今日のおじさん、なに食べました? (仮)

妻の料理と、おじさんの毎日の記録です。ほんのり工学テイスト。

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単焦点コンデジに手をだすな!~デジイチと優劣比較
【今日の夕食】
 今日は、娘(2歳6ヶ月)を連れて、私の実家に行きました。北海道の土産を届けるためです。娘は、いつもながら父母にたくさん遊んでもらい、たくさん食べて、上機嫌でした。
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★米飯

★つぼだい干物
 北海道土産です。新千歳空港で買って、冷凍便で送ったものです。今日、届きました。

★4点盛りプレート
・ミニトマト
・てんぷらいろいろ
・枝豆
 すべて、実家からの頂き物です。


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【今日のおじさん】単焦点コンデジに手をだすな!~デジイチと優劣比較
 今回は、デジタルカメラの新ジャンルと思われる、「単焦点コンデジ」について書きます。

★★別記事で、2016年モデルの比較検討をしています。★★
 →こちらの記事


★デジカメの新ジャンル「単焦点コンデジ」
 以前の記事(→こちら)で、高画質コンデジ(一眼レフでないデジタルカメラ)の選び方を検討しました。この中で、いろいろなデジカメを調べました。このとき、いっぷう変わったカメラの一群があることを知りました。撮像素子サイズが一眼レフ並みに大きく(APS-Cサイズ~フルサイズ)、ズームのない単焦点レンズを搭載したモデルです。「一眼レフに迫る、または同等の高画質」を、うたい文句としています。
 現在、販売中のものとして、以下の機種があります。(このほか、ライカ社の「LEICA X2」などがありますが、近所の家電量販店に見つからなかったため、除外しました。)
メーカー型式
撮像素子
サイズ
焦点距離
35mm換算
発売日
SONYCyber-Shot DSC-RX1フルサイズ35mm2012/11
NIKONCOOLPIX AAPS-C28mm2013/3
PENTAX RICOHGRAPS-C28mm2013/5
FUJIFILMX100SAPS-C35mm2013/2
SIGMADP-1 MerrillAPS-C28mm2012/9
SIGMADP-2 MerrillAPS-C45mm2012/7
SIGMADP-3 MerrillAPS-C75mm2013/2
※発売日は価格ドットコム[1]より。
[1]価格ドットコム;
http://kakaku.com/




 これらのカメラは、次の特徴を持ちます。
 ・コンデジとしては、撮像素子サイズが極めて大きい。
 ・単焦点レンズを使用しており、ズーム機能がない。

 現在のコンデジの撮像素子サイズは、1/2.3型が主流です。1/2.3型の撮像素子サイズは、6.4×4.8mm程度です。APS-Cは幅24mm、フルサイズは幅36mmですから、それぞれ約4倍、約6倍の寸法です。面積比では、約14倍および約32倍となります。撮像素子への入力光量(エネルギー)が大幅に増大して、ノイズの少ない、高精細な画質が期待できます。(撮像素子サイズとノイズ、SN比については、→こちらの記事。)
 シグマDP1 Merrillのカタログ[2]の記載によると、2008/3発売のシグマ「DP1」が、この種のカメラの先駆けのようです。また、それ以前の単焦点レンズを搭載したデジカメとしては、2005年発売のリコー「GR DIGITAL」などがあるようです[3]。
 このジャンルのカメラの一般的な呼び名は見つかりません。当ブログでは「単焦点コンデジ」と呼ぶことにします。「単焦点デジカメ」、「単焦点カメラ」、「高性能コンパクト」、「高画質コンデジ」、「大型センサーコンパクト」、「プレミアムコンデジ」、などの呼び名もあるかもしれません。
[2]シグマ;製品カタログ
http://www.sigma-photo.co.jp/support/catalog/
[3]リコー;GR History
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/gr_special/#8


★スペックを比較する
 早速、近所の家電量販店(ビックカメラ)に行って、カタログ収集と、現品確認をしてきました。下は、集めたカタログです。
20130817z1.jpg

