今日のおじさん、なに食べました? (仮)

妻の料理と、おじさんの毎日の記録です。ほんのり工学テイスト。

gang01.jpg
↑↑↑夏休みの自由研究。画像クリックで記事一覧を表示します↑↑↑
比較実験!ミラーレスはコンデジよりボケ味がある?
【今日の夕食】
 今日は、妻と娘(2歳7ヶ月)と、近所のスーパーで買い物でした。日差しはありますが、湿気が少なくカラリとした陽気で、秋を感じます。落ち葉がたくさん落ちていました。
r20130922.jpg
★米飯

★ゴーヤチャンプルー
 炒める所だけ、私が調理しました。味付けは、塩・しょうゆ・本だしです。ちょうどよい味付けにできました。

★キャベツと油揚げの煮びたし

妻の料理を応援して下さい:

2010年4月~11年3月生 ブログランキングへ


【今日のおじさん】比較実験!ミラーレスはコンデジよりボケ味がある?
 先日、ミラーレス一眼(マイクロ一眼レフ、デジタル一眼レフ、ミラーレスカメラ)を買いました(→こちら)。オリンパスの「PEN mini」、形式E-PM2です。以前から持っていたコンデジ、オリンパス「TG-630」(防水コンデジ)と、画質の比較をしています。
 
 前回は、「精細さ」を比較しました。私の感覚では、暗所でなければ、ミラーレスとコンデジで、画質には大差がない、という結果でした(詳しくは、→こちら)。
 今回は、「ボケ味」を比較します。


★コンデジとミラーレスの「ボケ」の比較
 一般に、デジイチ(ミラーレス一眼レフおよびミラー付き一眼レフ)は、レンズ直径がコンデジに比べて大きいので、背景をボカした写真が撮りやすい、と考えられます。さて、実際にはどうでしょうか。比較してみます。
 比較したカメラは、次の2台です。スペック表を、下にまとめました。
 ・ミラーレス:オリンパスE-PM2、ズームレンズキット
 ・コンデジ :オリンパスTG-630
20130921z01.jpg
種別ミラーレス一眼デジカメコンパクトカメラ
メーカーオリンパスオリンパス
形式E-PM2 ズームレンズキットTG-630
発売日2012/102013/2
購入価格29,800円18,000円
撮像素子4/3型 CMOS1/2.3型 CMOS
素子サイズ17.3x13mm6.2x4.6mm
有効画素数1600万1200万
開放F値F3.5-5.6F3.9-5.9
焦点距離f=14-42mmf=5-25mm
35mm換算
焦点距離
f35=28-84mm
3倍ズーム
f35=28-140mm
5倍ズーム

 見た目は、ミラーレスPEN miniのレンズが、圧倒的に大きいです。対するTG-630は、レンズが内蔵式で、とてもコンパクトです。これだけ大きさの差があるからには、ミラーレスでは相当のボケが得られないと、納得がいきません。


★例1:背景が遠くにある場合
 最初に、背景が遠くにある条件で、小物を撮影しました。被写体は、プラスチック模型用接着剤「Mr.CEMENT(ミスターセメント)」です。まずは、広角側で撮影しました。35mmフィルム換算焦点距離は、いずれも28mm、つまり画角は同じです。
a)コンデジTG-630;f=5mm(換算28mm)、F値3.9、シャッタースピード1/400、ISO100
3922_3TG_f5F39S400I100.jpg
b)ミラーレスE-PM2;f=14mm(換算28mm)、F値3.5、シャッタースピード1/800、ISO200
3922_3PM_f14F35S800I200.jpg
 コンデジの写真では、遠方の背景もほとんどボケず、ごちゃごちゃとした印象です。対して、ミラーレスのほうは、ボケが大きくなっています。この例では、背景がかなり遠方にあるので、「ボケ味」のある画を撮影しやすい条件です。
 なお、ピント位置の被写体が同じ大きさで写るようにした場合、ボケの大きさは、レンズ直径(有効径、有効口径)に比例します。(焦点距離やF値は、個別に考える必要がありません。)上の例では、コンデジ:レンズ直径=5mm÷F3.9=1.3mm、ミラーレス:レンズ直径=14mm÷F3.5=4mmです。ミラーレスのほうが約3倍直径が大きく、ボケのサイズも約3倍になる計算です。


★最大ズーム、最もボケる条件で撮影
 同じカメラを使った場合には、ボケの大きさは、ピント位置が近く、背景が遠く、ズーム倍率が大きいほど、大きくできます。(詳しくは→こちらの記事。正確にはズーム倍率ではなく、レンズ直径=実焦点距離÷F値が大きいほどボケやすい)。
 そこで、このコンデジの最大ズーム(5倍、換算140mm)で撮影しました。被写体サイズが広角時と同じになるように、被写体から離れて撮影しています。背景がボケて、「ボケ味」らしき雰囲気が出てきました。レンズ直径は25mm÷F5.9=4.2mm。ミラーレスの広角側とほぼ同じ直径です。写真bと同程度のボケサイズのはずですが、画角が違うために構図が変わり、単純には比較がしにくいです。
c)コンデジTG-630;f=25mm(換算140mm)、F値5.9、シャッタースピード1/250、ISO200
3922_2TG_f25F59S250I200.jpg

