今日のおじさん、なに食べました? (仮)

妻の料理と、おじさんの毎日の記録です。ほんのり工学テイスト。

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ドイツ「SIKU SUPER」 トラクターのミニカー、商品一覧比較リスト(1/72スケール)
【今日の夕食】
 今日は、みんな大好き! 妻の手作りギョウーザです。
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Panasonic GX7+LGV12-32mmF3.5-5.6、EFL52mm、F5.3、SS1/200、ISO3200
★米飯

★手作り餃子

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【今日のおじさん】ドイツ「SIKU SUPER」 トラクターのミニカー、商品一覧比較リスト(1/72スケール)
 今回は、ドイツ発のミニカー「SIKU SUPER(ジク・スーパー)」シリーズのトラクターを紹介します。
Here is a production list of SIKU SUPER tractor miniature cars. They are mainly in the scale of 1/72, but can play with SIKU FARMER 1/87 series. We will get a lot of fun from this great tractor collection!


★SIKU・トラクターのミニカーが熱い!!
 最近、たて続けに買ってしまった玩具があります。ドイツのメーカー「Sieper(ジーパー)」社の、「SIKU(ジク)」というミニカーです。そして車種は、「トラクター」限定です。あっという間に、5セットが揃いました(うちトラクター1台は、長男2歳がお年玉で購入したもの)。
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 「トラクター」というと、日本のミニカー(トミカ)では、1~2種類があるだけです。しかし、この「SIKU」では、十種類以上の車種が揃っています。しかも、トラクターの実作業に欠かせない「農機具(Implement、インプリメント)」も、非常にバラエティーに富んでいるのです。単純な運搬用トレーラーだけでなく、耕運機、種まき機、草刈り結束機など、実にさまざまです。
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 SIKUのトラクターは、次の5種類のシリーズから選べます。

◎SIKU SUPER(ジク・スーパー)
 いわゆる「箱スケール」の廉価シリーズ。サイズは、トミカよりも少しだけ大きい感じです。トラクター(AGRICULTUREカテゴリ)のほか、普通の乗用車や、働く車も揃う。トラクターの代表スケールは1/72。(乗用車は1/55。)ただし、基本はフリースケールのため、スケールにばらつきがある可能性があります。単品トラクターは600円程度から。この記事の後半に、商品リストがあります。
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◎SIKU FARMER(ジク・ファーマー) 1:87スケール
 農機を専門に扱う「SIKU FARMER」シリーズは、1/87、1/50、1/32の3種類があります。1/87は、SIKU SUPERよりも少し小ぶりです。しかし、運転席の窓の再現(透明プラスチック製)、ゴムタイヤの装着、細部までの塗装など、SIKU SUPERよりも丁寧で高級感のある仕上がりです。単品トラクターは850円くらい。商品リストは、→こちらの記事
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◎SIKU FARMER(ジク・ファーマー) 1:50スケール
 SIKU FARMERの中間スケール、1/50は、存在感のあるサイズです。ディティールも、かなり凝っています。単品トラクターで3000円弱。
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◎SIKU FARMER(ジク・ファーマー) 1:32スケール
 最大サイズとなる1/32ですが、高価なため、当方は手にしたことがありません。大スケールならではの、ボリューム感と重量感を得られそうです。単品トラクターで5000~6000円くらいします。いつかは手にしたい1台。


◎SIKU CONTROL(ジク・コントロール) 1:32スケール
 最大スケール1/32には、リモコンで操縦できる商品もあります。単品トラクターは25000円から。子供には贅沢すぎる、大人の趣味の商品と言えそうに思えます。



★SIKU SUPERのトラクター商品一覧リスト
 数あるSIKUのトラクターですが、今回は最も手軽な「SIKU SUPER」を紹介します。トラクターは1台だけでなく、たくさん集めると、そして様々な「農機具(インプリメント)」を集めると、楽しみが広がります。SIKU SUPERであれば、1台1台がそれほど高価でない(500円程度~)ので、コレクションをしやすいと思います。(なお、ドイツメーカーではありますが、商品はドイツ製ではなく、中国製が主のようです。製品産地にこだわる方は、ご注意ください。)
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 以下、カテゴリ別に、商品リスト(アマゾン通販へのリンク付き)を紹介します。商品は、以下の範囲(a+b)を基本としました。
a)ボーネルンドのSikuカタログ・2016/2017年版に記載があるもの。
b)SIKUホームページ[1]に記載があるもの。
[1]Sieper: SIKU SUPER
https://www.siku.de/en/sortiment/sikusuper.html