 下表に、スペックを一覧します。「明るさ指標」と「レンズ直径」は、カタログに記載のないスペックです。いずれも、画質を決定づける、重要な値です。当方が各諸元値から計算しました。
 ここで、「明るさ指標」は当ブログ独自の指標で、F値と撮像素子ピッチをひっくるめた、撮像素子への入力光量の大きさを示す値です。大きいほど撮像素子の得る光量(エネルギ)が多くなり、ノイズの少ない、精細な画質を期待できます。明るさ指標が2倍になると、撮像素子への入力光量は4倍になります。
 「レンズ直径」は、焦点距離÷F値で求まる、レンズ有効径です。大きいほど、被写界深度が浅くなり、「ボケ味」を得やすくなります。
 明るさ指標とレンズ直径について、詳しくは、こちらの記事を参照ください。
 また、価格は、ヨドバシドットコム[4]、2013/8/15時点の価格によりました。
[4]ヨドバシドットコム;
http://www.yodobashi.com/

★★別記事で、2016年モデルの比較検討をしています。★★
 →こちらの記事

メーカーソニーニコンペンタックス
リコー
型式
CYBER SHOT
RX1 / RX1R
COOLPIX AGR
価格[円]248,000 /
245,900
98,10090,700
撮像素子
CMOS
35.8x23.9
(フルサイズ)
CMOS
23.6x15.6
(APS-C)
CMOS
23.7x15.7
(APS-C)
有効画素数2400万1600万1600万
開放F値2.02.82.8
焦点距離
f[mm]
3518.518.3
35mm換算352828
合焦範囲
()内:マクロ
24cm~
(14cm~)
50cm~
(10cm~)
30cm~
(10cm~)
絞り2-222.8-22
(7枚羽根)
2.8-16
手ブレ補正なしなしなし
電池寿命270枚230枚290枚
RAWデータ対応対応14bit対応
ファインダー別売(光学/電子)別売(光学)別売(光学)
フラッシュ内蔵内蔵別売
レンズ筒固定式収納式収納式
重量482g299g245g
寸法[mm]113x65x70111x64x40117x61x35
明るさ指標
IA
0.630.360.36
レンズ直径
D[mm]
17.56.66.5


メーカーフジフイルムシグマシグマシグマ
型式X100SDP1
Merrill
DP2
Merrill
DP3
Merrill
価格[円]126,20080,80080,80085,600
撮像素子
CMOS
23.6x15.6
(APS-C)
CMOS
23.5x15.7
(APS-C)
CMOS
23.5x15.7
(APS-C)
CMOS
23.5x15.7
(APS-C)
有効画素数1600万4600万4600万4600万
開放F値2.02.82.82.8
焦点距離
f[mm]
23193050
35mm換算35284575
合焦範囲
()内:マクロ
50cm~
(10cm~)
20cm~28cm~28cm~
絞り2.0-16
(9枚羽根)
2.8-16
(9枚羽根)
2.8-16
(9枚羽根)
2.8-16
(9枚羽根)
手ブレ補正なしなしなしなし
電池寿命330枚97枚97枚97枚
RAWデータ対応14bit対応12bit対応12bit対応12bit
ファインダー内蔵(光学/電子)別売(光学)別売(光学)別売(光学)
フラッシュ内蔵別売別売別売
レンズ筒固定式固定式固定式固定式
重量445g360g355g400g
寸法[mm]127x74x54122x67x64122x67x59122x67x81
明るさ指標
IA
0.510.210.210.21
レンズ直径
D[mm]
11.56.810.717.9





 各機種の特徴を、下表にまとめます。
メーカー機種特徴
共通共通・コンデジとしては、撮像素子サイズが極めて大きい。
・単焦点レンズのため、ズーム機能がない。
・レンズ根元のリングなど、マニュアルでの操作感を重視。
・手ブレ補正機能がない。
ソニーRX1
RX1R
・撮像素子サイズが、唯一のフルサイズ(35.8x23.9mm)。
・開放F値が2.0と小さい。
・フラッシュ内蔵。
・価格が飛びぬけて高い。他が10万円前後に比べて、20万円。
ニコンCOOLPIX A・レンズ筒が収納式で、小型。
・フラッシュ内蔵。
ペンタックス
リコー
GR・レンズ筒が収納式で、小型。この中では最軽量。
フジフイルムX100S・デザインがクラシックなカメラ風。
・ダイヤルやレバーのマニュアル操作系が充実。
・開放F値が2.0と小さい。
・ファインダーとフラッシュを標準装備。
シグマDP1 Merrill・有効画素数が極めて多い、4600万画素。他の3~4倍。
・電池寿命が短め。他の1/3程度。
シグマDP2 Merrill・有効画素数が極めて多い、4600万画素。他の3~4倍。
・電池寿命が短め。他の1/3程度。
・レンズが広角でない。35ミリ換算焦点距離=45mm。
シグマDP3 Merrill・有効画素数が極めて多い、4600万画素。他の3~4倍。
・電池寿命が短め。他の1/3程度。
・レンズが広角でない。35ミリ換算焦点距離=75mm。