 ミラーレスと比較するため、コンデジのズーム3倍(換算84mm)でも撮影しました。ボケは、やや中途半端な印象です。レンズ直径=10mm÷F3.9=3.4mm。
d)コンデジTG-630;f=15mm(換算84mm)、F値4.4、シャッタースピード1/200、ISO100
3922_2TG_f15F44S200I100.jpg

 そして、ミラーレスでの撮影です。キットレンズの最大ズームは3倍(換算84mm)です。コンデジの写真dと、比較してみてください。だいぶボケが増して、よい具合になった気がします。レンズ直径=42mm÷F5.6=7.5mm。コンデジの写真dに比べて、約2倍のボケになる計算です。
e)ミラーレスE-PM2;f=42mm(換算84mm)、F値5.6、シャッタースピード1/320、ISO200
3922_2PM_f42F56S320I200.jpg
 また、下の写真fは、キットレンズでなく、単焦点レンズ(M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8)を使った場合です。画角は換算90mmとなり、写真eとほぼ同等です。このレンズは、レンズ直径=45mm÷1.8=25mmと、とても口径が大きいレンズです(このレンズの詳細は→こちらの記事)。このため、写真eとは別次元の、きわめて大きいボケが観察されます。計算上のボケサイズは、コンデジの7倍、ミラーレス+キットレンズの3倍です。
f)ミラーレスE-PM2;f=45mm(換算90mm)、F値1.8、シャッタースピード1/3200、ISO200
3922_2PM_f45F18S3200I200.jpg

 以上のように、背景が十分遠くにある条件では、ミラーレスのキットレンズでも、コンデジに比べて、かなり良好な「ボケ」を得られることが確認できました。さらに、ミラーレスに大口径(例えばレンズ直径20mm以上)のレンズを装着すると、別レベルの「ボケ味」が得られます。



★例2:室内での撮影
 室内での撮影では、背景が接近しています。上の撮影のように、背景が十分遠くにあるわけではないので、ボケを得にくい傾向があります。
 まず、コンデジで、広角側で撮影しました。ボケはきわめて小さく、全域にピントが合っているように見えます。レンズ直径=5mm÷F3.9=1.3mm。背景までの距離は、目測で6~8m。
g)コンデジTG-630;f=5mm(換算28mm)、F値3.9、シャッタースピード1/30、ISO400
3922_7TG_f5F39S30I400.jpg
 同じ構図で、ミラーレスで撮影します。背景は、ボケているといえばボケていますが、ごくわずかです。このレベルでは、「ボケ味」がある、とはいえそうにありません。レンズ直径=14mm÷F3.5=4mm。背景が遠かったときの写真bと同じ焦点距離・F値ですが、ボケの見栄えは大きく違います。
h)ミラーレスE-PM2;f=14mm(換算28mm)、F値3.5、シャッタースピード1/80、ISO640
3922_7PM_f14F35S80I640.jpg


★室内でのズーム撮影
 大きくボカすために、ズームでの撮影を試みます。
 まず、コンデジ。ズーム5倍までいけますが、ミラーレスとの比較のため、3倍(換算84mm)で撮影しました。レンズ直径=15mm÷F4.4=3.4mm。レンズ直径は広角から約2~3倍になりましたが、目立ったボケは観察できません。やはり、背景が近いと、ボカしは厳しいようです。
i)コンデジTG-630;f=15mm(換算84mm)、F値4.4、シャッタースピード1/40、ISO800
3922_6TG_f15F44S40I800.jpg
 ミラーレスのキットレンズ、ズーム3倍で撮影します。レンズ直径=42mm÷F5.6=7.5mm。背景まではピントが合っていませんが、ボケというほどのボケではありません。
j)ミラーレスE-PM2;f=42mm(換算84mm)、F値5.6、シャッタースピード1/100、ISO2500
3922_6PM_f42F56S100I2500.jpg
 上の通り、背景が近距離にある場合には、コンデジでもミラーレスのキットレンズでも、目立ったボケを得ることは困難です。


