いは僅か!スペック表の比較
 まずは、スペック表を比較してみます。違いを明確にするため、E-M10 mark2とmark3のほか、E-M10初代とも比較しました。

機種OM-D
E-M10 (初代)
OM-D
E-M10 Mark II
OM-D
E-M10 Mark III
メーカーオリンパスオリンパスオリンパス
発売年月2014年2月2015年9月2017年9月
初値価格72,000円
(ボディのみ)
79,000円
(ボディのみ)
79,000円
(ボディのみ)
中古価格29,000円44,000円なし
撮像
センサー
17.3x13.0mm
1600万画素
超音波防塵
17.3x13.0mm
1600万画素
超音波防塵
17.3x13.0mm
1600万画素
超音波防塵
画像処理
エンジン
TruePic VIITruePic VIITruePic VIII
手ブレ
補正
3軸
3.5段
5軸
4.0段
5軸
4.0段
液晶画面
3.0型
104万画素
上下チルト
3.0型
104万画素
上下チルト
3.0型
104万画素
上下チルト
電子
ファインダ
144万画素
視度調整-4~+2
236万画素OLED
視度調整-4~+2
236万画素OLED
視度調整-4~+2
オート
フォーカス
コントラスト式
81エリア
コントラスト式
81エリア
コントラスト式
121エリア
AF速度★0.234秒★0.157s★0.140s
ISO感度
100~25600
★DXOスコア884
100~25600
★DXOスコア842
100~25600
★DXOスコアなし
シャッター
スピード
メカ:1/4000~
メカ:1/4000~
電子:あり
メカ:1/4000~
電子:1/16000~
電子先幕:1/320~
フラッシュ
内蔵
GN=8.2
(ISO200)
内蔵
GN=8.2
(ISO200)
内蔵
GN=8.2
(ISO200)
デジタル
水準器
ありありあり
WiFiありありあり
外部コネクタ HDMIマイクロ (Type D)
USB/AVマルチ端子
HDMIマイクロ (Type D)
マイクロUSB
起動時間★1.3秒★0.8s★1.0s
サイズ119x82x46120x83x47122x84x50
重量400g400g410g
電池
BLS-5
7.2V 1150mAh
撮影枚数320枚
BLS-50
7.2V 1210mAh
撮影枚数320枚
BLS-50
7.2V 1210mAh
撮影枚数330枚
付属ソフトOlympus ViewerOlympus ViewerOlympus Viewer

※価格は初値:価格ドットコム。中古:アマゾン、2018年1月時点。1000円単位丸め。税込。
※寸法は1mm単位丸め。重量はバッテリー含む、レンズ除く。10g単位丸め。
※★印はメーカー非公式の値。
※ISO感度の★DXOスコアは、DXOMARK調査結果[3]。数値が高いほど高ISOの画質が良好とされる。
[3]DXOMARK:Olympus OM-D E-M10 vs Panasonic Lumix DMC-GX7 vs Olympus PEN E-PM2
https://www.dxomark.com/Cameras/Compare/Side-by-side/Olympus-OM-D-E-M10-Mark-III-versus-Olympus-OM-D-E-M10-Mark-II-versus-Olympus-OM-D-E-M10___1178_1046_937
※★AF速度(シングルAF)、★起動時間は、Imaging Resource[4]。
[4]Imaging Resource:Camera reviews
http://www.imaging-resource.com/


◎スペック表に見る差異
 MarkⅢは、前モデルのMarkⅡから、約2年ぶりの新商品となります。しかし、スペック内容を見ると、ほとんど変わり映えがしません。撮影性能上のスペック向上は、画像処理エンジンが「TruePic Ⅶ」から「TruePic Ⅷ」にバージョンアップしたこと程度でしょうか。ほかには、AFポイント数の増加(81→121エリア)。
 E-M10無印からMark IIの際は、5軸手ブレ補正の採用や電子ファインダーの精細化など、目立った機能向上があったのですが、今回の変化は、本当に「僅か」に感じてしまいます。