 基本スペックとしては、RX1が飛びぬけているように見えます(価格も飛びぬけています)。DP-2/3は、広角でない機種です。
 残る機種(COOLPIX A、GR、X100S、DP-1)は、スペック上は、似たり寄ったりに見えます。しかし、操作系は各社工夫を加えているようで、かなり異なる印象です。用途や好みによって、どれを選ぶかが決まりそうです。「使うごとに手になじむ感じ」が重要かもしれません。また、大口径の単焦点レンズなので、ピントの合いやすさ、マニュアルフォーカスのしやすさ、なども重要そうです。店頭で現物を手に取り、よく比較するのが良さそうです。
 気になるのが、どの機種も「手ブレ補正」を備えていないことです。広角のレンズなので手ブレに有利で、F値が小さいのでシャッタースピードを稼げるために、手ブレ補正は不要、と考えているのでしょうか。しかし、X100Sを除いた機種ではファインダーが標準装備されておらず、かつ本体サイズが小さいため、不安定な保持状態での撮影になりやすいと思われます。手ブレが問題になる不安があります。


★別ジャンルのカメラと比べると
 単焦点コンデジを選ぶ場合には、単焦点コンデジだけでなく、別ジャンルとの比較も重要です。単焦点コンデジは、デジイチ(デジタル一眼レフ)と同等の、「APS-Cサイズ(幅24mm)」や「フルサイズ(幅36mm)」の撮像素子を備えています。そうすると、比較する対象として、デジイチを考慮しなければなりません。
 また、単焦点でない、ズームを備えた従来のコンデジの高級機種(ハイエンド機)も、有力な比較対象となります。これらのハイエンドコンデジは、撮像素子の大型化が進んでいます。最近では、1型(幅13mm)や1.5型(幅19mm)の撮像素子を備えた機種もあります(例:SONY RX100、CANNON G1X)。

 単焦点コンデジへの比較対象として、次の機種を選びました。

1)ミラーレス一眼
 ・本体:キャノン EOS-M (撮像素子サイズ:APS-C)
 ・レンズa)単焦点レンズ EF-M22mm F2 STM
 ・レンズb)ズームレンズ EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM
 ※「EOS M・EF-M22 STM レンズキット」にはレンズaが同梱。
 ※「ダブルレンズキット」にはレンズa、bが同梱。

2)ハイエンドコンデジ
 c)ソニー Cyber-Shot RX100 MarkⅡ
 d)パナソニック LUMIX LX7
 RX100はコンデジの中でレンズ直径が最大のもの、LX7は開放F値が最小のものです(当方調査範囲。詳しいスペックは、→こちらの記事)。このほか、キャノン「Power Shot G1X」(1.5型CMOS搭載)も、有力な候補なのですが、今回は割愛します。