◎トラクター単品
 まずは、スタンダードなトラクターです。7車種があります。いずれのトラクターとも、別売りのトレーラー(農機具)と、自由に組み合わせて遊べます。SIKU FARMER 1/87用も、基本的には問題なく使えるようです(商品によって、制限があるかもしれません)。
・Nr. 0847: Massey Ferguson(マッシー・ファーガソン) 9240
・Nr. 0858: Fendt(フェント) Favorit 926 Vario (ファフォリート)
・Nr. 0859: Deutz-Fahr(ドイツ・ファール) Agrotron 263 (アグロトロン)
・Nr. 1009: John Deere(ジョン・ディア) 7530
・Nr. 1012: New Holland(ニューホランド) T8.390
・Nr. 1029: JCB(ジェーシービー) Fastrac 8310 (ファストラック)
・Nr. 1382: Steyr(シュテイル) CVT6230



 大型トラクターは、2車種あります。一般的なトラクターに対して、運転席が中央よりに位置しています。
・Nr. 1421: Claas(クラース) Xerion 5000 (ゼリオン)
・Nr. 1472: John Deere 9560R


 車輪でなく、クローラー(キャタピラー、無限軌道)タイプのものもあります。
・Nr. 1324: Case IH(ケースIH) Quadtrac 600 (クアドトラック)
・Nr. 1474: John Deere 8360RT


 クラシックタイプのトラクターは、あのメルセデス・ベンツです。
・Nr. 1383: Mercedes-Benz MB-trac 1000



◎フロントローダー付きトラクター
 フロントローダーが付いたタイプです。本体からローダー部の取り外しは、できないようです。基本的な「バケット」タイプが7種類。通常トラクターに対して、Steyrがなく、Claasがあります。
・Nr. 1039: Fendt+バケット
・Nr. 1043: Deutz-Fahr+バケット
・Nr. 1335: Claas(クラース)+バケット
・Nr. 1341: John Deere+バケット
・Nr. 1355: New Holland+バケット
・Nr. 1356: JCB+バケット
・Nr. 1484: Massey Ferguson+バケット



 牧草や木材に特化されたグリッパー(グラバー)を装着したもの。フォークリフトタイプもあります。それぞれ、牧草(丸型ベール;Bale)、木材(丸太)、パレットが付属します。
・Nr. 1379: John Deere+ベールグリッパー
・Nr. 1380: Deutz-Fahr+木材グラバー
・Nr. 1487: New Holland+リフトフォーク



◎トラクター+農機具(トレーラー)
 トラクターは、そもそも、後方の農機具(トレーラー、インプリメント;Implement)を使って作業をするための機械です。すなわち、トラクターは、農機具をセットにしたのが、本来の姿と言えるかもしれません。SIKU SUPERには、積載用トレーラー、牧草刈り取り・結束機、噴霧器など、多数の種類の農機具が存在します。さらに、SIKU FARMERの1/87シリーズも、スケール的な破綻なく取り付けが可能なようです(商品によって、例外があるかもしれません)。こうした農機具は、SIKUトラクターの楽しみを広げるための、「必須アイテム」と言えそうです。
 まずは積載系の農機具、「トレーラー」から。
・Nr. 1632: Deutz-Fahr Agrotron 263 + Krampe ハーフパイプダンプトレーラー
・Nr. 1634: Claas Ares 697ATZ + Fortuna 2車軸4輪チッピングトレーラー
・Nr. 1650: John Deere 7530 + サイレージ(飼料)トレーラー