◎店頭で試してみての差異
 店頭で触ってみた感触でも、「見た目はほとんど一緒」という印象でした。ボタンやダイヤルの配置も変わらず、いったい何が違うのか、どこが変わったのか、判別が困難に感じました。
 ただ一点、機能的に向上したと感じたのが、AF速度です。タッチシャッターの撮影速度が、Mark3では、一段向上したように感じました。具体的には、Mark2+EZ14-42mmでは、タッチ後のほんの一瞬タイムラグがあるように思っていた(当方所有のE-PM2+手動14-42mmより微妙に劣る印象)のが、Mark3+EZ14-42mmだと、ごく瞬間的にピントが合う感じ(E-PM2+手動14-42mmと同等以上)です。これは、画像処理エンジンのバージョンアップの恩恵なのかもしれません。(スペック表で紹介したAF速度[4]は、mark2:0.16秒、mark3:0.14秒と、ほとんど差がないのですが、使用レンズや、撮影対象物による違い、あるいはAF以外のレスポンスの向上(いわゆるレリーズタイムラグ)が効いているのかもしれません。(ちなみにE-PM2のAF速度は0.20秒。)


★クチコミ評価は:まさかのスペックダウン!?
 ネットで、このE-M10 Mark IIIの情報を集めていると、気になるクチコミ(価格ドットコム掲示板など)が見つかりました。それは、「Mark IIにあった、いくつかの(ソフトウェア的な)機能が、Mark IIIでは削除されている。」というものです。具体的には、「カスタム設定ができなくなった」などです。詳細はどうなっているのか、両機のマニュアルを比較してみました。見つかった違いのうち、大きそうなものは、以下です。ウスズミ(緑)が、充実している機能です。
機種
OM-D
E-M10 Mark II
OM-D
E-M10 Mark III
モードダイヤルiAuto,P/A/S/M
ART,SCN
フォトストーリ―,動画
追加:AP(アドバンスドフォト)
削除:フォトストーリ―
カスタム設定4種類を設定可
モードダイヤルに割当て可
設定不可
ボタン設定Fn1/Fn2/Fn3/動画ボタンに
カスタム機能割当て可
Fn1/Fn2ボタンのみ
カスタム機能割当て可
ボタン割当て機能29機能から選択10機能から選択
露出補正/AEL/プレビュー/cWB
AFターゲット/MF/Dテレコン
拡大枠/ピーキング/タッチ
APモードなし
※Mark IIIのAPモードの
各機能は、メニューから
選択可
9機能から選択
LVコンポジット/LVタイム
多重露出/HDR/静音
パノラマ/Dシフト
AE-BLK/Focus-BLK
EVF表示スタイル情報表示箇所を画面内/外に
切替え可
情報表示箇所は画面内のみ
罫線表示方眼/黄金分割
目盛/対角線/罫線
方眼/黄金分割/三分割
目盛/対角線/罫線
AFレリーズ優先S-AF/C-AF個別設定可設定不可
露出ステップ選択可:1/3、1/2、1ステップ固定:1/3ステップ
動画モードMPEG4
AVI (Motion JPEG)
MPEG4のみ


◎やっぱり減っていた機能
 やはり、ネットで言われている通り、Mark IIIでは、全体的に機能が割愛されている傾向があるようです。個人的に残念なのは、やはりモードダイヤルにカスタム設定を割り当てられないこと(使うレンズごとに、基本設定を変えられると便利なのです)。
 次に、ファインダー内の表示情報を画面外にできない(ファインダースタイル機能の割愛)ことです。現在使用中のPM2では、表示情報(アイコン)が画面内に入ってしまうと、アイコンを含めて画面バランスをとってしまうので、構図が崩れがちで困っているのですが、これを解消できません。
 また、カスタム機能を割り当てられるボタンの数と、機能の種類が減っていることも、多少ながら気になります。それから、露出ステップの段階設定がカスタマイズできない点とか。
 ただ、いずれも使用しなくても致命的ではないと思っており、「これではダメ」というほどではありません。

