今日のおじさん、なに食べました? (仮)

妻の料理と、おじさんの毎日の記録です。ほんのり工学テイスト。

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LED電球は節約になるか?~長すぎる寿命
【今日の夕食】
 今日は、洋風メニューです。ご飯がありません。オーブンが、活躍しました。
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★ピザ
 手作り生地のピザです。毎度ながら、生地の焼け具合が、いまひとつでした。サクリとしません。
 しかし、ソースと具の味は、とても良かったです。具は、ベーコン・ピーマン・じゃがいも・トマト。

★スープ、しめじ・わかめ

★ケークサレ
 甘くないケーキ、ケークサレです。卵と小麦粉と具をケーキ型で焼いたもののようです。具は、ベーコン・じゃがいも・人参など。キッシュとケーキの中間のような歯ざわりです。あっさりしていて、おいしいです。娘(1歳4ヶ月)も、ご満悦でした。

★レタスサラダ

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【今日のおじさん】 LED電球は節約になるか?~長すぎる寿命
 LED電球が、流行っているようです。巷では、従来電球の販売自粛、という話もあるようです。

 我が家で使っている電球は、小型タイプが多いです。口金が「E17」のタイプです。すべて、従来電球です。(引っ越して来たときに付いていたもの。)
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 私見ですが、LED電球は、値段ばかり高いイメージがあり、あまり良いと思っていません。
 しかし、このところ、値崩れが著しいようです。そろそろ、お買い得かもしれません。お買い得かどうか、省エネになるのかどうか、調べてみました。


★3種類の電球を比較
 電球タイプの照明器具は、現在、次の3種類が代表的です。
 a)従来電球(クリプトン電球など)
 b)電球形蛍光灯
 c)LED電球
 これらの性能や価格を、比較してみます。比較に用いる電球は、次のものを用いました。すべて、パナソニックの製品です。E17口金用の、小サイズの電球です。スペックは、[1]から引用しました。
[1]パナソニック;ランプ総合カタログ
http://www2.panasonic.biz/es/catalog/web_catalog/lamp/

 a)従来電球:ミニクリプトン電球 
パナソニック ミニクリプトン電球 60形【1個入】 LDS100V54WWKパナソニック ミニクリプトン電球 60形【1個入】 LDS100V54WWK
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 b)蛍光灯 :パルックボールプレミア A形
パナソニック 電球形蛍光灯 A15形・口金E17・電球色Panasonic パルックボールプレミア EFA15EL10E17H2パナソニック 電球形蛍光灯 A15形・口金E17・電球色Panasonic パルックボールプレミア EFA15EL10E17H2
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 c)LED :LED電球EVERLEDS 小形電球タイプ
Panasonic LED電球(E17・全光束440lm・電球40W形相当・消費電力6.4W・電球色相当)LDA6LHE17 LDA6LHE17Panasonic LED電球(E17・全光束440lm・電球40W形相当・消費電力6.4W・電球色相当)LDA6LHE17 LDA6LHE17
(2011/09/22)
パナソニック

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 それぞれ、ワット数の違う、いくつかの商品で比較しました。
 ・従来電球:22W、36W、54W
 ・蛍光灯 :7W、10W
 ・LED :3.9W、6.0W、6.4W


★いちばん明るい電球は、どれ?
 電球の一番重要な機能は、明るくすることだと思います。そこで、各電球の、明るさを比較しました。電球から出る光量は、「全光束」で表されます。単位は「lm(ルーメン)」です。(光束について、詳しくは→こちらの記事。)
 全光束の一覧は、下図の通りです。54Wの電球は、消費電力が多いだけあって、光量が多いです。10Wの蛍光灯タイプも、これに匹敵する光量です。一方、カタログ[1]の記載範囲では、LEDでこの光量に及ぶ製品はありませんでした。
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 ワット数が多ければ、光量が多いのは当然と思われます。そこで、消費電力1ワットあたりの光量(消費効率)を調べました。下図の通りです。数字が大きいほど、少ない電力で大きな光量を出せます。すなわち、数字が大きいほど効率が高い照明器具といえます。
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 上図を見ると、電球に比べて、蛍光灯やLEDは、消費効率が高いです。しかし、蛍光灯とLEDでは、消費効率に大差はありません(蛍光灯のほうが、わずかに高い)。すなわち、「節電」という観点からすると、蛍光灯とLEDは、互角です。
 以上を見ると、明るさを重視するならば、光量が多く、消費効率が高い、「電球形蛍光灯」が最適と言えそうです。ただし、逆に、電球や蛍光灯では、明るすぎて無駄な場合もあるかもしれません。薄暗くても節電を優先したいときには、LEDが良いかもしれません。