 スペックの一覧表を、下に示します。各スペックを、単焦点コンデジと、比べてみてください。
メーカーキャノンキャノンソニーパナソニック
型式EOS M
+M22レンズ
EOS M
+Wレンズ
CYBER SHOT
DSC-RX100 M2
LUMIX
DMC-LX7
価格[円]47,80057,50074,98036,800
撮像素子CMOS
22.3x14.9
(APS-C)
CMOS
13.2x8.8
(1型)
CMOS
7.6x5.7
(1/1.7型)
有効画素数1800万2000万1000万
開放F値2.03.5-5.61.8-4.91.4-2.3
焦点距離
f[mm]
2218-55
(3倍ズーム)
10.4-37.1
(3.6倍ズーム)
4.7-17.7
(3.8倍ズーム)
35mm換算3629-8928-10024-90
合焦範囲
()内:マクロ
15cm~25cm~5cm~/55cm~50cm~
絞り2.0-22
(7枚羽根)
3.5-22/5.6-36
(7枚羽根)
1.4-8.0/2.3-8.0
(多段虹彩絞り)
手ブレ補正なし光学式光学式光学式
電池寿命230枚330枚330枚
RAWデータ対応14bit対応対応
ファインダーなしなし別売(電子)
フラッシュ別売内蔵内蔵
レンズ筒固定式収納式収納式
重量403g508g240g298g
寸法[mm]109x67x56109x67x93102x58x36111x67x46
明るさ指標
IA
0.460.26-0.160.28-0.110.30-0.18
レンズ直径
D[mm]
11.05.1-9.95.8-7.63.4-7.7



★単焦点コンデジの優位性は?
 画質を予測する際に重要な、「明るさ指標」と「レンズ直径」を抜き出して、下表に比較してみます。
 メーカー型式明るさ
指標
IA
レンズ
直径
[mm]
単焦点SONYCyber-Shot DSC-RX10.6317.5
 NIKONCOOLPIX A0.366.6
 PENTAX RICOHGR0.366.5
 FUJIFILMX100S0.5111.5
 SIGMADP-1 Merrill0.216.8
 SIGMADP-2 Merrill0.2110.7
 SIGMADP-3 Merrill0.2117.9
デジイチCANONEOS M + 単焦点レンズ0.4611.0
 CANONEOS M + ズームレンズ0.26-0.165.1-9.9
コンデジSONYRX100 M20.28-0.115.8-7.6
 PanasonicLX70.30-0.183.4-7.7

 こうして見ると、画質の精細さを表す「明るさ指標」と「レンズ直径」とも、デジイチ+単焦点レンズが、かなり優れていることが分かります。デジイチ+単焦点レンズのセットならば、価格は5万円弱です。これを超える単焦点コンデジは、RX1かX100Sですが、それぞれ価格は25万円、12万円です。明るさ指標が劣る他機種でも、8~10万円で、デジイチより高価になってしまいます。(なお、DP2とDP3のレンズ直径が大きいですが、これは焦点距離が大きいためで、直接の比較はできません。また、DP1/2/3は有効画素数が多く撮像素子ピッチが小さいために、明るさ指標が小さくなっています。)
 また、ハイエンドコンデジも、広角側の明るさ指標は0.3前後で、単焦点コンデジCOOLPIX AやGRの0.36に迫る数値です。明るさ指標1.3倍の差は、撮像素子の入力光量で約1.7倍の差です。これがどの程度画質に影響してくるか、微妙です。暗闇では効くかもしれません。しかし、ハイエンドコンデジには「手ブレ補正機能」が搭載されています(単焦点コンデジには搭載なし)。このため、最終的な画質がどうなるか、比べてみないとわかりません。
 レンズ直径についても、RX100では広角側で5.8mmと、COOLPIX AやGR、DP1の6.5~6.8mmに近い値です。ボケによる輪郭の増大は、レンズ直径に比例します(詳しくは→こちらの記事)。10~20%の差であれば、大差ない結果になりそうな気がします。また、RX100ではズームでレンズ直径を増せます。ハイエンドコンデジRX100のほうが、ボケの演出が容易な場合も多いかもしれません。

 最後に、コンデジで重要な「コンパクトさ」を比べてみます。下表に、寸法と重量を比較します。
 メーカー型式寸法[mm]重量[g]
単焦点SONYCyber-Shot DSC-RX1113x65x70482
 NIKONCOOLPIX A111x64x40299
 PENTAX RICOHGR117x61x35245
 FUJIFILMX100S127x74x54445
 SIGMADP-1 Merrill122x67x64360
 SIGMADP-2 Merrill122x67x59355
 SIGMADP-3 Merrill122x67x81400
デジイチCANONEOS M + 単焦点レンズ109x67x56403
 CANONEOS M + ズームレンズ109x67x93508
コンデジSONYRX100 M2102x58x36240
 PanasonicLX7111x67x46298