◎機能が整理されたとも言える
 機能が減った反面、メニューの大幅な整理がされており、使いやすくなっているようにも見えます。特に、モードダイヤルに新設された「AP(アドバンスフォト)」には、HDRやデジタルシフトなど、使ってみたいけれど従来はメニュー階層が深くて使いにくかったものが揃っています。これまでよりも気軽に、デジタルカメラならではの表現にトライする機会を持てそうです。
 基本メニューも、静止画撮影とムービーで分けられていますし(従来は混載)、カスタム設定もメニュー数が整理されているので、所望の設定項目を探しやすくなりそうです。


★ママ・パパ向けのコストダウンが理由なら、機能整理も納得
 単に「機能削減」と言ってしまうと、ネットで言われている通り、ネガティブな印象です。一部には、「上位機種(E-M5やE-M1)との住み分けを明瞭にするために、意図的に機能を減らしている」との、邪推とも思える説も上がっています。確かに、そういったマーケティング的な意図も否定できないかもしれませんが、もっと根本にあるのは、やはり「コストダウン」だと思うのです。
 昨今市場にある製品のほとんどは、そのコストの大半を、ハードウェアではなく、ソフトウェアが占めています。メカニカルに見える自動車でさえ、最近ではコストの50%以上を、ソフトウェア開発費が占めると聞いた記憶があります(センサ等も含めてだったかもしれません)。ソフトは、形がないものなので、「タダ」に見えてしまい、「これくらいの機能、オマケで付けてよ。」と思ってしまいがちです。しかし、実際には、機能を1つ増す場合、その機能だけの設計・検証だけでは済まず、ほかの機能と組み合わせたときに干渉しないか、不具合が起きないか、という確認が必要です。おそらく、機能がn個だとすると、実装に要する工数(人件費)は、組合せの総当たりでn×nに比例する、ということになるのでしょう。例えば、機能が10個なら工数は100工数。20個に増えれば、400工数となります。機能が2倍だから、工数も2倍で済む、とはいかないのです。
 今回、モードダイヤルにAPモードを新設していますが、これらの機能は、(おそらく)他機能との組合せができないようです(例えば、HDRとデジタルシフトの組合せなど)。これも、機能の可能な組み合わせ数を減らし、実装のための工数の削減に貢献しているのかもしれません。(もちろん、メニューを集約して、使いやすさを増す意図もあると思います。)

 あるいは、別の可能性もあります。「ママ・パパ向けカメラ」という位置付けから、再度ユーザーインターフェースを見直すと、上位機種に対して、大幅なメニュー見直しが必要だった。そうすると、上位機種と比べてソフトウェアの大幅な変更が必要になるが、コストが限られている。そのために、機能項目を制限して、全体構成の変更によるコスト増大ぶんを吸収したのかもしれません。

 そんなわけで、今回の機能削減の意図を、勝手に推察して整理すると、以下ではないでしょうか。
1)機能削減による、ソフトウェア開発費用の削減。
2)メニューの整理による、使いやすさの向上。


 費用削減ばかりを狙って機能を減らしすぎると、ユーザーの期待する性能が得られません。今回の大幅なメニュー変更は、オリンパスとして、相当の覚悟を要する決断だったのではないでしょうか。すなわち、商品の位置づけから、絶対必要な機能を絞り込み、コアでない部分は徹底的にコストカットする。

 この「機能のスリム化」がうまくいったかどうかは、このカメラの最大のターゲットである、ママ・パパが判断することになるのだと思います。個人的には、これで安くしてもらえたのであれば、たいへんありがたい、と受け取っています。世間一般のママ・パパは、懐事情が万全ではありませんので。


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静音シャッター
静音シャッターの問題が大きいです。
中野 | URL | 2018/02/11/Sun 09:36 [編集]
> 中野 さん
 おはようございます。コメントありがとうございます。
 確かに、このAPモードは、基本はPモード相当のようで、絞りなど細かな調整はできないようですね(プログラムシフトは可能な様子)。ピクチャーモードや階調等の設定ができるかも、気になる点です。こうした点は、通常のP/A/S/Mに自由に複数の機能を選択できるMk2が優れていそうです(反面、面倒くさいとも言えますが)。
 情報ありがとうございました。
マツジョン | URL | 2018/02/14/Wed 06:15 [編集]



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