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家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。

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ブログの「行間」を決める方法~新聞、文庫本、実用書の調査
 私は、書籍を読んでいた世代ですので、最近の「Webベース」の情報閲覧には、違和感を感じることも少なくありません。同じ文章であっても、書籍とWebで大きく異なると感じるのが、「書式」です。書籍ですと、等幅フォント、段落の頭は1文字下げる、というのが自然なのですが、Webでは、必ずしもこれに従わないほうが、美しいとされることもあるようです。最近は、このWeb書式が、紙の文書にも侵出しつつあり、個人的には「気持ち悪さ」を感じる場面も多くなりました。
 さて、そんな「旧世代のおじさん」が書く、このブログといえば、やはり旧世代の「書籍」をベースにした書式設定をしています。特に「行間」は、世のさまざまな書籍をリサーチした結果から、決めているのですよ! では、どう決めたのかは、今回の「今日のおじさん・アンコール」で、ぜひ確認されたし!(初出2011/6/12)


【今日の料理工学・アンコール】 読みやすい「行間」の目安は?~新聞と実用書の違い
 ブログの住所の移転を進めているのですが,問題がいろいろあります.そのひとつが,「文字のレイアウトが以前と異なり,読みにくくなった気がする」というものです.
 特に,「行間」の距離が,気になります.行間をどの程度に設定すると,読みやすいのでしょうか.

 そこで,今回は,紙媒体の色々な文書について,行間がどの程度か,調べてみます.

 サンプルとして,以下を選びました.
 A:漫画 
  雁屋ほか;美味しんぼ,68巻,小学館,(1999)
 B:文庫本
  重松;みぞれ,角川文庫,(2008)
 C:新書 
  幕内;1食100円 病気にならない食事,講談社,(2010)
 D:実用書
  ゴトウ;司会・幹事 段取りの仕方,高橋書店,(2009)
 E:新聞 
  朝日新聞土曜版,be on Saturday,2011/3/12号
 F:雑誌 
  サンキュ!2011/7月号,ベネッセ
 G:専門書
  畑村編;実際の設計 第7巻,日刊工業新聞社,(2010)
 H:辞書 
  マイスター独和辞典,大修館,(1992)

 A~Eは縦書き,F~Hは横書きです.

 これらのサンプルの,文字のサイズと,行間の距離を測定します.測定は,次の方法で行いました.
 i)図1のように,行方向に沿って,文字の上下に線を引く.
   (縦書きの場合は,文字の左右に線を引く)
 ii)文字の上下の線の間隔を,定規(最小目盛=0.5mm)で測定する.これを文字のサイズとする.
 iii)文字の下の線~下の線の間隔を,定規で測定する.これを文字間の距離とする.

<図1>
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 文書によっては,場所によって,文字のサイズや文字間の距離が異なる場合があります.この場合は,代表的な文章を抜き出して,その部分だけを測定しました.
 また,測定器が定規ですが,目視で0.1mm単位で読み取ります.少しでも正確さを高めるために,各文書について,5箇所ずつの測定を行い,平均をとりました.


 測定結果を,下図2に示します.
<図2>
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 文字のサイズは,2~4mm程度でした.新聞の文字のサイズが,最も大きい結果になっています.新聞というと,小さい文字がビッシリ詰まっている印象でしたので,少し意外でした.

 次に,文字間の距離を,文字のサイズで割った値を調べました.この値が100%だと,行間がゼロです.そして,この値が大きいほど,行間が広くなります.結果を,下図3に示します.
<図3>
 110612z3.jpg
 この結果を見ると,文字間距離は,文字サイズの140~200%程度になっているようです.

 文字間距離について,以下の傾向があるようです.
 ・縦書きと横書きとで,特に違いは見られない.
 ・漫画A,新聞E,辞書H,が,比較的,行間が狭い(140~150%).
 ・新書C,実用書D,専門書G,が,比較的,行間が広い(180~200%).
 ・文字間距離の平均値は,文字サイズの約170%だった.

 漫画や新聞,辞書では,限られたスペースに文字を詰め込む必要があるので,行間が狭いのだと思われます.これに対して,新書や実用書,専門書では,読みやすさを重視して行間を広げているのかもしれません.

 どちらが読みやすいかは,人によると思います.
 私の場合,新聞よりも専門書をよく読みますので,行間は広めのほうが,違和感なく読めます.しかし,新聞をよく読む方は,行間が広いと,違和感を感じると思います.

 ちなみに,この記事の文字間距離は,文字サイズの170%に設定しています.

 読みやすいでしょうか?


【今回の結論】
 行間の距離は,文字サイズの140~200%が一般的のようです.
 漫画・新聞・辞書では行間が狭く,新書・実用書・専門書では行間が広い傾向があるようです.
 どの程度の行間が読みやすいかは,「慣れ」の影響も大きいと思われます.


(補足)
 行間のほかに,気になるのが,フォントの種類です.
 ウェブページなどの電子文書では,「MS Pゴシック」のような,不等幅フォントが用いられることも多いようです.しかし,今回調べた紙媒体の文書では,不等幅フォントを用いているのは,辞書Hだけでした.
 私の場合,本に慣らされてしまったためか,不等幅フォントは,とても読みづらく感じます.(この記事のフォントは,ブラウザの設定で変更可能です.)


(補足2) 2018/9/20
 行間とフォント(等幅or不等幅)のほかに、気になるのが「段落」と「改行」です。
 Webやパワーポに慣れた世代では、規定の文字数になったら改行するのではなく、文の途中で、語のキリがよいところで、改行するスタイルが主流になりつつあるように感じます。これは、古い世代のおじさんには、すこぶる気持ち悪い。
 また、これと関連するのか、段落のはじめを1段下げない書き方が、最近は多くなっている気がします。段落をひとつのまとまりとして、「パラグラフ・リーディング」をしたいのですが、1段下げてくれないと、どこで区切ってあるのか、分からないですよねえ。

 最近は、スマーホやPC画面で読むから、適切な書式が違うのは、理解しているつもりなのです。それでもやはりしかし、その書式を、紙の文書にまで持って来られると、どうしても違和感があるのです。「古い世代のおじさん」は、もはや淘汰されつつある、ということでしょう。


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