 同じくトレーラーではありますが、肥料散布、牧草の刈り取り・積載など、特別な用途を持つ農機具です。
・Nr. 1673: Deutz-Fahr Agrotron 263 + Strautmann(シュトラウトマン) 肥料散布トレーラー
・Nr. 1676: Deutz-Fahr Agrotron 263 + Poettinger(ペッティンジャー) BOSS Alpin ローダートラック


 芝刈機、束収機(ベーラー;baler)、噴霧器、灌漑用ホース運搬トレーラーなど。
・Nr. 1672: Steyr CVT6230 + Poettinger 芝刈機
・Nr. 1665: John Deere 7530 + John Deere 990 baler 牧草束収機
・Nr. 1668: New Holland T8.390 + Amazone(アマゾン) 噴霧器(sprayer)
・Nr. 1677: Fendt Favorit 926 Vario + Poettinger 灌漑用ホーストレーラー


 牛、牧草、木材などのパーツがセットになった運搬トレーラー。木材を粉砕するための機械もあります。
・Nr. 1640: Deutz-Fahr Agrotron 263 + 牛運搬トレーラー
・Nr. 1670: Mercedes-Benz MB-trac 1000 + 牧草運搬トレーラー
・Nr. 1645: Fendt Favorit 926 Vario + クレーン付き木材運搬トレーラー
・Nr. 1675: Fendt Favorit 926 Vario + JENZ(イェンツ) 木材粉砕機(wood chipper;ウッドチッパー)



◎農機具(トレーラー)単品
 種類は少ないですが、トレーラーの単品もあります。
・Nr. 1077: Fortuna 2車軸4輪チッピングトレーラー
・Nr. 1473: Johu Deere 990 牧草束収機(ベーラー)




◎トラクター&農機具セット
 ボーネルンドの現在のカタログにはありませんが、トラクターと農機具のセットです。先日、この商品を買いました(→こちらの記事)。なお、アマゾンリンクでは1/87となっていますが、誤りで、正しくはSIKU SUPERのノンスケール(1/72)です。2種のトラクター(Claas、Fendt)と3種のインプリメント(ハーフパイプダンプ、芝刈り積載機、芝刈り束集機)が揃い、組み換え遊びを楽しめて、最初の1点にもオススメ。



 種類が豊富で、集めて楽しい「SIKU」のトラクター・ミニカー。「働く車」が好きな男の子・女の子に、とてもオススメです!


(補足)
 「SIKU SUPER」のトラクター、トレーラーは、「SIKU FARMER 1/87」のトレーラー、トラクターと、一緒に遊ぶことができます。下は、SIKU SUPERのトラクター(1/72スケール)に、SIKU FARMER 1/87のトレーラーを組み合わせたところ。
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 逆に、SIKU FARMER 1/87のトラクターと、SIKU SUPERのトレーラーも組み合わせられます。スケール的に、大きな破綻はありません。
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 さらに強引に、SIKU SUPERのトラクター(1/72)と、SIKU FARMER 1/50を組み合わせてみました。この組み合わせは、商品によってはできない(ジョイントが入らない)場合がありました。
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 多彩な組み換え遊びができるのも、SIKUミニカーの楽しみだと思います。

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トラクター&トレーラーのミニカー~ドイツ「SIKU SUPER」の魅力
【今日の夕食】
 今日は1日雨でした。お蔭で、家でのんびりと過ごすことができました。
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Panasonic GX7+LGV12-32mmF3.5-5.6、EFL32mm、F3.9、SS1/125、ISO3200;EV+0.7
★焼きそば、おかか
 生協パルシステムのやきそばです。手削りの鰹節をかけて、頂きました。

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【今日のおじさん】トラクター&トレーラーのミニカー~ドイツ「SIKU SUPER」の魅力
 ドイツ「SIKU」の、トラクターのミニカーを購入しました。