 単焦点コンデジのうち、COOLPIX AとGR以外は、鏡筒が収納できません。このため、デジイチ(ミラーレス)+単焦点レンズと、寸法的に大差ないことが分かります。鏡筒を収納できるCOOLPIX AとGRは、ハイエンドコンデジと同じくらいの寸法です。重量は、RX1とX100Sがデジイチより重く、他はデジイチより軽量。COOLPIX AとGRは、コンデジ並みの軽さです。
 デジイチ+単焦点レンズとサイズや重量が変わらない機種もあるので、注意が必要です。以上のように、「コンパクトさ」で単焦点コンデジを選ぶならば、レンズ筒を収容できるタイプが良さそうです。


★それでも単焦点コンデジを買いますか?
 単焦点コンデジと、デジイチ(ミラーレス)、ハイエンドコンデジの比較結果をまとめます。
 ・画質の精細さを表す「明るさ指標」は、高い順に、
  1)単焦点コンデジ RX1,X100S
  2)デジイチ+単焦点レンズ
  3)単焦点コンデジ COOLPIX A、GR、DP1
  4)ハイエンドコンデジ
  5)デジイチ+ズームレンズ

 ・ボケの大きさを示す「レンズ直径」は、大きい順に、
  1)単焦点コンデジ RX1,X100S
  2)デジイチ+単焦点レンズ
  3)単焦点コンデジ COOLPIX A、GR、DP1
  4)デジイチ+ズームレンズ
  5)ハイエンドコンデジ

 ・コンパクトさは、寸法が小さい順に、
  1)ハイエンドコンデジ 
  2)単焦点コンデジ COOLPIX A、GR
  3)デジイチ+単焦点レンズ
  4)単焦点コンデジ RX1、X100S、DP1
  5)デジイチ+ズームレンズ

 ・価格は、安価な順に、
  1)ハイエンドコンデジ LX7
  2)デジイチ+単焦点レンズ
  3)デジイチ+ズームレンズ
  4)ハイエンドコンデジ RX100
  5)単焦点コンデジ COOLPIX A、GR
  6)単焦点コンデジ X100S
  7)単焦点コンデジ RX1

 私は、デジイチは使ったことがありません。現在持っているカメラは、いわゆる「防水デジカメ」、オリンパスの「TG-630」です。カメラは日常を記録する道具であり、趣味とは考えていません。このため、所有するカメラは1台だけで済ませたいと考えています。しかし、よい画質で記録したい、という願望はあります。そこで、今回、「単焦点コンデジ」が使えるかどうかを、調べてみたのです。デジイチは、少し敷居が高い気がする。コンデジの外観を持つ単焦点コンデジならば、上手に使えるのではないか。
 しかし、調べた結果、残念ながら、「単焦点コンデジ」には、私が買いたいと思う魅力がありませんでした。理由は次の通りです。
 1)価格が高い。デジイチが買えてしまう。
 2)明るさ指標、レンズ直径が小さい。画質がデジイチよりも劣ると推定される。
 3)それほどコンパクトでない。デジイチ+単焦点レンズに劣るものもある。
 4)ズームができない。ズームレンズ付きデジイチか、ハイエンドコンデジのほうが魅力的。
 5)あとでズームが欲しくなっても、レンズ交換できないため、対応できない。
 6)手ブレ補正がない。暗所での撮影は、ハイエンドコンデジが勝る可能性がある。

 私が思うに、このジャンルの商品は、通常コンデジからステップアップして買い求める品ではなさそうです。デジイチを使っている人が、単焦点レンズで経験を積んだ後に、不要な機能を削ぎ落としたデジイチとして、買い求めるのではないでしょうか。それでも、これ1台ですべて済む、というわけにはいきそうにありません(やはり、ズームやフラッシュは必要でしょう)。デジイチ+もう一台、しかし普通のコンデジの画質では我慢できない、という人が買うのではないでしょうか。あるいは、特定メーカー、特定機種の「信者」とか。残念ながら、「オールマイティ」を望む私のカメラの使い方には、合いそうにありません。
 そして、なぜ高価なのか。思うに、生産数量の問題ではないでしょうか。デジイチで経験を踏んだ、数少ないユーザーを対象としているので、買う人が少ない。量産数が少なければ、割高にせざるを得ない。反対に、デジイチの入門のミラーレス一眼ならば、間口が広く、ユーザー数が多いので、機能の割に安価な製品が期待できます。

