今日のおじさん、なに食べました? (仮)

妻の料理と、おじさんの毎日の記録です。ほんのり工学テイスト。

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「電子レンジ圧力鍋」の実力は?~温度と調理時間
【今日の夕食】
 今日は、妻と娘(1歳8ヶ月)は、ベビースイミングの日でした。プールの中だと、少し動いただけでも良い運動になるらしく、妻も娘も疲れたようです。娘は、昼寝をしたら元気になりました。だんだん、体力が増してきました。体力が減るばかりの私とは、対照的です。
 5日間のヨシケイ食材宅配でしたが、今回は今日で最終日です。毎回、変化のあるメニューで、飽きませんでした。価格が高い(夕食2人前×5日で約5000円)ですが、またとりたいです。
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★米飯

★みそ汁

★赤魚と大根の炊き合わせ
 煮魚のタレが添付。タレと水、ショウガ・大根を入れて煮立ったところに、赤魚を並べて煮たそうです。白身魚の煮魚は、普段あまり作りません。ちょうどよい味付けで、身も柔らかく、美味でした。

★五目焼きビーフン
 野菜タップリのビーフンです。白菜・人参・玉ねぎ・ピーマン・ちくわが入り、皿に山盛りできました。山盛りですが、野菜が主体なのであっさりとしていて、すべて平らげました。娘は、ビーフンが気に入ったようです。普通の麺と違って、簡単に噛み切れるのが良いのかもしれません。

★りんご

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【今日のおじさん】 「電子レンジ圧力鍋」の実力は?~温度と調理時間
 先日、スーパーで、面白い調理器具を発見しました。電子レンジで調理ができる、圧力鍋です。「MEYER(マイヤー)」の「電子レンジ圧力鍋」という商品[1]。
[1]MEYER;電子レンジ圧力鍋
http://www.meyer.co.jp/micro_pressure_cooker.html

 圧力鍋は、私のお気に入りの調理器具です。これまでに、いくつかの記事を書きました(→こちら)。


★電子レンジで圧力鍋
 早速、宣伝の動画を探してみました。日本のものもありましたが、下はインド?のコマーシャルらしい。「Prestige」の「Microwave Pressure Cooker」とありますが、同一製品と思われます。

 材質はプラスチックのようですが、詳細は不明です。いろいろな色があるので、楽しいです。プラスチックなので直火は不可だと思われます。容量2.3リットルのもので、定価は5250円です。



★電子レンジ圧力鍋の調理温度は?
 気になるのが、この圧力鍋、どれくらいの実力があるのか、です。普通の圧力鍋と比べて、どれくらい調理が早いのか。過去の記事で説明した通り、圧力鍋の調理が早いのは、次のような理由によります。
 1)圧力が高いと、水の沸点が上昇する。
 2)沸点が上昇すると、調理中の温度が高くなる。
 3)温度が高くなると、食材の組織が破壊されやすくなる。
 4)食材の組織が破壊されやすいと、煮える(軟らかくなる)のが早い。 

 1)の圧力と温度の関係は、「アントワンの式(Antoine equation)」で表されます(→こちら)。この式を図示したのが、下図1です。
<図1>
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 一般の圧力鍋、および電子レンジ圧力鍋の調理中の圧力は、次の通りです。電子レンジ圧力鍋の圧力は現品の裏面に記載の値(動作圧力27kPa)を、一般の圧力鍋の圧力は以前の調査結果(→こちら)を用いました。
a)電子レンジ圧力鍋     :0.127MPa
b)一般の圧力鍋(低圧モード):0.17 MPa
c)一般の圧力鍋(高圧モード):0.20 MPa
d)普通の鍋(圧力鍋でない) :0.10 MPa
 ここで、圧力の単位はMPa(メガパスカル)です。我々の住む世界の気圧は約1気圧≒0.1MPaです。0.1MPa+動作圧力(圧力調整部が働く圧力)が、圧力鍋の中の圧力になります。
 図1には、各圧力鍋の調理時の圧力を示しました。この図から、各圧力鍋の調理温度が分かります。
a)電子レンジ圧力鍋     :約107℃
b)一般の圧力鍋(低圧モード):約116℃
c)一般の圧力鍋(高圧モード):約120℃
d)普通の鍋(圧力鍋でない) :約100℃


★電子レンジ圧力鍋の調理は、どれくらい早い?
 温度の差は僅かだなあ、と思うかもしれません。しかし、少しの温度の差が、煮えのスピードに大きな影響を与えます。このことが、圧力鍋の調理が早い秘密なのです。

 温度と煮えの速さの関係は、以前の記事(→こちら)で検討しています。この記事では、圧力鍋レシピと普通鍋レシピを比較して、温度と調理速度の関係を調べました。この結果から得られた、同記事の<式2>を用いると、調理温度と調理速度の関係を知ることができます。計算結果は、下図2のようになりました。横軸が調理温度、縦軸が100℃のときを基準とした調理速度です(調理速度=2ならば、圧力鍋でない普通の鍋の2倍の速度で煮える)。
<図2>
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 図2から、各圧力鍋の調理速度は、次の通りです。
a)電子レンジ圧力鍋     :約2倍
b)一般の圧力鍋(低圧モード):約4倍
c)一般の圧力鍋(高圧モード):約5~6倍
d)普通の鍋(圧力鍋でない) :1倍

 電子レンジ圧力鍋は、一般の圧力鍋よりも圧力が低いため、調理速度は一般の圧力鍋に及びません。しかし、普通の鍋と比べれば、約2倍の速度で調理ができるスグレモノと言えそうです。
 なお、普通の圧力鍋はガスコンロ(またはIH調理器など)で加熱しますが、電子レンジ圧力鍋は電子レンジで加熱します。このため、沸騰するまでの時間は、両者で違いがあるかもしれません。しかし、煮物においては、沸騰状態での調理時間が、全体の調理時間の大部分を占めると考えられます。このため、沸騰するまでの時間の差異は、あまり気にしなくてよいと思われます。

 ちなみに、サイト[1]のレシピを見ると、肉じゃがの調理時間=6分です。この調理時間を、以前に調べた別のレシピ(こちら)と比較すると、次の通りです。
a)電子レンジ圧力鍋     :6分 …普通鍋の3倍
b)一般の圧力鍋(低圧モード):3分 …普通鍋の6倍
d)普通鍋(圧力鍋でない)  :18分

 図2と比べて、数字には多少の大小がありますが、普通鍋<電子レンジ圧力鍋<一般の圧力鍋の順に調理速度が増すことが、確認できます。


★今回のまとめ
 電子レンジ圧力鍋について調べました。その結果、以下が分かりました。
 ・調理圧力:0.127MPa。    一般の圧力鍋:0.17~0.2MPa程度、普通鍋:0.1MPa。
 ・調理温度:約107℃。     一般の圧力鍋:116℃~120℃程度、普通鍋:100℃。
 ・調理速度:普通鍋の約2倍。 一般の圧力鍋の約1/2。

 調理時間は普通の圧力鍋に劣ります。しかし、電子レンジを用いるので、蒸気を直接かぶる心配が少なく、安全性と安心感は高いかもしれません。(圧力鍋の事故例は、こちらの記事


久しぶりの料理工学でした。応援よろしくお願いします:

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