★ドイツ「SIKU」、トラクターの魅力
 最近、ドイツのメーカーSieper(ジーパー)社のミニカー、「SIKU(ジク)」に興味を持っています。「SIKU」は、1950年に登録された商標で、「SIeper KUnststoffe(ジーパー・クンストシュトッフェ、ジーパー社のプラスチック)」に由来しているようです[1]。長男2歳が、今年のお年玉で買ったのですが、たいへんデキが良いです。「トラクター」という、日本の普通のミニカー(トミカ)では、あまり見かけないカテゴリが、とても充実しています。写真は、「SIKU SUPER」シリーズの、No.1009「John Deere 7530」トラクターと、使い込んだカタログ(ボーネルンド)です。なお、ドイツ起源のメーカーですが、当方所有品はドイツ製ではなく中国製です(ドイツ製にこだわる方には、ドイツらしい大型ミニカー「Bruder」がオススメ。→こちらの記事)。
[1]Sieper:Siku
https://www.siku.de/en/siku.html
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 今回、農作業用「トラクター」の5点セット(SIKU SUPERシリーズ、No.6286 ギフトセット)を追加することにしました。Amazonの「BuySend JP」という業者で、約3000円。UK(イギリス)から、エア便で配送され、1週間ほどで届きました。
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 今回のセットには、トラクター2台と、トレーラー(荷車)3台が入っています。 内容は以下の通り。
・トラクター:CLAAS ARES 697ATZ
・トラクター:Fendt Vario Favorit 926
・トレーラー:Krampe Half-pipe
・トレーラー:形式不明
・トレーラー:Krone Big Pack multicut 12E VBS

 これまで長男が持っていたトラクターと合わせて、3組の「トラクター&トレーラーセット」が完成しました。トラクターとトレーラーの組み合わせは、自由に選べます。写真の組み合わせで、娘6歳、長男2歳、次男0歳、に割り当てました。
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 単品では全長60~70mm程度のミニカーですが、トレーラーを付けると、150mmを超えるビッグサイズになります。見た目、楽しさ、遊びの広がりなどが、大幅にアップするように感じます。これはなかなか、満足感があります。
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★ギミック満載のトレーラー!
 長男2歳は、ハーフパイプのトラクターを選びました。荷台が持ち上がり、後部ハッチが開きます。
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 娘6歳は、CLAASのARESトラクターと、緑色のトレーラーです。メーカー、用途が不明です。形状から察すると、前方の小タイヤ部分で地面から草を取り込んでいくような装置でしょうか。後方ハッチが開閉します。
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 次男0歳に割り当てたのは、FendtのFavorit926トラクター。トレーラーは、KroneのBigPackです。このトラクターは「ベーラー(baler)」と言って、地面に刈り取られた干し草などを、直方体形状に成形する装置のようです。
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 細かいパーツが多いので、次男0歳(8ヶ月)には、まだ早すぎるようです。屋根部分を外したトラクターのみを、与えることにしました。トレーラーは封印、私の管理としました。
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★「SIKU SUPER」トラクターのスケールは1/72!
 SIKUには、ノンスケール(箱スケール)のブリスターパック入り商品(比較的廉価)と、固定スケール(1/87、1/50、1/32)の箱入り商品の、2系列が存在します。ノンスケールのほうは、乗用車が1/55程度、建機等が1/72程度のようです。今回のトラクターについて、確認してみました。具体的には、ホイールベース寸法を、実写とミニカーで比較して、スケールを推定します。結果は以下の通りでした。
トラクター実車寸法ミニカー寸法推定スケール
John Deere 75302680371:72
CLAAS ARES 697ATZ2820391:72
Fendt Vario Favorit 9262830391:72

※寸法はホイールベース[mm]。実車寸法はWEB情報による(非公式サイト)。ミニカー寸法は当方測定、測定器:金定規。


 いずれのトラクターも、スケールは「1/72」で統一されているようです。なお、今回購入したのは「SIKU SUPER」シリーズのトラクターです。SIKUのトラクターには、「SIKU FARMER(ジク・ファーマー)」というシリーズもあります。こちらは最小サイズは「1/87」で、今回よりも小ぶりになりそうです(車種にもよりますが)。しかし、価格は「SIKU SUPER」よりも高価です。コレクター向けアイテム、ということでしょうか?