 以上のように、価格と性能を踏まえると、次の私の一歩は、「ミラーレス一眼」になりそうです。(2016/5/4追記:この後、実際にミラーレス+単焦点レンズを購入し、さらにミラー付き一眼レフも購入しています。)
 

★結論:単焦点コンデジに、素人は手を出すな!
 単焦点コンデジの位置づけは、次のように考えるのが妥当と思われます。
 ・一眼レフからレンズ交換機能を省いて小型化したものである。「高画質なコンデジ」ではない。(レンズ交換不能な一眼レフ、というべきか。)
 ・主要なターゲットは、一眼レフで経験を積んだ、「カメラの使い方が分かる」ユーザー。

 当ブログにおける単焦点コンデジの評価は、次の通りでした。
 ・画質は、デジイチ+単焦点レンズと同等か、劣る。
 ・コンパクトさは、デジイチ+単焦点レンズに劣るものもある。
 ・通常コンデジやデジイチと比べると、性能のわりに価格がかなり高い(価格約2倍)。

 単焦点コンデジは、通常のコンデジの撮像素子を大型化して高画質を狙ったもの、と考えていたのですが、検討の結果、そうではないことが分かりました。デジタル一眼の機能を削ぎ落として、機動性を高めたのが、単焦点コンデジです。このジャンルの商品は、デジタル一眼レフをある程度使って、単焦点レンズで撮影の経験を得た後に使うのが望ましいと思われます。また、単焦点コンデジ一台ではなく、デジイチをメイン機として持つのが、正しい使い方のようです。
 コンデジ本来の手軽さと、さまざまな場面で使える利便性を重視し、かつ高画質を望むのならば、単焦点コンデジではなしに、ズームを備えた「ハイエンドコンデジ」がよいです。あるいは、まだ一眼レフを使ったことがないのであれば、デジイチに進むのが、間違いがなさそうです。デジイチでコンパクトさを望むならば、ミラーレス+単焦点が、最も妥当な選択と考えます。単焦点で不便を感じたならば、ズームレンズに換装もできます。

★★2016年モデルの比較検討をしています。★★
→こちらの記事


(補足)2014/7/6
 この記事を書いた時点(2013/8)では、単焦点コンデジの中心価格帯は8~10万円程度でした。しかし約1年たった現在では、5~7万円程度まで下落しています。30~40%もの下落です。原因としては、旧製品になったこともあると思いますが、やはりデジイチとのコストパフォーマンスを比較しての、市場評価の結果かもしれません。
 しかし5万円程度まで下落したとなると、デジイチユーザーは、新しいレンズを買う代わりに単焦点コンデジを、という選択がしやすくなると思われます。ただ、いずれにしよコンデジ一台で済ませたいユーザーが買う商品ではなさそうです。


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シグマのカメラはフォビオンセンサー
シグマのセンサーは他社と違い透過型の3層センサーです。
有効画素数は一層分のものにしないとピッチの計算が合わないですよ~
gen | URL | 2014/08/26/Tue 23:11 [編集]
> gen さん
 ありがとうございます。きちんと読んでくださる方がいらっしゃたことに、驚きを隠せません!
 だいぶ以前の記事なので、今回読み直してみました。ご指摘の通り、「明るさ指標」には、いくつか問題がありそうですね。(記事を書いた時点で、シグマのセンサー構造を知っていたかどうか忘れました。)

 ご指摘の通り、センサー構造による違いを盛り込めていません。ベイヤー配列(4素子で1画素を構成)とシグマ式(1素子で1画素を構成)では、同じ光量でも出力レベル(変換効率)が違って当然ですね。でも、シグマは少し複雑な構成ですので、単純に変換効率4倍でもないような気が…。有効画素数は記録画像ベースの数字を使っていますので、ピッチの計算はこのままで良く、盛り込むべきは「変換効率」だと思います。裏面照射と表面照射での効率の違いなども、興味深いところですね。
 それから、画素数1個の明るさで比較している点。今の定義だと、総画素数=1で最高の成績になってしまい、明らかにおかしいですね。画素数は一定で比較するとして、センサー総面積で考えたほうが自然かもしれません。(後の記事では、そのようにしています。http://lglink.blog81.fc2.com/blog-entry-920.html