※補足:電球・蛍光灯とLEDでは、光の放射範囲が違います。すなわち、電球・蛍光灯は全方向に広がり、LEDは特定方向に偏る傾向があるようです。このため、全光束が同じであっても、実際の明るさの感じ方は異なることがあります(例えば、ランプ真下では、LEDのほうが明るく感じるかもしれない)。しかし、ここでは簡単のため、全光束の数値だけで比較しました。


★LEDの寿命は長すぎるかも
 よく言われるのが、「LED電球は寿命が長い」という文句です。各電球の寿命(カタログ値)を、下図に比較します。
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 LEDの寿命時間は、40000時間となっています。従来電球の2000時間、蛍光灯の13000時間と比べて、大幅に長いです。
 ただ、寿命の長いLEDは、値段も高いです。下図は、価格の比較です。価格は、サイト[2]によりました。
[2]ヨドバシカメラ;ヨドバシドットコム
 http://www.yodobashi.com/index.html
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 電球が数百円なのに比べて、LEDは1500円~3000円です。価格比は5~10倍。一方、寿命は20倍近くあります。したがって、LEDはお得、といえるでしょうか。
 注意点があります。40000時間とは、どれくらいなのか、考えてみます。40000時間≒1700日≒4.5年です。しかし、電球というものは、あまり長時間使うものではありません。例えば、1日のうち2時間くらいの点灯とします。稼働率≒10%です。したがって、40000時間の点灯には、45年かかります。
 私のこれまでの経験から考えると、おそらく、LEDの点灯寿命以外の問題で、5年に1回ほどは、電球を替えると思われます。例えば、引越し、電球外装の破損、汚れ、などが考えられます。稼働率10%だと、5年間での点灯時間は、4400時間です。この場合、蛍光灯なら交換不要、電球でも1~2回の交換で済みます。LED電球は、オーバースペックかもしれません。


★家計に優しい電球は、どれ?
 どの電球が、家計に優しいのでしょうか。
 電球にかかる費用は、電球の価格(器具代)と、電気代の合計です。点灯1時間あたりの費用は、次式で計算できます。
  費用[円/hr]=(器具代[円]÷器具の交換までの点灯時間[hr])+(消費電力[W]×電気代[円/W・hr])
 
 次の2つの条件で、電球にかかる費用(点灯1時間あたり)を計算しました。
 A)電球をカタログ寿命まで使用してから交換した場合
 B)稼働率10%で、電球を最大5年で交換した場合(点灯時間=4400hr)

 まず、A)電球をカタログ寿命まで使用した場合です。
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 LEDは長寿命なので、器具代が低く抑えられます。稼働率が高い用途では、LEDの使用によって、費用を抑えられそうです。(例えば稼働率100%=常時点灯ならば、4.5年で寿命の40000時間に至ります。この程度の期間ならば、外装の破損などの問題は、どうにか生じないだろうと思われます。)

 次に、B)電球を最大5年で交換した場合です。
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 この条件では、電球は3個、蛍光灯とLEDは1個を消費します。LEDは寿命の1/10程度で、交換することになります。このため、器具の価格を取り戻せません。稼働率が低く、5年程度で交換するような条件(一般家庭では、このような条件が多いと思われる)では、LEDは、必ずしもお得ではなさそうです。今のところ、ベストな選択は、電球形蛍光灯となりそうです。稼働率10%の場合、蛍光灯でも点灯寿命は15年もあります。予想される交換期間が15年以下ならば、蛍光灯がお得です。
 ただ、電球形蛍光灯にも、問題があります。何度か使ってみたのですが、点灯に時間がかかります。点灯してから、最大の明るさになるまでに、時間がかかるのです。これが気にならなければ、とてもよい製品だと思います。


★結論
 LED電球は長寿命なので、稼働率の高い照明では、費用削減に有効そうです。
 しかし、一般家庭の稼働率の低い箇所では、点灯寿命の前に、別の理由での交換が必要になる可能性があります(引越し、リフォーム、外装破損、汚れ、腐食など)。この場合、LED電球は、必ずしも節約につながりません。電球形蛍光灯のほうが、ベストの場合も多そうです。
 また、LED電球では、光量が多い製品が用意されていないことがあります。このため、光量が必要な場合には、LED電球を選択肢から外さざるを得ません。今後に期待したいところです。
 なお、「節電」性能については、電球形蛍光灯とLED電球で、大差はありません。

 私の感覚では、LED電球は、まだ様子見です。ただ、採算度外視で、「試しに」使ってみたくはあります。


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大変面白いです!
寿命が長すぎるのも困りますね。
確かに、部分的にだけ照らしたいところもあるんですけど…
カンタ | URL | 2012/06/19/Tue 04:42 [編集]
> カンタ さん
 ありがとうございます。
 LEDは、まだちょっと高価なのと、明るさが十分か心配なのとで、なかなか買う決断ができません。次に電球が切れたら、また考えてみようと思っています。
マツジョン | URL | 2012/06/19/Tue 21:51 [編集]



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