★大口径レンズのボカし効果
 ミラーレスのレンズを、キットレンズでから、単焦点レンズ(M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8)に、交換してみました。上述(写真f)の通り、このレンズは、レンズ直径=45mm÷1.8=25mmと、とても口径が大きいレンズです。開放F値のF1.8で撮影した結果が、下です。写真jと、換算焦点距離(画角)はほとんど同じで、構図もほぼ同じです。しかし、背景は、顕著にボケています。レンズ直径=45mm÷F1.8=25mmで、写真jの3倍です。
k)ミラーレスE-PM2;f=45mm(換算90mm)、F値1.8、シャッタースピード1/100、ISO250
3922_6PM_f45F18S100I250.jpg
 開放F値が小さいレンズでも、絞りを絞れば、レンズ有効径を小さくできます。下の写真は、F値をキットレンズでの3倍ズーム相当のF5.6まで絞って撮影したものです。レンズ直径=45mm÷F5.6=8.0mm。写真jとレンズ直径がほぼ同じ、ボケ具合も写真jと似ています。
l)ミラーレスE-PM2;f=45mm(換算90mm)、F値5.6、シャッタースピード1/100、ISO2500
3922_6PM_f45F56S100I2500.jpg
 そして、さらに絞って、F値13です。レンズ直径=45mm÷F13=3.5mmです。これは、写真iのコンデジ相当のレンズ直径です。写真iと同様に、ほとんど背景はボケていません。
m)ミラーレスE-PM2;f=45mm(換算90mm)、F値13、シャッタースピード1/25、ISO3200
3922_6PM_f45F130S25I3200.jpg

 以上のように、室内のような背景が近い条件であっても、大口径のレンズ(F値の小さいレンズ)を用いることで、ボケを顕著に増大させることが可能です。また、絞りを絞ることによって、背景のボケ具合を調整できます。被写体を同一サイズで撮影する場合、ボケ具合は、レンズ直径(=実焦点距離÷F値)だけで決まります。


★ボケ味の一覧比較
 上の写真を一覧表にしました。比較のため、レンズ直径Dを記載しています。

・背景が十分遠い場合
ミラーレス PEN mini、E-PM2コンデジ STYLUS、TG-630
3922_3PM_f14F35S800I200.jpg
キットレンズ1倍;D=4mm,換算28mm
3922_3TG_f5F39S400I100.jpg
ズーム1倍;D=1.3mm,換算28mm
3922_2PM_f42F56S320I200.jpg
キットレンズ3倍;D=7.5mm,換算84mm
3922_2TG_f15F44S200I100.jpg
ズーム3倍;D=3.4mm,換算84mm
3922_2PM_f45F18S3200I200.jpg
単焦点レンズ開放;D=25mm,換算90mm
3922_2TG_f25F59S250I200.jpg
ズーム5倍;D=4.2mm,換算140mm

・室内での撮影
ミラーレス PEN mini、E-PM2コンデジ STYLUS、TG-630
3922_7PM_f14F35S80I640.jpg
キットレンズ1倍;D=4mm,換算28mm
3922_7TG_f5F39S30I400.jpg
ズーム1倍;D=1.3mm,換算28mm
3922_6PM_f45F130S25I3200.jpg
単焦点レンズ;D=3.5mm,換算90mm
3922_6PM_f42F56S100I2500.jpg
キットレンズ3倍;D=7.5mm,換算84mm
3922_6TG_f15F44S40I800.jpg
ズーム3倍;D=3.4mm,換算84mm
3922_6PM_f45F56S100I2500.jpg
単焦点レンズ;D=8.0mm,換算90mm
3922_6PM_f45F18S100I250.jpg
単焦点レンズ開放;D=25mm,換算90mm



★まとめ
 コンデジとミラーレスで、ボケ具合を比較しました。
・背景が遠くにある場合:
 ・コンデジでも、ズーム側で撮影すれば、なんとかボケ味を得られそうです。
 ・ミラーレス+キットレンズならば、広角側でもある程度のボケがあります。
 ・ミラーレス+大口径レンズでは、別レベルの大きなボケを得られます。

・背景が近い場合(室内など):
 ・コンデジやミラーレス+キットレンズでは、ボケを得るのは困難です。
 ・ミラーレス+大口径レンズならば、ボケを得られ、絞りによるコントロールもできます。

 ミラーレス、ミラー付きに限らず、一眼レフを買うのであれば、大口径のレンズを用意すると、コンデジやキットレンズには不可能な、「別次元のボケ」が得られます。キットレンズだけでは、コンデジに毛が生えた程度のボケ味しか得られません。今回は普及型コンデジ(~2万円)との比較でしたが、撮像素子サイズが大きくF値の小さい高級コンデジ(3~5万円)と比べると、ボケ味が劣る可能性もあります。

 しかし、レンズは安価ではありません。カメラ本体を買う前に、あらかじめ、めぼしいレンズに狙いを定めて、予算を確保するのが吉です。例えば、カメラ本体のグレードをひとつ落として、浮いた予算でレンズを買うのもアリかと思います。


応援よろしくお願いします:

2010年4月~11年3月生 ブログランキングへ
関連記事
スポンサーサイト
omocha201612.jpg
↑↑↑画像クリックで、我が家のおもちゃを紹介します!↑↑↑









管理者にだけ表示を許可する





トラックバック
TB*URL







Copyright © 今日のおじさん、なに食べました? (仮). all rights reserved.