コメントありがとうございました。
マツジョン | URL | 2014/08/27/Wed 23:41 [編集]
かなり良い記事でした。
一眼って高いけど計算するとハイエンドコンデジに負けない?って思ってました。

が、
aps-cのダブルレンズキット5万円くらいのものを買うと世界が変わりますよ!
| URL | 2015/07/07/Tue 22:33 [編集]
ご訪問&コメントありがとうございます。
 一眼レフやミラーレス、最近は価格もお手頃になってきて、型落ちであれば、高級コンデジと変わらない価格で入手できるようになりました。
 やっぱり一眼カメラはレンズ交換が強みですね。本当に、世界が変わりますね!
| URL | 2015/07/08/Wed 21:19 [編集]
上の者です。
よくブログ見たらミラーレス買ってて笑
私は子供が出来たのを機会に一生残せる写真をと思いカメラ探しをはじめました。
高いのは性能がよくて当たり前。でも、そんなのおこづかいでは買えないから、
安くていいものをと選びました。
そして、
パナソニックのLX-7からミラーレスの富士フィルムX-A1に買い換えました。
レンズキットですらかなりのボケに驚き、期待していたiso爆上げでもノイズレスでさらに驚いています。トドメはボディより高い単焦点35mmf1.4を買い、凄すぎる画質に悶絶しました。今月子供が産まれるので楽しみで仕方ありません。
| URL | 2015/07/12/Sun 12:14 [編集]
コメントありがとうございます。

 子供が生まれるんですね、おめでとうございます!

 フジフィルムは、高級コンデジのX20を借りていたことがあるのですが、発色が本当に素晴らしいですね! それから35mmf1.4、フンパツしましたね! 私も単焦点を初めて使ったときは「こんなに違うんだ」とビックリしました。本当に、世界が変わりますね。子供を撮るのには、ピッタリの組み合わせだと思います。

 子供撮り、とっても楽しいですよ!新しいカメラで、めいっぱいお楽しみください!
マツジョン | URL | 2015/07/13/Mon 21:54 [編集]
単焦点コンコンデジに手ぶれ補正が要らないのは焦点距離が短めなためだけでなく、レンズシャッターなので手ぶれが起きにくいという事情もあるかと思います。
また、手ぶれ補正などの複雑な機構が無いことにより軽量化でき、機械的なトラブルも減るというのも大きな魅力です。
また、ボディが小さくシャッター音が小さいのはスナップにも有効です。
森山大道が一眼レフを持ち歩いてる姿は想像できません。
レンズ交換式のカメラとコンコンデジでは明らかに目的が違うので、比較するものでも無いような気がします。
たぬき | URL | 2016/02/04/Thu 21:38 [編集]
> たぬき さん
 ご訪問ありがとうございます。
 なるほど、手ブレ補正の省略は、光学的・機械的特性を優先したため、というわけですね。単焦点コンデジは、一時期のブームは去ったように見えますが、根強い人気があるようですね。見る人が見ると、「これを求めていた!」という商品なのだと理解しています。
 コメントありがとうございました。
マツジョン | URL | 2016/02/06/Sat 18:45 [編集]
昔の2眼ブローニーの再現なんだと思います。
カメラもマニアックになると自作したり時代錯誤に走るようですね。
古い固定焦点のコンデジのほうが、安いズームつきコンデジよりもピントがシャープな場合もあり、間違いではないと思います。
匿名 | URL | 2016/09/21/Wed 07:49 [編集]
> 匿名さん
 コメントありがとうございます。
 はい。単焦点コンデジは、かなり用途を選ぶ、上級者向けの、マニアックなカメラと認識しています。自分は貧乏ライトユーザーなので、廉価デジイチ+単焦点で過ごしています。
マツジョン | URL | 2016/09/24/Sat 07:00 [編集]



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