 なお、今回の3種類のトラクターの実車販売時期は、John Deereが2007-2011年、CLAASが2006年頃、Fendtが1996-2002年と、あまり新しくありません。実車がロングセラーなのか、ミニカーがロングセラーなのか、分かりませんが、トラクターのミニカーは、あまり商品の更新が行われていないのかもしれません。(トミカのように、常に最新車種を求めるニーズがある、とは、あまり思えませんし。)


◎SIKU SUPER のトラクター(推定1/72)
 「SIKU SUPER」のトラクター(ノンスケール;スケールの一例は1/72)は、単品で600円程度、トレーラ付きは1300円程度と、比較的お求めやすい価格です。遊びの幅が広がり、「特別感」のあるトレーラー付きが、オススメです。ボーネルンドの価格が標準的です。ミニカーの場合、販売終了品はプレミアム価格になっている場合があるので、ご注意ください。商品リストは、→こちらの記事


◎SIKU FARMER のトラクター(1/87)
 「SIKU FARMER」の1/87スケールのトラクターは、単品が900円程度と、SIKU SUPERに比べて割高感があります。トレーラ付きだと2500円程度。価格は高くなりますが、そのぶん、しっかりした作りが期待できます。SUPERとの詳細比較、商品リストは、→こちらの記事



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オリンパスRAW現像、グラフィックボードによる高速化の試み~OLYMPUS Viewer 3+nVIDIA GEFORCE GT710
【今日の夕食】
 今日は妻カレーですよ!
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Panasonic GX7+LGV12-32mmF3.5-5.6、EFL44mm、F4.8、SS1/125、ISO3200;EV+0.7
★米飯、カレー
 ハウスカレーです。そのままはもちろん、コスモ食品の「マサラソース」をかけたりしながら、おいしく頂きました。

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【今日のおじさん】オリンパスRAW現像、グラフィックボードによる高速化の試み~OLYMPUS Viewer 3+nVIDIA GEFORCE GT710
 この記事では、オリンパスのRAW現像ソフト「OLYMPUS Viewer 3」で、グラフィックプロセッサーの援用機能を試しています。
In this topic, I tried to use GPU (Graphic Processor Units) for RAW processing. The graphic board is equipped with nVIDIA GEFORCE GPU. OLYMPUS Viewer 3 says that it can apply GPU for RAW processing to get faster processing speed. But actually how fast it will be?


★オリンパスのRAW現像が遅すぎる!
 オリンパスのミラーレス一眼レフ(ノンレフ)で、子供撮りを楽しんでいます。ただし不幸なことに、撮影の技量が不足しています。露出不良(顔が暗い)や構図不良(余白が多い)のリカバリーのために、RAW現像を使う機会があります(→こちらの記事)。
 オリンパスのミラーレス一眼レフには、RAW現像ソフト「OLYMPUS Viewer 3」が付属しています(旧バージョンの場合、webサイト[1]からダウンロード・更新が可能)。ただ、残念ながら、このソフトは、動作がかなり遅いのです。私の使用環境ですと、1枚の現像に、30秒弱かかります。10枚現像すれば、5分です。時間がかかるために、なるべくRAW現像をしたくない、と思ってしまいます。それに、何より、せっかちなので、待ち時間を待っていられない。
[1]オリンパス:ホーム > サポート&ダウンロード > ソフトウェア
http://cs.olympus-imaging.jp/jp/support/cs/soft/index.html

 当方所有PCのCPUが、あまり速くないのが原因かもしれません。CPUは、AMDのELITE・A4-4020(3.20GHz、デュアルコア)を使用しています。何とかして、RAW現像速度を上げれないものか、と思っていたのですが、朗報を得ました。OLYMPUS Viewer 3 の、ver.2.1(2016/11/2リリース)から、「グラフィックプロセッサーを使用した RAW現像処理に対応しました。」というのです[1]。
 GPU(グラフィックプロセッサ)は、多数の演算ユニット(コア)を有していて、並列処理が得意、と聞いた記憶があります。GPUを使えば、それほどパワフルでないCPUでも、RAW現像が早くなるはずだ!、と、期待が膨らむのでした。


★「いちばん安いやつ」を選べ!
 そんなわけで、初めて「グラフィックボード(グラフィックカード、ビデオボード、ビデオカード)」なるものを、購入することにしました。価格は様々で、5000円~10万円まで、ほんとうに「ピンキリ」なのです。高級なボードは、3Dゲームなどを快適に楽しむために、有用なようです。しかし今回の目的は、「RAW現像速度の向上」です。可能な限り出費を減らしたいところです。そこで、予算1万円以下、を設定しました。
 次に、メーカーですが、グラフィックボードのメーカーとしては、ASUS、msi、玄人志向、などがあります。搭載プロセッサとしては、nVIDIAの「GEFORCE(ジーフォース、ジーイーフォース)」、AMDの「RADEON(ラデオン、ラディオン)」が有名なようです。
 また、重要なポイントとして、「ビデオメモリー」があります。OLYMPUS Viewer 3でGPU援用を行うためには、「2GB以上のビデオメモリー搭載」が、必須要件となっています。私の現状のGPUは、AMDのCPU・A4-4020に搭載されているのですが(APUユニット)、ビデオメモリーが2GBに満たないため、使用不可なのです。このため、外付けのグラフィックボードが必要になります。

 予算1万円以下でメモリ2GB以上の条件では、次のプロセッサ搭載のボードが、入手性が良好なようです。
GPUメーカー型式コア数クロックボード価格
nVIDIAGEFORCE GT710192954MHz4,000円
nVIDIAGEFORCE GT730384902MHz7,000円
AMDRADEON R7 240384780MHz8,000円
※ボード価格はビデオメモリ2GB搭載した商品の、アマゾンの代表価格。2017年5月時点、税込。1000円単位丸め。
 
 CPUとの統一感から、できればAMDが良かったのですが、今回は「一番安いやつ」で試してみる、ということで、「GT710」を選ぶことにしました。以下3点を候補としました。いずれも、搭載メモリーは2GBです。
・msi:GT710 2GD3H LP … 4300円
・ASUS:710-2-SL-BRK … 4700円
・玄人志向:GF-GT710-E2GB/LP …4200円


 スペック上、注意したのは「コア数」です。現状CPUの3.2GHz・2コアに対して、クロックはいずれも劣るのですが、コア数は大幅に勝ります。並列演算では、コア数×クロック数で、総演算量が決まるはずです。具体的に計算すると、3.2GHz×2コア=6.4GHz。GT710ならば0.95GHz×192コア=182GHzとなります。すなわち、最も安価なGT710でも、単位時間あたりの演算量は、約30倍になると期待できます。


★これがウワサの「GEFORCE」だ!
 マザーボードとの統一という点では、msiが魅力的だったのですが、やはり「一番安い」ということで、玄人志向を選定しました。唯一、冷却ファンが付いていて、動作が安定しそう、というのも選定ポイントではあります。そして、購入した現品が下の写真。
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 中身です。ハダカの電子部品が多数並んでいて、カッコウイイですね。PCIボードを購入するのは、約15年ぶりです。PCIボードは、比較的気軽に取り付けるて、「拡張」という達成感を得られるのが嬉しいです。
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 スロットは「PCI Express」という規格です。青いスロットがPCI Expressスロットで、2つあるようです。マザーボード型式は「A78M-S01」。msi製の、マウスコンピューター向けカスタム仕様のようです(ネット情報より)。
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 無事に、取付が完了しました。端子側の、ねじが付属していなかったので、手持ち品で代用しました。なかなか、悪くない感じです。
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 グラフィックボードには、ディスプレイ端子が付いています。ボードを挿して電源を入れると、自動的にグラフィックボード側のディスプレイ端子に切り替わるようで、古いほうのディスプレイ端子からは、信号が出力されなくなるようです。また、これまで、AMDのグラフィック(APU内蔵)を使っていましたが、新しいボードはnVIDIAになります。ドライバの変更(入れ替え)が、少々不安だったのですが、付属CDからnVIDIAのドライバーをインストールするだけで、正常に使えるようになりました。

 そして、OLYUPUS Viwerの設定です。ツール→オプションと開き、項目「グラフィックプロセッサー」を選びます。「グラフィックプロセッサー(GPU)を使用する」にチェックを入れて、グラフィックプロセッサー「GeForce GT710 (2048MB)」を選択します。OKを押してしばらく待てば、GPU援用の準備が完了したはずです!!
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★RAW現像は早くなったか?
 GPU援用の適用前後で、RAW現像の速度を比較します。私のPC環境は、以下の通りです。
・CPU(APU):AMD A4-4020、3.20GHz、デュアルコア
・メモリー:4.0GB
・グラフィック:
 1)変更前:A4-4020搭載 AMD RADEON HD 7480D
 2)変更後:nVIDIA GEFORCE GT710 2GB
・OS:Windows 8.1 64bit


 では、始めます。まず、グラフィックボードの搭載前。GPU援用なし。5枚のRAW現像を行ったときの、総所要時間は2分13秒=133秒でした。1枚あたり、約27秒となります。
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 次に、グラフィックボード搭載後。GPU援用なし。所要時間は3分10秒=190秒。1枚あたり38秒と、あれ、悪化している?
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 もう一度試すと、134秒となり、グラフィックボード搭載前と同様でした(27秒/枚)。裏プロセスの影響でしょうか…。
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 そして、いよいよGPU援用オンの結果です! 所要時間3分42秒=222秒、44秒/枚。なんと、これまでで最悪の結果です!
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 もう一度試すと、141秒となりました。28秒/枚は、GPU援用なしと同様です。
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 さらにもう一度試しましたが、137秒、28秒/枚でした。
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 結論。今回試した環境では、GPUを使っても、RAW現像の速度は一切向上しません。
 こういうの、なんていうか、ボク知ってるよ。「安モノ買いの銭失い」って言うんだよね~。


★CPU買い替えが良いかも。
 なぜか。いくつかの原因が考えられます。
a)OLYMPUS ViewerのRAW現像では、CPUによる演算が中心で、GPU演算が必要な部分は限定されている。
b)今回のGPUのパワーやメモリーが貧弱で、十分な効果が得られない。

 OLYMPUS Viewerのグラフィックプロセッサーの設定画面には、「PCの状態によっては、GPUを使わない場合があります。」とあります。もしかすると、GPUを積極的にバリバリ使っていく、という設計思想にはなっていないのかもしれません。高額のGPUを購入しても、「抜群の効果」は期待できないかも、というのが、当方の抱いた印象です。

 それでももう一段上のグラフィックカード、となると、2万円程度を見たほうが良さそうです。一例として、
・AMD RADEON RX470 +4GBメモリー
・nVIDIA GEFORCE GTX1050Ti +4GBメモリー


 ここまで高額になると、「お試し」には出費が大きすぎます。それならば、CPU(APU)換装のほうが現実的で、メリット大かもしれません。RAW現像以外にも効果があることですし。当方PCのマザーボード「A78M-S01」に対応しそうなCPU(APU)を、同等品と思われる「A78M-E3」情報[2]より推定しました。予算1万円で、クアッドコアのものを選びました。
・A10-7850K :3.7GHz×4コア
・A8-7670K  :3.6GHz×4コア
・A8-7600   :3.1GHz×4コア
[2]msi:Support For A78M-E3
https://jp.msi.com/Motherboard/support/A78M-E35.html#support-cpu


 しかし、自作PCの経験がないので、CPU交換は、少し敷居が高い気がします。きちんと勉強しておかないと、痛い目を見そうです。


(補足)
 もう一台のPC、CPU:intel i7 2670QM(2.2GHz、クアッドコア)+GPU援用なしで試したところ、5枚のRAW現像の所要時間は約90秒、1枚あたり18秒という、良好な結果でした。上で試したPC(3.2GHz、デュアルコア)の約1.5倍です。2.2GHz×4=8.8GHz、3.2GHz×2=6.4GHzで、比は8.8÷6.4=1.4倍ですので、なるほど単位時間あたり計算量に比例しそうです。CPU交換によって、かなりの効果が期待できそうではあります。


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